2016年9月30日金曜日

122日目:臭い玉

知ってる?
臭い玉。

妻は調べるまで、「臭い玉」の存在自体を知らなかった。

ほら、たまに歯磨きしてもなんか口臭がするような~。
してる人~。
いるでしょ。

どぶ臭ぇ。

みたいな人。
近くにいない?

それは、どれだけ歯磨きしても臭いは取れない。
どれだけ、歯周病対策をしても取れない。

原因はこいつ。

臭い玉。


正式名称は「膿栓」。

こいつの正体は白血球の死骸と細菌の塊。
歯周病菌や大腸菌などの細菌が、数億個も集まったもの。

扁桃腺の表面には腺窩(せんか)、陰窩(いんか)と呼ばれる小さな穴があって、その2つの穴から常に免疫物質を出しているの。
喉に付着する細菌を退治してくれるの。
死骸が扁桃腺の隙間にどんどん溜まるのが原因の1つであって、免疫機能が働いているからこそ臭い玉ができるので、病気ではないの。

ここ2週間、私自身の嗅覚で気づいてた。

自分がどぶ臭ぇ。

いつもと違う臭いに敏感。
というか、匂いフェチだから。

これが、4日前、歯磨きをしていたら、
うげぇ~。

口の中から7mmサイズの卵みたいなのが出てきた。

出たというか、生み出された。
その瞬間、臭いのなんの。

あぁ、臭い玉だぁ。
数十年ぶりに見た。

そして昨日。
また出た。
歯磨きで舌の裏磨いてたら、うぐぇ~。
5mmサイズの卵。

ピッコロ大魔王だと思った。


原因はなんとなく分かる。

歯周病は持っていない。
これは、上下逆さ絵先生である歯科医のお墨付き。

だとしたら・・・
腸炎の延長。
まだ治ってないけど。
更にヤクルト400を飲みだして2週間。

多分、体質改善されている。
体に不要な物を外に、外に出している。
と、思いたい。


昨晩生み出してから、今朝。

どぶ臭さが消えた。

でも、扁桃腺が何となく痛い。
無理して生み出されたからだろうか。

膿栓をとる方法はネットにあるし、安全なのは耳鼻咽喉科で取ってもらえる。

口臭って、自分では気づかない。

家族がいるなら、確認してもらった方がいい。
臭いなら臭いとはっきり言ってもらった方がいい。

家族に迷惑をかけるより、他人に迷惑をかけるなんて御免被りたいから。

特に、臭いに敏感な人多いでしょ。
少なくとも、私は匂いフェチだからかなり鋭い。

2016年9月29日木曜日

121日目:face to 玄関

ヒトコトワド(「一言ワード」の略)。

玄関が綺麗な状態を褒めたら誰でも喜びます。

特に思い入れのある物とか指し示すと大いに。
心理学を少しでも勉強してれば、大体の配置で分かるはずです。
どれが一番大事なのか。
どれを一番見せたいのか。
どれに気付いてほしいのか。
そこに気付くか気づかないかで、自分の性格が出ます。


契約を頂きにお客さん宅へ。
今年70歳の元気なおじ様。


玄関を入った瞬間。

「マンドリン?ですか?」

玄関にマンドリンが飾ってあった。
初めて来た家なのに、マンドリンで思わず声が出てしまった。
初マンドリン。

マンドリンに限らず、ヴァイオリン、クラシックギター、三角形バラライカも。

「マギ」の魔法みたいな名前のバラライカ。
三角形バラライカなんて名前、初めて聞いたし、初めて見たよ。
ボディーは三角形、3本弦という一風変わった楽器。
ロシアの民族楽器だと言う。

おじ様のハートに火をつけてしまった。


おじ様。
若き頃、プロのミュージシャンだったらしい。

美空ひばりさんや、いしだあゆみさん、水前寺清子さんら、当時、歌謡曲全盛期のバックバンドを任されていた。
と。
武道館でも演奏した。
と。
同期の70代のおじ様が、今でもテレビで歌謡ショーなどのバックバンドをやっている。
と。
ギターやら置き場がなくて困っている。
と。
今でも週に2、3回家で弾き語る。
と。

私のハートにも火が付いた。


すげー。

マジもんだぁ。

ボケるボケるって自分で言ってても、この人ボケないよ~。

どんだけ指を動かせるんだよ~。


仕事はさておき、語る事2時間。

ありがたく、
当時、スタジオでレコーディングしたレコード達をを、自分でスマホにダウンロードし、おじ様専用のミュージックフォルダーを聞かせてもらった。

ザ・昭和。
ザ・歌謡曲。

「ここのパートが私です」

ポカーン・・・
すげー・・・

完全に長居してしまった。


「よく楽器に気付きましたね。数年来気づかれなかったのに」

トーシロ営業の私でも気づくから。

こう、
「これが私の生きた証だ」
という逸品を玄関に飾られると、どうしても気になって言葉に出る。
そう思わせる何かを感じてしまう。

玄関は、家の、主家の顔なんだな。
と、思った今日の訪問。

素敵な出会いでした。

2016年9月28日水曜日

120日目:今時に手信号 ~見たことないよ!~

桜の苗が
大きく育つ頃

僕らはみんな
大人になるって言った

あの人 今頃は
どこでどうして いるのかな?

風のうわさでは 扉の向こう
いると聞いた

サクラ咲くよ
サクラ咲くよ サクラ

サクラ舞うよ
サクラ舞うよ サクラ

サクラ散るよ
サクラ散るよ サクラ

サクラ咲くよ
サクラ咲くよ サクラ


朝から無理やりテンションを上げようと、季節柄でもなく、「ザ・コブラツイスターズ」の『サクラサク』を熱唱しながら通勤。

会社目前。
県庁前。

信号機が消えていた。

警察官が手信号をしている。
初めて見たよ。
こんな光景は「ALWAYS 三丁目の夕日」以来かもしれない。
いや、あれにも出てたか危うい。


手信号を出している警察官は色白。
あまり外勤してない様子。
見慣れない手つき。
車、並んでますよ。

手信号ねぇ。
確か、自動車学校で勉強した・・・
記憶は・・・
ある・・・
ような・・・

曖昧。


こちらを向いて両腕を上に上げるサイン、
「ピーーーーーー!」
警察官の笛が鳴る。

なんだそれーーーー?
何のサインだーーーー?

全く記憶にない。

えいやー。
右折してみた。

背後から、
「ピーーーーーー!」
信号の色が変わる笛の音。


出社後調べてみた。
こちらを向いて両腕を上に上げるサイン。

信号機で言う、
「警察官の向いている、または背後は『赤信号』」
だそうな。

私、右折レーンに並んでいたから突っ込んだ。
突っ込んだらダメだったらしい。
赤信号で突っ込んだようなもの。

背後から、
「ピーーーーーー!」
信号の色が変わる笛の音。
だと思ったけど、調べたら多分違う。

やってしまった・・・
あの笛の音は私を捕獲する笛だったんだろうな・・・

無知とは怖い・・・

けど、もうちょっと愛想よく手信号出してもよくない?
なんか型に嵌りすぎてて、初めて見た人は戸惑うって。
全然わかんないって。
実際、並んでいたのは分からないから。だと思う。
アレを都会でしてみて。
DJポリスでも呼ばない限り、無秩序状態だって。
手信号の認知度は低いよ。

こう、以前日記に書いたような、威勢の良いガードマンみたいに、型に嵌らず態度に出して、表情を持って、背中で語って誘導して欲しい。

未曾有の事態。
渦中の言行動。

要注意だと思う。

2016年9月27日火曜日

119日目:見てられない

やっぱりUNAKO謝った。

それにしても、話題的にはいいんじゃないの。

一夜にして一小規模な町が全国区なんだから。


ってかさぁ、今から呪いの言葉唱えます。

フィルタを掛けたい人はどうぞ。


リア充は駆逐してやる。
リア充は駆逐してやる。
リア充は駆逐してやる。
リア充は駆逐してやる。
リア充は駆逐してやる。
リア充は駆逐してやる。
リア充は駆逐してやる。
リア充は駆逐してやる。
リア充は駆逐してやる。
リア充は駆逐してやる。


はぁはぁはぁはぁ。


いや、仕事から帰ってくるときに高校生が、まだ1年生ぐらいの高校生の男女ががっちり手を繋いで歩いて帰ってるのを見た。

その初々しさに・・・
リア充は駆逐してやりたい気になった。

手を繋ぐなら、握手ではなくて紡ぎあうように。
でしょ。


ってか、クロ歴史なんだけど、手を繋いで歩いて帰ったことない。

ない。

ない。

なーい!

あぁ、そう。

嫉妬だよ。
嫉妬。

なんか腹立つ。


でもなぁ、妻の作ったおでんのだし汁で作った、今日の雑炊は最高だった。

あぁ、雑炊食いながら駆逐したい。

今、日記を書いている最中、日記を妻に見られた。

あぁ、腹が立つ。

オチを覗くなんて酷い。
久しぶりの厨二病。


ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
エレン・イェーグァーーーーー!

2016年9月26日月曜日

118日目:UNAKO

「養って」

見ちゃったよ。
噂の志布志のふるさと納税PR動画。

是非、見て。

「UNAKO」


児童ポルノに見えると言えば見えるし、見えないと言えば見えないし。

ニュースを知っていたからこそ、「あぁ~、ね~」とは見られたけど。
知らずに見たら、この年でも親と一緒に見たくないレベル。
子供にもあまり見せたくない。
勘違いするって。
ポルノ。
それか、ホラー。

フラフープ.
ローションで「綺麗な水」が取れないとかけっこう逝ってる。

炎上必至でしょう。

でも、このブラックセンスは好き。


よく考えたなぁ。
よくストップ出さなかったなぁ。
炎上覚悟で出した行政が凄い。

でも、誰が考えたんだろう。
やっぱり行政の方だろうか。

せめて、男の子で「UNAO」だったらここまで炎上しなかっただろうに。
炎上しないと面白くないってケースもあるのなかぁ。

スクール水着でローションとか児童ポルノだなぁ。
ウナギカラーだからスク水を採用なんだろうか。


ふるさと納税が話題なのは分かる。
特典で「UNAKO」を入手したいかと言われれば、かなり複雑。

ラストシーン。
うなぎが飛んできたのは笑ったけど、

「さようなら」

ジューシーに焼かれる「UNAKO」。

複雑且つ絶望的な感情が混沌。

「うなこーーーーー!!!」
思わず、叫びたくなった。

2016年9月25日日曜日

117日目:おでん

おでん種で一番好きなものはなんですか?

私は、大根と牛筋かなぁ。


朝夕が冷えてきて温かい鍋物類を食べたくなる今日この頃。

秋。

大食欲の。

昨晩から「おでん」始めました。


おでん種。
大根、牛筋、はんぺん、こんにゃく、ちくわ、油揚げ、揚げ豆腐、餅巾着、卵。

だし。
「あご入り兵四郎だし」×3パック。
「兵四郎 えろーうもおてごめんつゆ」大口2さじ。

だしはもらい物。
こんな高級品は買えません。

下準備。
まずは、大根とこんにゃくを水煮。
卵はゆで卵へ。
油物類は油抜き。

下準備が終わったら、だしの中に大根、こんにゃく、ゆで卵から煮ていく。
一煮立ちしたら火からおろして、味を染み込ませる。

冷めたらもう一度、火入れ。
繰り返して大根、こんにゃく、ゆで卵にしっかり味をつける。

味が染み込んでから油物を投入。
ちくわもここで入れる。
先にちくわをいれるとちくわの味しかしなくなるから、練り物は後。

煮立ったら最後。
はんぺんを投入。

更に煮立てる。

はんぺんが膨れ上がったら完成。

ここまでくるのに半日かかる。


こんなに入れ込んでも、味が染みていなかった。

2日目の本日。

芳醇なあごだしの香り。
フワプルなはんぺん。
だしを十分に染み込んだおでん種達の共演。


焼酎のお湯割りと共におでんいかがですか。
まだお湯割りなんて飲めないけど・・・

うまい!

2016年9月24日土曜日

116日目:届いたランドセル

私の小学生の時のランドセル。
当時の金額で1万そこらだったらしい。

だからなのだろう。
すぐにぼろくなった。
すぐに型崩れした。
合皮なんてものではない。
ビニールだ。


来年、ムスメが小学生へ入学する為ランドセルの話題になった時に聞いた初耳の話。
この話を聞いたのは5月中旬。
親父から直接聞いた。

うまく納得できたのは当時使用していたから。
劣等感の塊のランドセル。

アイロンの火で表面が融けるわ、染みは残るわ。
黒だよ。
黒なのに染みが残るって何?

ランドセルコンプレックス。

ランドセル自体が1万そこらで売っていた、どこで入手できたのかにも疑問点が多すぎる。

この話はクロ歴史。


ムスメにはそういう思いはさせまいと4月中旬から動き始めた。

噂では秋には人気のあるランドセルは売り切れて、入手不可だと聞いていた。
それから、泣く泣く本命ではないランドセルを購入すると話を聞いた。

何事も初動のスピード感重視な私。

今は「セイバン」の時代。
6年間しっかりもつ。
20歳になった時にランドセルで、カードホルダーや写真立て等のリメイクが出来る。
と、ネットで専らの評判。

勿論、「鹿児島 ランドセル」でも検索。
2chでも検索。
それでも「セイバン」有利な話。

取りかかったのは「セイバン」のパンフレット取り寄せ。

すぐに届いたパンフレット。

入っていたのは、生地着きのパンフレット。
生地の丈夫さを確認する為に、爪で掻く。
生半可な力では傷がつかなかった。
凄く頑丈。しかも自動修復機能つきか・・・

その中でムスメの目を引いた物が、普通の赤のガチャガチャしないランドセル。
赤だと思いきや「カーマインレッド」。
クラスは「ロイヤル」。
ミスチルだったら好きだろうな的な、大人向けの限定ランドセル。

高い・・・
値段が私の6倍以上・・・


「モデルロイヤル・レジオ カーマインレッド」。
あれから約3ヶ月の本日、やっと届いた。

御開帳。

綺麗。
耽美。
気品。
尊厳。

伊達ではない。
大人が見て「すげー」と言わざるを得ない出来。

自慢できる一品だった。

限定品だから同じ物とは滅多にお目にかかれない代物。

「同じランドセルからってる人がいたら、直ぐにお友達になれるかもね♪」

期待を膨らませるムスメの言葉。

それ以上の感謝の言葉いらないよ。
私も来年が楽しみだ。

2016年9月23日金曜日

115日目:ワイワイワールド

ムスメの「始まりの挨拶」で開幕し、私の「万歳三唱」で閉幕した運動会。
それ以来、妻がムスメを迎えに行くと、先生達や親御様から羨望というか希望というか、なんとも言えないウルウルの眼差しを浴びるらしい。

「超」が付くほど、良すぎた。
子供も褒めつつ、先生達に希望を与えた。
そんな挨拶だった。
「らしい」。

客観的意見が怖すぎる!
みんなが思ってるより、私はそんなに出来る子じゃない!


その運動会でムスメの2歳下の子供たちがお遊戯してた。
音楽は「Dr.スランプ アラレちゃん」の主題歌、

「ワイワイワールド」

懐かしくない?

今のムスメと同じ5歳ぐらいの時。
「ドラゴンボール」と同じか少し前ぐらい。
ちょっと私より世代的には少し上だと思うけど見てた。

この「ワイワイワールド」に今、ムスメが度はマリしている。

you tubeでかなり見てる。
見ながら歌って踊ってる。
見なくても歌って踊ってる。
どっちでも毎日。
毎日・・・

まどマギのキュウベェもきっと言うはず。

「もう、訳がわからないよ」


歯ブラシを加えて、

「キーーーーーーーーン!」

って、してたから、激しく怒った。
こけたら歯磨きが刺さるから。

アラレちゃんは機械だから修理可能だけど、ムスメは人間で歯ブラシが貫通しないこともないから。

凹んでるかと思えば、歯磨きの後はアラレちゃんの帽子とメガネを作り始めてた。

私の怒りは届かず、アラレちゃんへの執着心の方が強い。

骨の髄まで「ワイワイワールド」なんだろう。


アラレちゃんの帽子って、羽みたいなのついてるでしょ。
綺麗に紙を羽状にカットして、マジックテープで帽子にくっつけてる。
びっくりでけっこう上手い。

あと、メガネ。
器用に紙を切り抜いて、ゴムひもをつけて・・・
紙のメガネがゴムの弾性に負けて壊れた。

仕方がないから、私のめがねをあげた。
レンズ抜きの伊達メガネ。


なんで今、アラレちゃんなの?

モモクロさんを筆頭に、GUのCMもアラレちゃんのコスプレ。ピンク色のう○ちも映ってる。
ムスメもアラレちゃんになりたいという。

なんでアラレちゃん?

いや、コスプレなんて誰でもいいんだけど、なんで今アラレちゃん?
もしかして、私の知らない所で、「新ゴジ」ならぬ「新アラレちゃん」とかやってるの?


あ、今年の4月8日で35周年らしい。
調べたらWikiに載ってた。

だからかぁ。

私と同年齢、誕生日がニアミスすぎるのに笑ってしまった。
さすが「Dr.スランプ アラレちゃん」です。

2016年9月22日木曜日

114日目:シャボン玉割

Bリーグ開幕おめでとう。
バスケはあまりよく分からないけど、ってか、スラムダンクしか分からないし、球技で一番苦手なのがバスケだから敬遠したいけど、妻ががっちり見てる。

LEDの床の上でプレーとか技術的に凄い。
しか分からない。

後は普通に「おぉ!」としか言えない。
それぐらいしか分からない。

プレー開始時のアナウンサーの
「今、キックオフです」
のアナウンス。
「へぇ~、バスケもキックオフって言うんだ」
「いや、言わないから」
本当はなんて言うんだろう。

SUBARUのインプレッサのCM。
ドリカムの、「ねぇ、どうして~」でCMが終わるのも気になる。
続きがないと本当に「ねぇ、どうして~」って気になる。


そういう実況は置いといて。

午前中、愛刀「洞爺湖」を振り回す。

愛刀「洞爺湖」。
中学時代、手作りした木刀。
今では、泥棒対策の武器。
「洞爺湖」の名入れをし、坂田銀時のコスプレ時にのみ通常使用する。


ムスメのいつもなしゃぼん玉が始まった。
BABY METALのBGMをバックにボーっと眺める。

暇だ~。

「パパ~、悪者になって割ってよ~♪」
「あぁ、いいよ」

普通に手で割るのも飽きた。

だから・・・
一振りの「洞爺湖」を封印から解放し腰に刺す。

まずは、両手持ち面切りから試す。

洞爺湖は軽いな。

「もっとシャボン玉だしてくれ~」
「いいよー!」

シャボン玉を作る道具の変更に掛かるムスメ。

それは、大量製造できる代物。

「をぉぉーりゃーーーー!!」

ムスメの回転乱舞が始まる。

舞い躍る大量のシャボン玉。

ひたすら向かってくるシャボン玉を、上段、下段、斜め袈裟、横。
柔軟に斬って行く。

これ、意外と難しいんだよ。
的確に当てる事は勿論。
木刀のスピードが遅いとシャボン玉が風圧で避ける。
早すぎると、分裂して追いかける羽目になる。

妻と交代。
当たらない。
優しくつつくと割れるが、シャボン玉の量が多い。
最終的に体がついていかなくなる。


汗だくで第3クオーターで終え、最終第4クオーター。
ムスメの回転乱舞は衰える事を知らない。

耐え切れず、方手持ちに変更。
棒状のシャボン玉製造機を脇差とし、二刀流で構える。

シャボン玉の嵐。
割っても割っても襲ってくる。

死を司ったゾンビ集団。
ムスメはその頂点。
ネクロマンサー。
もしくは、オーバーロード。

悪者は私ではなく、ムスメではないか。

ネクロ目・・・

「ぬぉぉぉぉーーー!!!ソードスキル!スターバーストストリーム!」
「パパのスキル!!」


がむしゃらで振り続けた、1時間弱。

軽かった「洞爺湖」が重い。
汗も止まらない。

ムスメも満足の様で汗だく。

近所の人、数人に見られた。

恥ずかしくなんかない。

こんな誰も居ないところで、「洞爺湖」を振り回せるなんて幸せだ。
ストレスも一緒に割ってやったよ。

2016年9月21日水曜日

113日目:故意な爪痕の残し方

昨日、お客様回りしてたんです。
最近、事務所にほとんど顔をだしていない。
忘れられてないよね。


今朝、久しぶりに事務所に来た。

空気がヤバイ。

なんていうか、台風。

ほんと、台風16号の事故対応に追われている。

特に台風が上陸した大隅半島。

台風の過ぎ去り際、吹き返しでかなりの損害が出ているらしい。
それを受付中。

ガレージのシャッターが飛んできて車が半損とか。
鶏舎の屋根がぶっ飛んだとか。

キョトンとしながら上司達の話を聞く。

『屋外に設置している冷蔵コンテナが横転して、それを動かすのにクレーンを使った。元に戻すために使ったクレーン代金は保険金対象なのか?』

10時25分。
保険会社に確認中。


取り敢えず、契約内容を黙って確認。
こういう時ほど、黙って事例を聞いておく。
そして、黙って妄想。

コンテナだから設備什器。
冷蔵庫が壊れていたら保険金対象。
保険金が支払われれば、最大100万の臨時費用で出る。
クレーン代が100万しなければいいけど。

無い知識をフル回転させて、黙って悪知恵を妄想。
ってことは、横転して損害割合が大したことなかった、ボコボコに壊す。私なら。
クレーン代の為に、コンテナをクレーンで吊るして落とす。
無理やり全損させる。
そして、新品のコンテナを買う。
クレーン代も払ってもらう。


13時30分。
保険会社から連絡有。
冷蔵庫が壊れているかどうかが第一の判定基準。
らしい。

だったら吊るして全損させるなぁ。

パイプ椅子とか、ゴングとか、そこらへんにある物を凶器にして使うなぁ。
それは生ぬるいか。

それ以上の反則技。
その後で、ガチでクビを締められたりして。

「ロープ!ロープ!」

レフェリーもリングアウトして傍観しちゃうね。

2016年9月20日火曜日

112日目:リアル「ツイスター」

昨夜の台風、大丈夫だった?

うちはまぁ大丈夫だった方。
ただ、近所に生えている竹の葉が道路に散乱しまくっている。

そして、睡眠不足。
寝たのは午前4時。
久しぶりの台風直撃だったし、うちの雨戸にはシャッター類がついていない。
いつ窓が割れるんだろうかドキドキの興奮で眠れなった。

一応、懐中電灯だけは準備して。


最近の家って、シャッターの標準装備をしてい無い家が多い気がする。
うちもシャッターの標準装備はしていない。

風速60m/秒までは耐えられる。
窓が歪んで、突風の衝撃をいなしてくれる。
物が当たっても衝撃をガラス全体でいなしてくれる。

らしい。

そうは言われても、最大瞬間風速60m/秒とか、今回みたいな大物がくると怖くて眠れない。
一応、外は何も飛ばないように養生とかはするんだけど、物ってどこからともなく飛んできたりするから。

テレビをつけっぱなしにして、台風の経過をひたすら見る。
竜巻警報は何回出たんだろう。
その度に肝に銘じる。

(靴の準備良し。いざとなればカーテンで保護)

突風で換気口が唸る。
窓が振動していた。
実際に触ってみたけど、本当に歪んでいる。
ってか、こういう時に窓に近づいたらダメです。


0時半過ぎだったかな。
ちょうど、大隅半島に上陸してから1時間後ぐらい。

鼓膜が気圧差で揺さぶられる様な感覚。
危険を感じて窓から離れる。
怯えながらテレビに見入る。

突然鳴り出す携帯の災害警報。

(!!!!!!こわっ!!!!)

あの音。
どうにかならないかなぁ。

心臓に悪いっていうか、家中の携帯3台がまとめて一声に鳴り出すから、ほんとに怖い。
携帯に煽られる感じ。

ただの台風速報番組が、
リアルな効果音付きの、ハリウッド映画「ツイスター」を見てる感じ。


そうして、吹き返しだろうと思った4時。
もうギブアップと思って寝たのが4時。

それから、起きたのが6時過ぎ。

本日、またもや私の顔は、顔面蒼白のギョロ目。

やっぱりシャッターを付けた方が、よく眠れそうな・・・

2016年9月19日月曜日

111日目:スポっ

たまに食べなくなるアイス。

昨夜のBBQで妻の後輩が持って来てた。
ナイス、後輩。

バニラもなかとりんごシャーベットの棒アイス。

たまにバニラもなかとか食べたくなる。
しかも『ラクトアイス』ではなくて『アイスクリーム』だったから。


「あ、バニラ~♪」
ムスメに取られた。

口が肥えてるのか。

妻もバニラ。
「中に練乳が入っておいしいよ」

そんなこと言われても、バニラもなかの在庫なし。

仕方がないから、りんごのシャーベットの棒アイス。


ちょっと二日酔いだったから妥協して御開帳。

りんごの甘酸っぱい香りが、喉を鳴らす。
二日酔いにはフルーツが最高。

棒を引っ張って・・・

スポっ。

「うそん」
声に出てしまった。

棒だけが抜けた。
カチカチのシャーベットは袋の中。

(商品名かわるやん)

適当にツッコミ、見てみぬフリして刺さってたアイスの穴に棒を刺し直す。
袋を絞るようにしてゆっくりとアイスを出す。
そして、大きくがぶりつく。


うんめぇ。

味わって食べたかったけど、また棒が抜けるんじゃないかと思い慌てて食べた。

在庫2本。

また抜けるかと思うと、思い出し笑いしてしまう。
なかなか抜けないでしょ。

2016年9月18日日曜日

110日目:BBQからの桃鉄

今、桃鉄。
家族対抗桃鉄。

やっぱたのしいね桃鉄。


15時。
私は昼寝をしてた。

『ピンポーン」』

(は!だった)

それで目が覚めた。
焦った。

そこから火を起こして、4家族でBBQ。

必殺『サーキュレータ』

うちわ不要。
適当に種火をつけたらサーキュレーターにお任せ。
これが楽。
勝手に火がつくから。


BBQ。
すごいな。
知らない人同士で仲良くなっていく。
これに酒の力が加われば・・・


吐いた。
久しぶりのアルコール。
アウトだったらしい。


私よりも酷いのが・・・
桃鉄。
COMキャラをガチ人間にして痛めつけている。

あぁ、分かる。
そういうのあるかもね。
ゲームって性格でるから。


こういうう休日は久しぶり。
みんなで楽しむ幸せな休日。

2016年9月17日土曜日

109日目:ラスト運動会

子供達が3人並んで始めの挨拶から始まった運動会。

何故だか。
ムスメが真ん中で特に大きな声で宣誓している。
両隣の男の子達も声を出しているんだろうけど、マイクが真ん中にあるからムスメの声しか聞こえない。

まぁ、あり。か

それにしても堂々とした発声。
肝の据わったムスメであった。
成長の証。


3歳児組から園に入り、今年で4回目、園では最後の運動会。
立園以来でも4度目の運動会でもある。
担任の先生も初めての持ち上がりで私と先生の絆も深い。

1、2度目は泣いてばかりでほとんど何も出来なかったムスメ。
昨年から絶好調で、お遊戯系はほとんどセンターを任されている。
そして、今年もセンター。

やったな。
目指せ、オタクアイドル。

かけっこ。
女の子は5人しか居ないから、狭いフィールドを5人で2周駆け抜ける。
5人中5位。

いいんだよ。
いつか私の様に早くなるはずだから。

親子競争。
友達親子との接戦を制し、1位で飾った。
1位の嬉しさを全力で露にしたムスメ。
リベンジ達成。

先生たちによるダンス。
パーフェクトヒューマンならぬパーフェクト園長。
かなり笑えた。

保護者、先生による障害物本気リレー。
大人の本気を見せる場面。
第一走者の妻から始まり、アンカーは先生。
アンカーの手前が私。所謂保護者アンカー。
私と並ぶのは前職で一緒だった若手の友達。
彼も物凄く足が速い。

運が絡む障害物。
2位でバトンを受け取り、同率1位でアンカーへ。
後一歩だった。
年長組みの優勝はならず。


運動会の終わりに向けて、親からの声が飛び交う。
「もうすぐだったね」
「がんばってね」
「何、話すの?」

「何も決めてない。ノリだよ、ノリ笑」

組体操。
逞しくなった体を十分に使って、体操を行う年長組。
力強かった。
圧巻だった3段ピラミッド。

ラスト年長組みによる全員リレー。
やっぱり年長組みだ。
バトンの繋ぎと加速力が段違いに昨年を越えている。


終わる。
ムスメの園、最後の運動会。

万歳三唱で〆るのは私。

ムスメで始まり、親の私で〆る。
先生の粋な計らいを感じた。

一言、壇上に立ったときに何故か拍手が起きた。
初めて見た気がする。
万歳三唱で壇上に立つ人に向けられる保護者からの拍手。

(マジか~)
呆気にとられながら、
「はい、拍手しても何も出ませんよ」
前置きしてから、決めてなかったセリフがポロポロ出てくる。
ノリだ。


今のクラスの子供達。
4年の付き合い。
伴い親との付き合いも4年。

子供も親もいつの間にか仲良くなり、よく話す。

楽しい園でのイベントも名残惜しいが後半年。
親として出来ること。
何事も手抜きせず、全力で参加していこう。

2016年9月16日金曜日

108日目:ペットボトル1本

抗がん剤で有名な「TS-1」。

説明までに。
ティーエスワンは胃癌をはじめとして、結腸・直腸癌、頭頸部癌、非小細胞肺癌、手術不能又は再発乳癌、膵癌、胆道癌に効能を有し、その有効性及び利便性から広く使用されているフッ化ピリミジン系の抗悪性腫瘍剤。

副作用は単独投与で約90%弱。

主な副作用はめまい、吐き気、嘔吐、下痢、口内炎、食欲不振、味覚障害等。


上司のがん治療の方針が固まった。
それが、この「TS-1」の単独投与。

代理店として、「抗がん剤特約」のつけて支払いの事例がない。
今ではよく見る特約だと思うけど、この「抗がん剤特約」はここ数年で、出てきた商品だという。
それに、意外と高いから付けたがらないお客さんも多い。
だから、みんなで調べて保険自体のメリット、デメリットを検証していった。


「TS-1」。
人によるけど、上司の場合、月2.3万円。
錠数は少ない方。
癌ステージ3-A。

癌ステージ3は、リンパまで癌細胞が進行している。
その中で「A」はリンパに1個見られる。
「B」になると4個以上。
だといわれる。

癌ステージ2はリンパまで進んでない状況。

リンパまで癌細胞が進んでいるけど、まだ軽度。
転移の可能性は0ではないけど、低い。
と考えた方がいい。

体重、ステージで薬剤の錠数が決まる。

服用期間は様子見で半年。

薬の配布は月に1度。
計算してみた結果、毎月診察込みで4万ほど。
半年で24万の損失は確定。
仕事ができない期間も出てくる。

医療費限度額証明を使った物の、手術を合わせ、術前の診断から諭吉さんが、桃鉄のボンビーにやられたが如く、ぶっ飛んで行くらしい。


こえ~。
「私1人で、子供3人を全員東大へ行かせた。1人1000万以上かかった」
と豪語するだけの根性がすごい。

というか、そんなに金銭が回るなと思った。

給料はみんなが思ってるより少ない。
代理店の給料は手取り10数万の世界。
18も越えない。
ほんとに少ないのよ。

それなのに、どうして生活できるかと不思議になる。

そういう不思議を解決してくれるのがプランニング。


私も含め、給料を貯蓄だけで済ませるはずがない。
計画的な貯蓄は当たり前。
プラス、投資や年金アップ、保険でカバーして収入以上の所得を得るのが、この業界の面白いところ。
損な話は切り捨てて、得な話を取っていく。
それなりの知識も必要となるけど。
それを実体験、またはお客さんから聞く話を聞いて、自分達の生きる知恵として蓄えて実行。
生活の保障としての話題を提供するのが代理店の仕事。

最後、決めるのは自分だから。

最終的に、
「ありがとう。助かった」
と言われるのが凄く嬉しい仕事でもある。


保険ってなんだろ?
よくわかんないけどかけてる。

そういう人たくさん居る。

ずばり言う。
デメリット。

保険は博打に近い。
深夜帯のテレビショッピングに近い。
当たらなければ、いくら税金対策と言ってもそれ以上に損するだけ。

でも、働いて数ヶ月だけど「大丈夫だから」という人に限って、入院したり事故ることに気付く。
どうしようもない。

前も書いたけど、可能性は0じゃない限り有り得る。
最近、100年に1度のゲリラ豪雨とかあるでしょ。
100年よ。
3675日よ。
そのうちの1に当たって、家がなくなった。
保険かけてなかった。

あぁ、可哀想に。
地形考えようよ。
1日、ペットボトル1本我慢すれば保障されたのに。


メリット。
上司は自分の保険金請求で必死。
ペットボトル1本以下の金額を我慢した結果の今。
総支払い以上の金銭を受け取ろうとしている。
死亡保険金の保険料免除とか、羨ましすぎる。


時代背景からして、容易く死ねない今。
70歳以上の医療費負担も1割で済まなくなるであろう将来。
それなのに、どうしても長生きしてしまう。

アメリカでの保険会社は国家公務員レベル。
近々、日本でもそういう取り組みをしていこうと話が進んでいるらしい。
しっかり費用対効果、個人のバランスを考える専門職としてのプランナーの需要は多い。

嘘八丁並べる人もいたりするからねぇ。

あぁ、やだやだ。
紛い物にはされたくないわ。

2016年9月15日木曜日

107日目:招待状

見つけた。

同じ建物、同じ機械なのに適度な距離で洗える自動水洗。

機械によってバラけるなんて、キャリブレーションがなってない。

愛用したいけど、私の所在は5階。
素敵な自動水洗は8階。

なかなか行き辛い。


大学の友達はほとんど県外にいる。
だから滅多に会えるものじゃない。

その中、本日届いた一通の招待状。

嬉しくて、即開封。

赤坂????
アカサカサカス????
どこ????


新郎が招待したのは、北から、北海道、東京、兵庫、鹿児島で1人ずつ。
と聞いていた。

前日入りするか、当日宿泊するか相談したいため、まずは北海道から電話していく。

「招待状きた?」
「いや、まだだけど」
「まさか呼ばれてないんじゃない?」
「呼ばれてなくても行くわ。神主やるから、kootは巫女さんな」
「いや、子供いるけど巫女でいいんだか」

関西育ちの北海道。
だから話が反れてしょうがない。

「招待状の内容、言っていい?」
「なんでよ?」
「予定立てたいから」
「あぁ」

「で、どうする?泊まるか?」
「頑張れば、帰れるねぇ。東京の奴とかそのまま帰ったりするんじゃない?俺らだけ泊まったら、アイツまた拗ねるぞ」
「あ~、あれは勘弁だね」


学生時代何回か黒川温泉に行った事がある。
その度に、拗ねてキレられた。
ほら、疲れが溜まってくると人に構ってられないから、どうしても我侭になる人っているでしょ。
そんな感じ。


「とりあえず、うちらで決めてから連絡しようや」
「だな。とりあえず、うちは前日入りなしで」
「わかった」
「じゃぁ、兵庫の奴に聞いてからどうするか決めようか。また連絡するから」


兵庫に電話。

「招待状きた?」
「いや、まだだけど」
「まさか呼ばれてないんじゃない?」
「それをkootに言われたらお終いだわ。呼ばれてなくても行くしな」
「呼ばれなくても行くわって北海道の奴も行ってた」
「やろ」
「で。うちは前日入りは無いと思うけど、当日泊まる?」
「なんでよ?そんなん素っ気ないやろ。泊まろうや。もうそんなん会えんし」
「だよな」
「ってか、kootが来るかどうか話題になってん」
「あ~、北海道の時、行かんかったからね。今回はきっちり行くから」
「やろー。で、場所はどこなん?」
「赤坂。地図に赤坂って書いてる。後、六本木。あ、ギロッポンで飲もうや」
「どこなん、それ。まぁどこでもいいけど」
「全くわからん。泊まる場所とか決めてよ」
「俺に言われても分からんわ」
「マジか~。そしたら、北海道に連絡してから決めようや」
「おーう」


5年以上会っていない友達かぁ。
どうなるんだろ。
拗ねられても楽しくなることは間違いないのは分かる。
もう、大人だし、そうならないとは思う。

とりあえず、北海道にLINEでパス。
『当日宿泊決定。東京の方に言っといて。よろしく』

当たり前にまだ返信はない。

仲が良くても言い辛い時ってなくない?
気ぃ使い性なだけかな。

2016年9月14日水曜日

106日目:適度な距離

ちょっと綺麗なビルの洗面台には、蛇口を捻らなくても水が出る「自動水洗」ってあるじゃないですか。

水が出る入口付近に手を近づけたら、水が勝手に出る機械。

コンビニとかにも設置されてるアレ。

衛生上、私は好き。
誰が触ったかも分からない、蛇口を捻るよりオートの方が好き。


でも、これ。
初めて使うときの距離感が分からない。

近すぎても、遠すぎても反応しない時がある。

適度な距離って何。

ってなる時ない?


できれば、洗面台の底面付近で手を洗いたい。
上面だと水が撥ねるから。
水が撥ねたら、雑菌だらけかもしれない洗面台を拭くのがめんどくさいから。
最初から水浸しになってたら、諦めて洗面台を拭くけど。

鼻から底面付近を攻める。
まるで、チヌを狙う磯釣りのプロの様に、棚を探る。
反応してくれない。

分かってる。

離しすぎなんでしょ。
近づけばいいんでしょ。
コレって適度な距離じゃないでしょ。

手を近づけては離して、水が出なくなったら近づけて、離してを繰り返し手を洗う私。
潔癖ではないです。

他人からすれば、
「こいつアホだ」
と、思われても仕方のない行為。

分かってる。
でも、水が撥ねるのが怖いし、洗面台を拭くのはもっと怖い。


自動水洗。
便利なんだよ。
衛生的なんだよ。

分かってはいるつもりでも、適度な距離に納得がいかない。

開発の方。
「底面付近が適度な距離です」と謳う自動水洗を作って。

2016年9月13日火曜日

105日目:空き缶

ムスメのお迎えに行く。

今週まで、研修三昧だから帰りが早い。
帰りは早いけど、肩がコリコリ。

先週の土曜日に運動会の練習と称して少しだけ走った。
筋肉痛は翌日に来ず、昨日から来た。
鈍痛というか、太股が重い。
運動不足だぁ。


目と鼻の先の園。
帰り道。
適度に蹴られた空き缶が歩道に立っていた。

誰だ、ここで缶蹴りしてるやつは?!

と、思ったのは私だけだろうか。


良い感じへこみ具合の空き缶が、これ見よがしに、
「蹴ってくれ~」
と言わんばかりに立っている。

何故だか。
どうしようもなく蹴りたくなる。

蹴りたい衝動を抑えて、周りを見る。

やはりここは歩道。

雨雲が覆う薄暗い夜が迫る時間帯。

誰も居るはずがない。

なんでお前はここに立ってるんだ?

小学生か中学生が蹴りながら歩いてきて、偶然立ったから放置とか。
カラスが運んできたのが偶然立っていたとか。
ポイ捨てされた空き缶が車に撥ねられ、偶然着地したとか。

妄想してしまう。


そもそも、空き缶をポイ捨てするなよ。
最近、タバコとかのポイ捨てシーンをよく見てしまう。

全くもっていい気がしない。

ってか、誰も拾わないんだ・・・


拾って目の前のゴミステーションに立ててみた。

妖艶な雰囲気を醸し出した奇跡の角度。
ただのへこんだ空き缶が、くびれている。
様に見えた。

その風貌、
「もっと、もっと・・・蹴って~。もっと、強く・・・」
と卑猥に誘ってくる。
様に見えた。

自分で置いといて、「缶蹴り」以外で何故か蹴りたくなった、約30mの帰り道。
ツッコミたかった。

2016年9月12日月曜日

104日目:ご飯を食べている時は閲覧注意!特にカレー類!

「入院しなさい」
宣言をされてから、約2週間。

お薬を1カ月分渡され飲み続けている今。
私のお腹は・・・

全く良くなってない!

痛みはないけど、スタンドを召喚したように、下す、下す、下す、下す、下す・・・

ザ・ワールド!
おならと一緒に出・・・

腸の奇妙な環境。


2週間、食生活の統計を取ってみた。

おかゆ。
白ごはん。
湯豆腐。
パン。
ちょっとお肉。
餃子。
お好み焼き。
うどん。
やきそば。
ヨーグルト。

こんな感じ。
ほぼほぼ炭水化物。
量はそんなに沢山食べられない。
だから、肉類を食べていないから、若干貧血気味。
血が欲しい・・・

2週間、禁酒もした。
アルコール禁止令の中、昨日、我慢できなく350mLより小さいビールを1本飲んだ。
アルコールは大丈夫みたい。
我慢をするほうが体に悪そうだった。

でも、肉を食ったらシャットアウト。
だめだこりゃ・・・

お腹について、諦めの境地に立っている。
もう、アテントを履くしか・・・


この統計の中に救世主が居た。
『明治 ブルガリアヨーグルトLB81』を食べた翌日は、アレがなんとなく形になっている。

ヨーグルトを食べない日の翌日は最悪に水。
それこそ、カ○ーそのもの・・・


かなり疑いの目で食べ始めた。
というのは、昔から乳製品、特にヨーグルトを食べると下すからだった。

嘘のように、今、ヨーグルトは腸に良さそうな兆しを醸し出している。
信じがたい。

ヨーグルトのパッケージに、
「1日100gを目安にお召し上がりいただければ整腸作用が高まります」

うん、100gなら毎日は食べられる。

内容量450g。
4日で食べ終わる。
これはコストが高い。

便秘気味な妻とムスメの事も考える。
だから、自家製ヨーグルトを作ってみようと思った。


とりあえず、自家製ヨーグルトが成功したとして仮説を検討してみる。

親、先日大腸がんになった上司も自家製ヨーグルトを作り食べている。

じゃぁ、1日どれだけ食べればいいのだろうか。

妻調べによると、
1日100gでビフィズス菌の凝集は見られない。
1日200gでビフィズス菌の凝集は見られる。

ということは1日200g以上を食さないといけない。
調子を良くしようとしたら300gほど・・・
ご飯茶碗1杯半?!
無理無理無理無理。
ダイエットならまだしも、貧血気味の私のお腹にそんな空間的リソースはない。
逆にお腹を悪化させそうな量。


次に、自家製ヨーグルトを『明治 ブルガリアヨーグルトLB81』を素に『自家製ヨーグルトLB81』が自宅で作れるか検討してみる。

1世代目の自家製ヨーグルト内に、『LB81』という細菌は生きているのだろうか。
理屈から言って無理。
もし仮に、一定の温度・湿度を管理できる無菌庫、培養室があればできそうだが、一般家庭にそんな大層な実験管理室なんてない。

特許を取っているぐらいだから、『自家製ヨーグルトLB81』なんて無理だろう。


だとしたら、仕方なく普通の自家製ヨーグルトを毎日300g食べる・・・
食べられるのか・・・
ムスメには多分無理。
うちは3人暮らし。
自家製ヨーグルトだけで牛乳が1日でほぼなくなる。
安い牛乳で190円ぐらい。
本当に効果があるかどうか疑い深い300gを毎日食べるは、

考えるだけで、無鉄砲すぎる!


そう考えると、早くヤクルトレディに会いたい。
1本70数円。
3人家族で1日220円程。
確実に効果のあるヤクルトを選んだ方が、事実間違いないはず。

特筆すべきは、
渡辺謙さんを白血病から復活させた奇跡の『ヤクルト400』。
腸内環境を改善する乳酸菌シロタ株を、1本(80ml)に400億個含んだ乳製品乳酸菌飲料。
この『ヤクルト400』は店頭で販売されていない。
店頭販売している物は『ヤクルト200』。
『ヤクルト400』は、配達かヤクルトレディしか扱っていない。
制約が厳しすぎる。

頼みの綱は『ヤクルト400』しかいない。
かもしれない。
もしかしたら、プラシーボ効果に嵌るのかもしれないけど、今のクソっぷりからするとツバメにもすがりたい。

それまでは、アテントを装備し・・・

いやいやいやいや、それは、無理だわ。

2016年9月11日日曜日

103日目:友達が漫画家になっていたことを知った瞬間

「まじでかーーーーーーーー!!!!!」

LINEで発言。
当たり前のリアクションだと思う。


経歴についてはモザイク。
紹介として、作者は、連載を持ち、コミックを発売。
書店に普通に売っている。

WEBコミの噂を聞き、サーフィンし始めて発見。
読み始める。
表紙からぞわぞわが収まらない。

「すげー・・・」

「まじか・・・」

「すご・・・」

独り言が増えた時間。
普通に面白かった。


連載を持てるなんてすごい。
勿論、画的にも良い。
連載でマンガを書けるような、ストーリー、画的センスなど小生には持ち合わせていない。
ノンフィクションの日記を書く事しか出来ない。


立ち読みWEBだったから直ぐに読み終わった。

(忙しいかもしれないけど感想を言いたい)
速攻で連絡を取ってみた。
返信がきた。
忙しいところありがとう。

「マンガを描いて生きていけるなんて幸せだよ」

だよね。


自分がやりたいことでメシを食っていける。

趣味は趣味、仕事は仕事という人もいるだろう。
でも、趣味がこうじて、好きだから何もかも勉強をやってみた。
知識が知識を呼び、仲間も増える。
結果、アマチュアの枠を越えプロになる人もいるという。

鉄道関連の仕事に従事される方が顕著に分かると思う。


好きなことかぁ・・・

私は今、保険のプロ、ライフコンサルティングを目指している。
ちょうど厳しい時期に居ただけに、渇を入れられた久しぶりの出会い。

『持つべき物は友』
またまたジャイアンの名台詞を思い出した。

刺激を与え合える関係。
慰めあえる関係。
癒しあえる関係。
尊敬しあえる関係。
様々な関係の形があると思う。

関係は有りとて、人は一個体であるが故、一人生しか送れない。
ということは、一体験しかできない。
しかし、様々な体験談を聞ける友達は上記の理論を覆せる。
友達の体験談でヴァーチャル体験ができる。

友達は多い方が、様々な体験ができる。
という私理論。

大人になって、友達が増えるかといえば、社会の狭さが邪魔をする。
その垣根を越えたとき、友達が増える。
かもしれない。

勿論、昔からの友達と久しぶりに連絡を取ってみたり。
友達はやはり大事にしたい。
広げたいな。
友達の輪。

2016年9月10日土曜日

102日目:フィーマ(?)

「ぼくのなまえは、フィーマ。みんなをあめからまもるのがすきなんだ」

昨夜11時過ぎ。
何かを工作をしていたムスメ。
ちょっと聞いてみただけが・・・

一連の流れを一気に書きます。

かなりぶっ飛んだ話なので、閲覧注意。


「これ、なに作ってるの?」
「えっとね、これをこうしてっと・・・」
「あぁ、イカね」
「ちがう!」
「じゃぁ、タコ」
「ちがう!」
「はぁ?だったらクラゲ」
「ちーがーう!」
「どこに住んでるの?」
「うみ」
「海は塩辛いよ。海に住めて川や湖に住めない動物もいるし反対もいる。こいつは川にも住めるの?」
「かわとみずうみだけ」
「じゃぁ、うみはダメってことね」
「そう!」
「魚類?」
「動物!」
「マジか!?人とかと同じ作りなんだ」
「そう!」
「で、名前は?」
「んー、フィーマ」
「は?」
「フィーマ」
「何それ?」
「ぼくのなまえは、フィーマ。みんなをあめからまもるのがすきなんだ」


「はぁ。どうやって守るの?」
「まずは、移動するときは頭を下にして川とか湖を歩くの」
「いや、歩けないでしょ。足届かないし。頭いたいでしょ」
「足じゃないよ。手だよ。こう、ぴょーんぴょーんって歩くの」
「ほう。で、どうやって雨から守ってくれるの」
「こうやって、ビューンって飛んできて頭に座るの」
「座る?頭から?」
「いや、顔をちゃんとした向きに合わせて座るの」
「へぇ。で、どうやって雨から守るの?」
「フィーマの体から針が出てきて、頭に刺さるの」
「いや、普通に痛いって」
「痛くないよ。刺すっていうか、ちょっと当たるみたいな」
「で、雨は?」
「針を頭に刺したら、バリアを張ってくれるの」
「ほぉ。でも今は雨が降ってないから、別にいらないけど。ってか、みんなフィーマを頭に乗せるの?」
「そうだよ」
「けっこう恥ずかしくない?」
「流行るから大丈夫。でね、ほら、今度は足に座ってるでしょ」
「だねぇ」
「遊んでほしいらしいよ」
「いや、今遊びたくないし」
「今度は。ほら、手に来たでしょ」
「あぁ」
「寝たいんだってさ」
「手の上で寝られても困るから、今はいらないや」


「ってかさ、フィーマは何で出来てるの?スライムみたいなぷにぷにしたやつ」
「ちがうよ!硬いの!」
「鉄ぐらい?」
「そう!」
「いや、そんなん、雨が降ったときに毎度の事頭に降ってこられたら、ガツーンなって頭痛いわ」
「そんなんならないよ。やさしいから」
「やさしさで、ガツーンは解決できないって」
「こう、ふわって座るの」
「でも鉄でしょ。重いって」
「重くないよ。浮いてるみたいに座るから」
「へぇ~。でもさ、雨降ったらさ、どうやったら来るの?」
「名前を呼ぶの」
「フィーマって?」
「そう!」
「じゃぁ、今、雨が降ってるとして、『あぁ、雨だな・・・フィーマ・・・』こんな感じ?」
「ちがうちがうちがう」
「はぁ・・・?だったら「あぁ、雨だな・・・フィーマーーー』みたいな?」
「だいたいそんな感じ。川の近くとかだったら、フィーマが見てるから、勝手に飛んできて頭に座るけど」
「見られてるのかよ。けっこう怖いわ。覚えてて、雨が降ったときは川の水が増えるかもしれないから、川に近寄らない事」
「わかった」
「で、雨が降ったとき、人は川の近くいません。湖の近くにもいません。雨がうるさくて音があまり聞こえません。さぁ、どうする?」
「こうやって」

ムスメは、手を口に添えて、下を向き一息溜める。
後に、瞬の動作で天を見上げながら、
「『フィーーーーマーーーーー!!!!』って叫ぶの」
乱れる髪。
キマった。

超究極魔法「アルテマ」だ。


夜中の0時前。
ムスメの高音域の声が家中を反響して外へ飛んでいく。

「フィーマはね、やさしいんだよ」
「どういうところが?」
「汗をかいたら吸ってくれるの」
「へぇ。でもタオルがあるからいいよ」
「よくないよ。汗をすって、汗を頭からいれてくれるの」
「ちょっと待って。汗って体の中でいらなくなった物が混じってるんだよ。まぁ汚れてるんだよ。そんな汚れた物をまた体に入れられたら、パパの体の中が汚れるよ」
「そのままいれないよ。フィーマが体の中で汚れをとって、綺麗な汗をパパに入れてくれるの」
「んー。便利なのかな~。でも、ほら。フィーマの体の中が汚れるよ」
「大丈夫。ビューンって川にいって、川に捨てるから」
「いや、川が汚れてるし」
「大丈夫。川もそんなによごれないから」
「なんで?」
「フィーマが魔法で川を綺麗にするから」
「あぁ。最終的に魔法ね」
「でね、パパお仕事でパソコンするでしょ?」
「あぁ。確かにするけど」
「『フィーーーーマーーーーー!!!!』って呼べば、フィーマが変わりにパソコンしてくれるよ」
「結構声張るね。そしたら働かなくていいね」
「でしょ。でね、この子。男の子なんだよ」
「目がキュウベェみたい」
「ちがうよ。キュウベェは目が全部赤じゃん」
「いや、同じだと思うけど」
「でね、女の子は目がピンクなの」
「わかりにくっ」
「二人で飛んで来たときはもっといい事が起きるんだよ」
「いや、頭に二人もくっついてたら邪魔だわ」
「大丈夫、やさしいから」


バファリン並の「やさしさ」でラストを片付けられた。
まぁ、それも有りかと。

妻は話についていけず、途中で寝落ち。

二人だけの空想世界に浸った昨夜。
深夜帯のくだらない話はツボに嵌る。
一問一答形式で質問攻めにしてみたが、全部答えたムスメの想像力は、さすが血筋だと思った。

そして、今。
また何かを作成中。
フィーマの女の子か・・・

やっぱり二人飛んで来られると邪魔としか思えない。
「邪魔」を「やさしさ」以外で片付けられた時、褒めてみよう。

2016年9月9日金曜日

101日目:学校

(ここかぁ。到着っと)

今、研修に行っている勤務先から目と鼻の距離にある高校へ着いた。

「こっち、こっちー」
案内をされた先では、片手を振って待っている先生。


高校時代の2年、3年の時の担任。
卒業から18年経った今。
唯一いまだに交流のある方。

通された部屋は、『校長室』。

「失礼します」

何故だか・・・
校長室に入るときは背筋がシャンと伸びる。
久しぶりに感じる『学校』という青春の空気。

「先生、ホントに校長先生なんだ。それにしても校長室って広いわ」

室内は、会議用の椅子が20脚ほどと大テーブルセット。
校旗、歴代の校長の写真、豪華な接待用のソファー。
最奥に『校長』の鎮座するデスクセット。

私の言葉は浮いて宙で散った。

「おぉ、久しぶり!」
「いや、先月飲みに行ったばっかりですよ」
「だな~。で、今日は何しに?」
「研修先が隣だったから、寄っただけです」


「お客様とアポが取れたので、寄ってから直帰します。内容は年金の相談です」
会社先ではそう伝えているが事実無根。

フラっと来て、ただ会いに来ただけと思わせといて、重要事項を伝えに来た。

「先生、例の話。日程が決まりました」
「そうか!いつ?」
「飲みの時に話した12月30日で決まりです。今のところ僕が連絡を取れる人数は約半数の23名ほど」
「おーう」
「今の所、私の連絡先を拡散してもらっているので随時増えるかと。後は10月下旬ぐらいから11月中旬で参加申し込みを受け付けて、場所の予約に入りますね」
「わかった」
「何か、先生から要望とかあります?余興とか、こんな風にしたいとか」
「んー。まだ考え途中なんだけど、妻も誘おうかと思って。事実、職場での退職祝いとか妻が付き添っていたりするし。今の私があるのも、妻の支えやアシストのおかげだし、こうした教え子たちにも会ってもらいたいし」
「それはいいですね!僕たちの年代では体験するであろう退職の話。是非聞きたいし、お二人が並ぶ姿を見たいです。是非、参加要請をお願いします」
「許可がでればね」
「いや、強制でお願いします。そういう種を撒いたほうが参加率も増えるでしょうし」
「なるほど」
「感覚で言えばざっと15人程の参加予定でしょう。ただ、まだ拡散段階なので増えれば40人を越える可能性もあると思っていて下さい」
「50人行くとホテルとか?」
「ですね。それも視野に入れてます」
「嬉しいね~」
「いや~、先生の還暦祝いならやれるだけやりますよ」


そう。
実は、還暦祝いの打ち合わせに来た。
仕事上では面談人数に入れるけど。

今回の還暦祝い。
主に私が中心だが、高校時代の相棒と二人で幹事を行っている。
主催は2年時のクラスで行う。

私と相棒は高校2年時でクラスが一緒だった。
かなり仲が良かった。
悪い事も沢山やってきた。

3年に進級時、学力は等しくもクラスを切り離され、お互いが各クラスの学級委員長だった。

切っても切れない縁なのである。


それをまとめていた今の校長先生。
先生とも切っても切れない縁であり、師である。
還暦祝いとなれば各地に散らばったクラスメイトも帰ってくるだろう。
帰りたいとの声も聞く。

だから、必ず成功させたい。
喜ばせたい。


奮い立つ心中で校長室を見渡す。

『志操は高く 品格のある青年 学徒たれ
易きにつかず 学道に専心せよ
共励切磋 和して同ずるなかれ
自主自律 責任を実益せよ
積極貢為 自ら運命を開拓せよ』

ふと目にした言葉に読み入り集中してしまった。

「いい言葉ですね。あるべき姿ですね」
「五条な。いいだろー。これが今の若い子たちには足らん」
「ん~。多分、高校時代にこれを見ても意味なんて分かりませんよ。今なら痛いほど分かりますし、そう在りたいとも思えます」
「これを子供にも繋いでいってくれ」
「はい」

決めるのは自分。
選ぶのも自分。
人生は選択の連続。

自分で考えぬき実行できる力。

少なからず、私は考え抜く。
そして、出切る範囲で実行したい。


学校は、いくつになっても学校だった。
35歳の私。
小一時間。
校長から直接授業を受ける。

やはり恩師。
いつまでも先生は先生だ。

伝えていきます。
生き抜く力を。

2016年9月8日木曜日

100日目:100日中の○○

今週、ずっと研修でほとんど事務所に居なかった。

ずーっと、パソコンの画面を見てるだけの研修。
体調も完治していないし、人に移すといけないからマスクして研修。
良く寝た研修。

一昨日は、寝落ちしているところを先輩に肩を突かれた。

咄嗟に、
「お腹が痛いです・・・」
「大丈夫ですか?!」
「大丈夫じゃないです」
この研修、一方通行過ぎて眠いです。なんて言えない。
取り合えずで、その場をやり過ごす日々。

本日は違った。
フェイスタイムを使った、相互顔丸出しのテレビ研修。
講師を始め、各会場の参加者の顔も見える。
北は福岡、南は那覇。
計13名が画面に映し出されていた。

内容は自動車。
保険の話は投げといて。

13時から17時までみっちり。
寝る前提ではないけど、よく講師から質問されるから、下手に眠れない。
今、思い出すと話が面白かったから寝る間もなかった。


研修生のメガネをかけた那覇の方。
質問されるたびに、メガネを外している事に気付いてしまった。

普通(?)、話題を振られたらメガネ上げるよね?
私は上げるタイプ。
上げる派が多いと思う。
外す時ってリラックスしたりとか、真剣に考えたりとか、目の疲れを解す時とか、ダテだったり、執事のセバスチャンが真面目な話をする時とか・・・

でも、彼は違った。
ちょいちょい外して、置いて、かけて、外して、かけて・・・

(真剣に考えているから外してるのか・・・だったらすごい真面目だ)

気付いてしまってから、彼の映し出される小さな画面に視線が釘付けとなっていく。

(ホントに那覇だぁ)

白地の半袖シャツかと思っていた服も、良く見れば、薄くハイビスカスが描かれたアロハシャツ。
羨ましい、那覇の彼。

ラストクエッションを投げかけられ、メガネを頭にかけてラストアタックしたアロハシャツさん。

(ダメだ~。ツボった~。友達になりて~)
今日ほど、マスクをしていて良かったと思わない日は無い。

ラストまでミステリーだった。


こういうくだらない事を考えながら働き始めて100日目。

意外にもこの日記を読まれている方が多い。
友達ではない方にも読んで貰えている。
妻も日記の話題を振られたりするらしい。

話題を振りまけて、会話の中に少しでも「私」という存在があってくれて、素直に嬉しいです。
でも、そこには「貴方」という「主観」があります。
それを掘り起こしたい気持ちが私には強い。

注意:「かまってちゃん」ではありません。


私は、過去を振り返らないタイプ。
日記を見返すといった事もしない。

でも、前作から通算300話以上書き続けてきた思った。

70話中1話。
これはいい。
自分で満足する日記は70話中1話あるかないかの感じ。

文章能力がまだまだ至らないなぁ。
サザエさん、毎週3話とかすげー。
話数的に抜けるのはいつになるのやら。
中身は伴ってないけど。

とりあえず。
ある意味、本日は記念日。
復活記念日。
私の中ではクリスマス。
暑いからオーストラリア風なクリスマス。
ビールが飲みたい。
まだ飲めない。

ビアビテ!!!
(ドイツ語。意味:ビール下さい!)

2016年9月7日水曜日

99日目:赤いの

子供の歯磨きの仕上げ磨きってしてます?

知り合いの歯科衛生士さんによれば、小学校3年生ぐらいまで仕上げ磨きをしたほうがいいらしい。

でもさぁ、たまにものすごくめんどくさいくない?

なんでって。

「はよ、せ~や~」
「噛むなって~」
って言っても、
「は~い」
で、応えてトロントロン行動するムスメ。

(あ゛-----怒)

ってなる前に、一度落ち着いて言うの。

「あのさ、虫歯になりたければ、勝手にどうぞ」
って。
そしたら、
「いーやーだ」
当たり前に、「いーやーだ」攻撃。

「だったら、はよせ~や~」
って、ここでストレスを吐き出しながら、飽きれるように言う。

これが、毎日の我が家の光景。


でもね、たまには手を抜きたいじゃない?
ムスメ自身にも歯磨きを覚えてほしいじゃない?
そう思わない?

だから、赤いのを使う。

歯垢が残ってたら、ソコを赤く染める奴。

名前は分かんないけど、市販してるやつでとにかくイチゴ味の赤いの。

これを使って、磨けてないところを、手鏡を持たせて自力で磨き落としてもらう。

便利でしょ。


楽しく歯磨き~♪
テンション高くヘッドバッドしながら、赤いのを口の中でクチュクチュして、ぶしゃ~。

「おーい、全然あかんやん!」
「いぇーい♪」
「褒めてない・・・」

ムスメの口の中、真っ赤っか。
全然磨けてない。

はい、手鏡を持って、ごしごし。

ソファに座ってごしごし。

途中、
「よ゛だれぐぁ・・・」
洗面所に走って行って、よだれをぶしゃ~。

出したらまたソファに座って手鏡持ってごしごし。
数秒後。

「よ゛だれぐぁ・・・」

2回目の「よ゛だれぐぁ・・・」。


「ソファで歯磨きせんで、洗面所ですれば?」
「はぁい」

ソファで再びごしごしするムスメ。
腹立たしいぐらいに言うことを聞かない。

案の定数秒後、
「よ゛だれぐぁ・・・」
洗面所に走って行って、よだれをぶしゃ~。
3回目の「よ゛だれぐぁ・・・」。

「赤いのやったら、流してよ!」
.おぉ、妻も怒り新党になってきた。

「だーかーら、歯磨きするんやったら、洗面所の鏡の前ですれば良く見えるって」
「はぁい」

2度目の「はぁい」。


洗面所とは全く別の所。
全身を映すスタンドミラーの前に立って、ごしごししてる。

「よ゛だれ・・・」
「ええかげんにせー!くどいわ!」

間違いなくボケてる。
確信犯としか思えない。

いつも言ってる。
「3回以上、ボケるとくどいわ」


結果。
仕上げ磨きをする事に。
手抜きするはずが、手抜きできない。

でも、意外と磨けていた。
赤い所は少しだけ。
そこをちゃちゃっとやって終わり。

「もう少しやなぁ」
「がんばる♪」
「がんばれ」


ついでに、私もやってみた。
超、イチゴ味。
クチュクチュして、ぶしゃ~。

あ、前歯が少し赤い。
そこ以外はOK。
(ん~、もう少しやなぁ・・・)

たまにやる、赤いやつ。
大人でも有効。

2016年9月6日火曜日

98日目:蟲の住む家

築4年の我が家。
まだ新しい。
うん、ローンレンジャー真っ只中。


視界の端で何かが落下するのが見えた。

「ぼつん」

確実に硬い物が落ちた音が聞こえた。

でもなぁ。

気のせいか、
一度、妻の頭に当たって落ちたように見えた・・・


そこにいたのは。

体長2cmほど、尻尾っていうの?角っていうの?ケツに立派な3本がツンツンしているコオロギ。

「おぉ!でけー。アポロが見たら興奮するな」
「だね♪」

アポロ。
以前紹介した、義弟のペット。
ヒョウモントカゲモドキ。
アポロはコオロギが大好物。

「ってか、どっから入ってきた?しかも天井から落下とか・・・」
「おうちってムシのおうちなんじゃない♪」

いやいや。
そんな天真爛漫な笑顔で「ムシのおうち」なんて言われても全く嬉しくない。

逆に建築基準が気になる。

昨年は、天井にムカデ、今年も玄関にムカデ。
そして本日はコオロギ。

茶色い系のムシ。
しかも大物ばかり。

本当に「蟲のおうち」だ。


ランランララランランラン・・・♪
かるーく捕まえて逃がそうと。

噛まれた。

手のひら。
コオロギって噛むのね。
痛くなかったけど、ちょっとびっくりして思わずぶん投げた。

「こいつ噛むよ!」
「見たい!見たい!歯ぁ見たい!」

もう、無視。

また噛まれるのが怖くて、ティッシュで優しく包んで外へ逃がした。

外で元気良く美声を轟かせて欲しい。


家の中で立派なコオロギと遭遇。

響きはかなり田舎。
いや、本当に田舎なのかもしれない。

どんだけ~♪

2016年9月5日月曜日

97日目:鎮魂歌

「ただいまー」

ジトっと汗が吹き出る部屋の空気。
久しぶりに一番乗りで帰ってきた。

本日から職場復帰。
無理矢理だったけど復帰。

そして、力尽きて帰宅。

先週、まるまる休んだから体力がかなり落ちていた。


(むさ苦しい空気は入れ替えを♪)
と換気の為に、窓を開けていく。

リビングの窓をオープン。

爽やかな空気が吹き込んでくる。

(はぁぁぁぁ♪)

今一番の癒しである、メダカを覗き込もうと近寄っ・・・

(アレ?)

なぜか1匹白くなってる。

近寄って観察。

全員・・・
白い・・・
動いて・・・
いない・・・

まさかと思い、水槽に手を当てる。

熱い。
熱い。
熱いーーーーー!!!

「あ゛----------orz」


リビングの窓に先週から水槽を置き始めた。
理由は2点。

1:水草の光合成を促す為。
2:涼しくなったから、メダカにも外の風景を見せたい為。

確かに先週は涼しかった。
曇りが多かったし、雨も降った。
何より、監視する私が居たから安全だった。

それが、本日。
不幸にも超がつくほどの晴天。

室温は30度にも昇っただろう。
そのぐらいならまだ耐えられた。
真夏日の室温でも耐えていたから。

しかし、置き場が悪かった。
リビングの窓。
ここは、昼から夕方にかけての光量が凄まじい。

想像するに・・・
直射日光で水温はみるみる上昇。
その中を、メダカ達は外へ逃がれられぬまま・・・
泳いでも、泳いでも、泳いでも。
何処へ行こうと、熱い水・・・
水槽から出ように出られない、魚の性。

想像するだけで、最悪の状況だと思われる。
地獄の業火に茹でられて・・・

茹でシラス状態のメダカ達とご対面。
シロメダカも、クロメダカも、姫メダカも認識できないぐらい、全員真っ白。

絶句。

(あぁ・・・)
力尽きた体を、さらに絶望が覆っていく。


そして、無意味な行動に走る。

(朝、動かしたルンバが帰還していない・・・)

ルンバを探し回る。

最近、ルンバの使い方がようやく分かり、愛用している。
けっこう綺麗にしてくれる。
そしてホームにちゃんと帰還している。

それが今日に限って、行方不明。

あちこち(そんなに広い家ではないけど)探してやっと発見。
トイレにいた。

大体予想はついた。
ルンバ自身がトイレを開戸。
トイレを掃除中、いつのまにか自分で閉戸。
閉じ込められ、そのまま息を切らした。

(もう・・・)


ルンバをホームに置く。

その隣で大の字で絶望と見詰め合う私。

「プー・・・」

ルンバが泣いている。

正確には、「ルンバを充電してください」の前に流れる音楽を流そうとするが、充電が間に合わず力尽きる。

「プープー・・・」

ルンバも泣いている。


妻が帰宅。

「メダカが・・・全滅した・・・」
大の字の私の悲鳴。

「プープー、ルン・・・」
空気を読めないルンバの泣き声。

「全滅した時の音楽みたいだね」
妻の痛恨の一撃。

「プープー、ルンバを充電し・・・」
しつこいまでに空気を読めないルンバの声。

「もしかしたら、死んでいったメダカの数だけ鳴るかもよ」
夢に出そうな、身震いする悍ましい二撃目。


シロ、クロ、姫・・・
卵から産まれてきてくれたのに。
私を癒してくれてたのに、何もしてあげられなかった。
ごめんなさい。

当分引きずりそう。

2016年9月4日日曜日

96日目:ムスメがFFにはまっている件

私、過度のソシャゲーマー。

その遺伝子を継いだのか、見ていたのか、今まさにムスメがソシャゲに嵌っている。


昨日行った中古本屋でも。

「コレパパが好きなエフエフだよね?」
「そだね~。やったね~」

FFシリーズを見つけるたびに「エフエフ」を連呼するムスメ。

「ちょっ、静かにしてて」

親の顔が見てみたい。
そう思われるのが怖くて、黙らせた。


「ファイナルファンタジー」を「エフエフ」と略すムスメ。
これには訳がある。

ちょっと悪乗りでi Padにアプリを入れてみた。

「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」。
通称「FFBE」。

アプリのアイコンや大本のキャラデザは昔から大好きな天野喜孝さん。
通常の絵柄はFF6式のドット絵。
幻獣召喚時はハイクオリティな映像へと変わる。
BGMは上松範康さん。
王道のクリスタルの音楽から、なんとなく懐かしく感じる戦闘BGM。
シナリオは北島行徳さん。
これまた王道のクリスタルを巡る光と闇の戦士のお話(今の所だと思う)。

私の嵌っているFFメビウスとは全く違うゲーム。

ムスメは今、FFBEに度嵌りしている。


敵とエンカウント(遭遇)。
画面が迫ってくるようで、ビビり仰け反るムスメ。

何回エンカウントしても慣れないらしい。

私もi Padでやってみた。
うん、最初はけっこうビビル。

ガンガンいこうぜ!
手加減をする良しもなし。
惜しみなくぶった切って行くムスメ。

時間さえ守ってくれれば、家族ルールさえ守ってもらえばなんぼでもやっていいんだけど・・・

「パパ~、これなんて書いてある?」

ちょいちょい漢字が出てくるたびに読めないらしく、私か妻に聞いてくる。

「ちょいちょい」が「ちょい」になり、常時。
最終的にはムスメの背後に座り、ひらがな・カタカナ以外を終始読み上げるのが現状。
ひらがな、カタカナはムスメに音読させる。

コレにはけっこう参っている。

何も出来ない。

「漢字の上にひらがなが書いてたら読めるんだけど・・・」
「それ『ふりがな』って言うのなぁ」

RPGの醍醐味はストーリー。
話が分からないと面白くないから、惜しまず協力はしている。
でも、この時間、何も出来ない。


早く漢字が読めるように何か対策を打たねばと検討、模索した結果。
あった。
我が家のマンガ達。

その中で、簡単な漢字にも「ふりがな」を振っているマンガがあった。

「鋼の錬金術師」。
「銀の匙」。
「進撃の巨人」。

さすが名作。
こんな所に細やかにふりがななんて。
探さなければ気付かなかった。

あとはムスメにこれを音読させれば・・・
漢字も読めるようになるはず。


悪まで親の期待だけであって、するもしないも子の自由。
本はマンガでもラノベでもなんでも、読めばいいと聞いた事がある。
何もしないよりも「読む事」自体が脳の活性化に繋がるらしい。
特に音読。

果たして、5歳のムスメがマンガに手を出すかどうか・・・

オタクになっても良いから、読んで欲しい。
「巨人」は怖いらしいから、「ハガレン」と「銀匙」は名作だから読ませたい。

やっぱり期待してしまう。
というか、名シーン、名セリフゴッコをしたい。
特にハガレン。
これが私の本音。

2016年9月3日土曜日

95日目:家族で桃鉄してみた

桃鉄。

桃太郎電鉄シリーズは、鉄道会社の運営をモチーフにしたボードゲーム形式のコンピュータゲーム・テレビゲームシリーズであり『桃太郎伝説』の派生シリーズである。ハドソンの看板商品の一つ。
メディア誌などでは多くの場合「桃鉄」(ももてつ)と略して表記されているが、初期の作品の説明書などや一部ユーザー間にて現在も「桃電」(ももでん)と呼ばれ、同中心開発スタッフの別シリーズであるRPG『桃太郎伝説』と混同されている場合がある(第1作目のパッケージには「桃鉄と呼ぼう!」と書かれており、カセットのラベルに至っては「桃鉄」の2文字しか書かれていない)。

ルールは単純。
最初に目的地の駅がルーレットで決められる。
プレイヤーは順番にサイコロを振り、出た目の数だけ汽車を進め目的地を目指す。
ルート上であれば、どの方向に進むのもプレイヤーの自由。
移動数は単純に汽車を進めた数なので、移動できる数が多い場合、環状線のルートを何周もして移動数を消費するなどもできる。駅がすごろくのマス目となっており、移動後止まった駅に応じて持ち金が増減する・カードが貰える・物件が買えるといったイベントが発生する。プレイヤー全員の行動が終わると1か月が経過となり次の月に移る。本シリーズでの1年は4月から始まり、3月までの12ターンとなっており、3月終了時には「決算」となり、物件の収益金や途中経過の発表が行われる。


家族で携帯を弄っていた。

「つまんねー。ゲームするなら家族でゲームをややろう!」

私の一言でパーティーゲームの定番とも言える桃鉄を買いに走った。

中古屋でPS3用の桃鉄を探す。
売っていない。
携帯で調べる。
そもそも、PS3用の桃鉄自体が存在していなかった。
更には、2012年を最後に発売が終了していた。

諦めかけたその時。
流石グーグル先生とも言える、情報をキャッチ。
PS3用の販売はないが、PS用の「桃鉄5」と「桃鉄7」がPS3でプレイできるらしい。

情報を持ってオタクのメッカ「マンガ倉庫」へ駆け込んだ。

流石メッカ。
レトロコーナーで見つけた。
1997年式の「桃鉄7」。

これ、学生時代かなりやった奴。
即行購入しいざプレイ。


プレイヤーは4名。
私、妻、ムスメ、激弱の赤鬼。
手始めに、プレイ年数を5年で開始。

スゴロクだけにムスメも直ぐにルールを覚えた。
妻の快調なゴールから始まり、私の奇跡のホールインワン、ムスメの「○進むカード」のゴールインと各自2回づつゴールを決める。

例年の決算では、妻が1位を独占し、ムスメと私が接戦を繰り広げる。

運ゲーだけに、レベル等の強弱がないし、ルールが単純だから「桃鉄」は面白い。
しかも、地名や名産品を覚えるメリットがある。
鉄道ファンなら、○○線などの路線すらここから始まるという。

すごい「桃鉄」。

順調にボンビーは激弱の赤鬼についていた。

4年に入ったころ、
「キングが出ないとつまらないね」
の一言が発端となった。

残り5ヶ月。
ムスメにボンビーが憑いた。

そして遂に、奴が正体を表した。

「キ~~~~~~~ング、ボンビーーーーー!」

「イヤーーーーーーー!」
泣き叫ぶムスメ。

「え?そこ泣くところ?」
「こわーーーーーい!」

妻の背中に隠れながら画面を見ている。
どこが怖いのかよく分からない。

寧ろ怖いのはキングのやり口だ。
デビルの召喚、カードのぶっ飛ばし、物件の勝手譲渡売却・・・
数知れない悪行の記憶が蘇る。

残り2ヶ月。
ラストゴール「大阪」まで、プレイヤー3名は残り10数マス。

オレンジカードで急行するも、届かずゲーム終了。


結果発表。
1位:妻。
堂々たる1位。なんか腹が立つ。中盤チートだった。おめでとう。

2位:ムスメ。
ラスト、ボンビーの悪行から逃げ切り、泣きながらのプレイに感動した!

3位:赤鬼。

4位:私。

何故か赤鬼に負けたよ。

オレンジカードを買いすぎたかな。
ムスメはキングが出たことをずっと口にしているが、私は私で赤鬼に負けたこと自体恥ずかしすぎる。


盛り上がった3時間。
ドット絵に疲れた3時間。

でも、ゲームはみんなでした方がやっぱり楽しい。

桃鉄、PS3で復活しないかな。

2016年9月2日金曜日

94日目:水素水を飲んでみた

昨夜。
お腹の激痛で身悶えた。
トイレに駆け込むこと3回。

「入院しなさい」
と言われた翌晩だっただけに、入院するべきだったんだろうかと思う。

昼食はふくれ菓子パンだった。
食べたときは痛くもなんともなかった。
トイレの回数も普通と変わらないぐらいまでに減り、治癒されてきている事を実感していた。

それなのに。
悶えた。

痛いところを抓って痛みを誤魔化した。


抗菌剤、整腸剤等4種の薬を飲み、お腹の中は善玉菌が増えてきているはず。

またしても只一つ思い当たる節があった。

昨日の午前4時半。
親父からメールが来ていた。

「水素水を持っていくから1日2Lは飲みなさい」
(起きるの早すぎるって)

午前6時半。
4Lの水素水を本当に持ってきた。

水素水。
還元水の一種。
体の毒素を排出し、アンチエイジングや胃腸を整える作用有り。
また、これらの作用は科学的に証明されていない。

私的意見だが、信じる者は救われるアイテムだと思っている。

(効かない物、もってくんなや~)

とか、思いながらも興味本位で夜までに2Lを飲み干した。


それから、腹の激痛。

因果関係があるのか・・・
転げまわりながら携帯で調べた。

『慣れない最初のうちは200mLから始めよう』

「マジでかーーーー!10倍も飲んだってーーーー!」

いきなり2Lも飲んだから、体が異物として認識し排出しようと腸が必死らしい。
だから下す。
痛い。

やられた。


もう絶対に飲まない。
残り2Lの水素水を端へと追いやった。

効くか効かないか知らないけれど、科学的に証明されていないものはもう飲まない。
信じる者は救われるんだろうけど、私は信じない。
水素水は証明されるまで絶対に飲まない。
慣らすなんてことはしない。
私には科学的に安全性の分かっている水道水で充分。
普通の水でいい。
ブルジョワな水じゃなくていい。


家族会議。
妻、ムスメは便秘気味。
私、胃腸が弱い。
なので、水素水の導入は却下。
科学的に証明されていて、評価の高い「ヤクルト」の方が全般的なコスパ、メリットが高いと判断。
我が家では便秘対策&菌活として「ヤクルト400」を来週から導入することに議決。

便秘で救急車とか、訳の分からない感染症で入院しそうになるとか、もうこりごりゴメンだ。
体が何機あっても足りないよさぁ。

2016年9月1日木曜日

93日目:夏、終わる

夕刻。
ヒグラシの声を聞きながら書く。

本日から9月。

暦の上では夏が終わり秋が始まる。

そうだねぇ。

哀愁漂う涼しい風がリビングを吹き抜ける。


あぁ、暇だ。
終日、暇だ。

元気と言えば元気。
痛いといえば痛い。

久しぶりに数日も家にずっといると、気が狂いそうになる。

エアコンを使わなくなって数日。
自宅療養して数日。
同じ時間が経っている様な。

会社はどんなになってるのだろうか・・・
社長、生きてるかな・・・

毎日連絡は入れているがやはり気になる。


相変らずTKマリネさん所からの物言いは上から目線。
朝から久しぶりに「人」に対してちょっと腹が立った。

なりたくてこんな病気になったわけじゃない。
会社に行ってもいいけど、移っても知らないよ。
感染症になってみる?トイレとの地獄共演を。
週末まで外出禁止なの。
お医者さんの診断書もあるの。
きっちり週末までって記載されてるの。
正確には下さないが前提なの。

私自身も結構根性論派だけど、根性だけでどうにもならない時があるのぐらい分かってる。

カリキュラムとか分かるけど、伝えた情報を精査出来てない。
人の話をまるで聞いていない。
この人、よく主任でいられるな・・・
とか、思ってしまった。

大手ってこんなもんか。
「人材」より「会社」なんだろうなぁ。


ヒグラシの声を聞けるのも、後数日なんだろう。

夜。
コオロギ達の演奏が始まる。

秋の夜長になんとやら。

勉強しないといけないけど、やる気がでないなぁ。

結局SAO(ソード・アート・オンライン コードレジスタ)のギルドイベント三昧で本日が終わりそう。
現在個人473位。
ギルド27位。

「攻略組」の称号まで19時間。
ギルドが燃えている。

腸炎を攻略する方が先かぁ。