2016年8月20日土曜日

81日目:洗車倶楽部

「こうやって磨けば光るんだよ」
「おぉ~、すげ~!」
「でしょ、光らない物はないって」
「なるほど~」

終わり際、ステンレスのマフラーカバーをシコシコしている、噂のバジェさんの友達。


「いつでも洗車にきていいからね~」

って言われたから、愛車のEXIGAと共にバジェさんへ。

バジェさんで洗車。

響きがかなりおかしい・・・
普通、レンタカーのバジェさんでしょ。
それが、洗車をする為だけの目的でバジェさんへ。


とりあえず、洗車機で雑把な汚れを落とす。

「ボンネットの水垢、取れそう?」
「かなりだね。ま、光らない物はないから」
「自分でハードルを上げたね?」
「上げたね~」

(取れるの?)
愛車と言えど、水垢に悩まされたから、取れるんだったら学びたい。

「まずは粘土で鉄粉とるよ」
「粘土?」
「お子様が使う粘土と違いますよ~」
「ほぉ~。どうなればOKなの?」
「触った感覚」
「触った感覚?」
指先で車を触る。
「違うよ。手のひらでボディを触るんだよ。感覚は指先より繊細だから」
「へ~」

「マジだ!粘土使ったらスベスベになってる!」
「でしょ」
「粘土すげー!」


こうして洗車倶楽部の活動が始まっていく。

「たまに水をかけながら優しく」
「はーい」
「ボディは乾かさないように」
「はーい」

粘土で鉄粉を取り、バジェさんはコンパウンドを付けたポリッシャーで磨いていく。

「おぉぉ!すげー」
ポリッシャーが通った波状路はガチで綺麗だった。

「下地が大事なんよ。ほら女の人が化粧するような」
「いや、うちの妻、そんなに化粧しないからよくわからん。そっちは?」
「うちもあんまりしないね」
「うん~、だったら車が女性って感じで優しく磨けばいい?」
「だね。女性だよ」

書けない下ネタを交えながら洗車倶楽部の活動は続く。

コンパウンドで磨き終え、下地処理に入っていく。

そこで必須アイテムがこれ。

ティタティタン♪
ブリリアントシャインディテイラー

名前からして豪華絢爛。
今、アマゾンで確認したら3,000円以下。

今まで使ってたソフト99シリーズが嘘の様。
これがまたすごい勢いで輝かせていく。
そして水弾きがすげーの。

そして最後にコーティング剤「KeePer」。

「ほらスタンドとかで見かけるKeePer」
「あー、見たことある。あれってこれなんだ?」
「そう、ウェスにワンプッシュ、濡れたボディにワンプッシュして拭き取って行くの。」
「なるほど」
「で、最後に乾いたところにもKeePerして、乾拭きでっと」
「すっげー!マジですげー!」
「でしょ」


鱗ばかりの愛車のボンネットが、とぅるんトゥルンのすっべすべのボディへと変わる。

洗車前がコレ。ボンネットの蛍光灯を見ててください。

洗車後がコレ。蛍光灯に注目。
なんでカメラを立てるんかい!
ってのは置いといて。
ほら、蛍光灯の反射がシャープになってる。

最も分かり易いのがコレ。
右側が洗車後。左側は粘土で撫でただけ。
通販かよ!
とツッコミたくなるぐらい、鏡面仕上げに差が出る。
かなりのシャープ。

こんなんやったことない。
これがプロの技だよ。

私、今日だけで「すげー!」を何回言ったことか・・・


ラストに磨いてもらったマフラーカバー。

これが、

こうなる。

「光らない物は無い。あるのはどれだけ愛情を捧げられるだけ」
バジェさん、それはプロのセリフだ。
マジですげーよ。

バジェさん、ありがとう。
今度は、助手席のドアをお願いします。

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