2016年12月29日木曜日

212日目:響け!

響け!ユーフォニアム2。

泣いてしまった。

これ以上書く事無し。

浄化された。

2016年12月28日水曜日

211日目:キッカケ

娘には色々なアニメを見せている。
正確には、親子して見ている。

今期。
夏目友人帳 伍
文豪ストレイドッグス2
ブレイブウィッチーズ
双星の陰陽師
舟を編む
ステラの魔法
3月のライオン
クラシカロイド
響け!ユーフォニアム2


先日。

「大きな紙が欲しい!」

沸いたインスピレーションを止められず、お気に入りの「オーバーロード」のカレンダーの一枚を渡した。

「ありがとう!」

と言って書いたものは・・・

コントラバス。

なんで???

しかも綺麗に私の好きな「セバスチャン」の所を除いて。
現在「セバスチャン」は壁に貼ってある。
紳士でしょ。

翌日。
裏面のコキュートスが切れ切れになっている、紙のコンバス(コントラバス)を園に持って行った。

コキュートス。
尻尾から下を切られ、腕の長柄もなし。

お迎えの時先生から一言。

「今日はユーフォ?描いてましたよ。『ユーフォ』ってなんですか?」
「あぁ、ユーフォニアムです。チューバのちっさい版みたいな」
「あぁ!チューバも描いてました!」
「まじですか~~~・・・良かれと思え、吹部(吹奏楽部)のアニメを見せていて。見てないようで見てるんですね~」
「あと、トランペットも描いてました」
「あふっ」


さすがに無いと思ったのは将棋だった。
たまたまクリスマスに親父の携帯に「どうぶつしょうぎ」なるアプリが入っていて、それに度嵌りした娘。

「パパ~、3月のライオンってなんでライオンなの?」
「どうぶつしょうぎの王様って誰?」
「ライオンだよ」
「だったら、3月にライオンになるんじゃね?」
「ん?」
「3月に王様になるんじゃんね?」
「あぁ!そっか!」

ごめん、良くは知らない。
『ライオン=孤独』だと思ったけど言葉に出来ずに、これは多分違うと思うことを吹き込んだ。
そもそもコミック読んでないから先の展開さえ分からない、3月のライオン。

話をどうぶつしょうぎに戻して、ちょっと興味があり自分のスマホにも入れてみた。
ルールは将棋のような決まりがあって、ライオン(王)を取れば勝ち。

簡単といえば簡単。
詰め将棋みたいな、子供版。

「勝った~♪」
「負けた・・・」
を繰り返す娘。

一応アドバイス。
「数手先まで考えてライオンを誘導するのがコツ」
「うん~・・・」
まだ早いか。


まさかとは思うけど・・・
娘は結構アニメのセリフを覚えている。
まさかとは思いたいけど・・・
アニメ鑑賞で疑似体験して、実体験に繋げているんだろうか。
まさかとは思うけど・・・
たまにアニメ見て泣いてる。

高校時代。
アニメ好きやゲーマーの友達が成績良かったりしていた。
友達曰く。
「発想力がついた」
と。

まさかとは思うけど・・・
単にアニメが好きな娘ではないらしい。

2016年12月27日火曜日

210日目:こえが おくれて くるよ

一国堂さんではないけれど。
あれほど、シャープではないけれど。


今朝(けさ)。
声が(こえが)。
出なかった(かった)。

全くと言っていいほど声が出ない。

「それ変声器つけてんの?」
妻だった。

「パパ大丈夫?」
娘だ。

「だいじょうぶじゃない」
一国堂な私。

遅れてもいないし、モノマネでもなんでもなく、普通に声が出ない今朝。


マスクを装備して一日を過ごした。

夕刻。

大体戻った。
さすが、保湿・保温のタイガーマスク。マスクの保湿力に驚く。
それでも、まだハスキーボイス。


2日連続で鼻血を垂らしている時点で、肉体的にダウト・・・

1年半の休養は、ガチで体力を落とすらしい。

後1週間・・・

地球半周遅れてでもいいから、声が届きますように。

2016年12月26日月曜日

209日目:頂き物

疲れた所にほっこりさせてくれる1本の電話。

「お土産ありがとう!このビール探してたんだって」
「マジですか?だったら良かった~」
「中身もいいけど、瓶もいいんだよね~」
「多分飾りに使うだろうと思ってのチョイスでした」
「そう!良いよね~。栓吐きのビールなんて滅多にないから」
「でしょー」

10歳年上の私称アニからの電話。
ハウステンボスのお土産のお礼の電話。

人に喜ばれると気分は悪くない。
人に喜ばれる選択をしなければ・・・


ヒートテックのステテコとTシャツで遅めの夕飯。

『ピンポーン』
妻:「宅急便だよ」
私:「出てー」
妻:「kootの同級生だよさ」
私:「なら、出る」

昭和なおっさんの恰好で出てみた。
「ごめん、こんな恰好で」
「油断しすぎ」
「いや、さっき帰ってきてもうだるくてさ」
「あるわなー。で、2品あるよ」
「誰やろ」
伝票を見て、
「あー、はいはい。あーなるほど」
「大丈夫け?」
「大丈夫。今から配送あるんだよね?」
「今からが勝負だよ」
「あんま無理せんごと。ありがとう。あ、『佐川 きれた』で検索してみて。ひどいのが出てるから」
「何それ?」
「不在でキレた配達屋さんの動画がアップされてるから、気をつけて」
「おー、見てみる。じゃ」
「ありがとう!」

頂き物。
横浜在住の友達から「横浜作り」のビール1ケース。
と、ゲーム内で知り合った友達からの車のメンテ用品1パック。


まずは、横浜から電話していく。
「よぉー、まだ仕事~?」
「まだー」
「忙しいのにごめん」
「よかたっど」
「ビール届いた。ありがとう」
「なら良かった」
「でも、持ってる奴だった~」
「知らんどー。まぁ、在るに越した事ないっしょ」
「だね~。みんなで飲むわ~」
「そうして」
「ほんとありがとねー」
「兄の事もよろしく」
「時間かかるけど、いいっけ?」
「急ぎで」
「俺、友達少ないからなぁ」
「ビールは餌代だから」
「断るわけにはいかんねー。分かったー。探すよー」
「よろしく~」
「ありがとねー、お疲れ様ー」
「おつかれー」

まだ未婚の、二人目のアニの彼女募集をしなくては・・・


車のメンテ用品を送ってくれたゲーム内での友達(?)に電話をしてみる。
チャット以外でコミュニケーションを取るのは初めて。
ワクドキでしてみた。

「もしもし。○○さん(アカウント名)ですか?」
「いや、違います」
「んー、△△さん(実名)ですか?」
「そうですー。ってか誰ー??」
「koop(私のアカウント名)です」
「はぁ?」
「kootです。プチなギルドの」
「あーはいはい!あ、届きました?」
「届きました。ってか初めまして」
「あー初めましてか笑いやー、本当に繋がるとは」
「ですねー。ドキドキしながら電話してみました」
「いやー、ほんまに」

長くなりすぎるので割愛します。
話は車メインで熱くなった。


初めて話した感じではなかった。
リアルに『会話』のできる、話していてとても楽しい人だった。

こういう事もあるんだな~。
ネットってやっぱり繋がってるんだな~。
こういう、知らない人とも繋がる様なスキルは、これからはもっと必要なんだろうな~。
対画面からの対人化だな~。
そして、気が利く大人・・・

なりたいな。
そういう大人に。

2016年12月25日日曜日

208日目:ムスメの号泣

目の前の少女の涙収まる事を知らない。
流れる涙が引き付かせながら口を開く。

「ま だ あそ び た かっ た」
「もうクリスマスは終わりなんだよ」
「ま だ 泊 ま り たっかた」
「殺センセーみたいにマッハで動ければできるんだけど、ほら、人間ってそんなに早く動けないでしょ」
「・・・」

飛び込んできた。
受け止める事しかできない。

「あーーーーーー」
再度号泣が始まった。


2016年12月23日
ハウステンボスを満喫した。
9時から22時過ぎまでアラシックスズを引き吊り回し、遊び呆けた。

歩いた、自転車を漕いだ、20m上から落下もした。
観覧車に乗って光の迷路を発見し、実際の迷路で迷子にもなる。

光に溢れる幻想的な夜街をひたすらに遊び倒した。

2016年12月24日
島原、雲仙のヘアピン達を「僕にインビテーション」、「青春サツバツ論」のBGMで疾走した。

「海の隣が山ってすっげー」
「前がコンパクトカー達で、とあるCMみたい」
「せーいしゅーんさつばつろーん!!!」

山道を抜けた瞬間、突然眼を埋め尽くした景色が宿泊先だった。
やたらでかい。
門構えからして豪華。

大浴場の中にある一人用の贅沢な岩風呂から、ライトアップされた広葉樹と高層圏の筋雲に見とれながら、現を抜かす。

深夜手前。
妻とムスメが寝た後、私はチャットに必死だった。
ギルドチャットが炎上していた。
食べた物を吐きそうになる手前。内容は流石に書けない。マスターもこの日記を読んでいるだろうし。
多分一生忘れられない、腹筋崩壊する笑い話がチャットで流れる。
痛々しいクリスマスイブ。
そして、そのまま迎えたクリスマス。

悦楽を過ごした。


2016年12月25日

遊び疲れもピークを迎えるも、早朝からテンションマックスなムスメ。
サンタクロースが来たらしい。
ハッピークリスマス。
プレゼントは秘密にしておこう。

島原から熊本へフェリーで渡航中、鴎にカッパ海老煎で餌やり。
初めて間近で鴎を見た。
ハードボイルドな映画の鴎の鳴き声のイメージが崩壊するほど、愛らしい瞳。
空中に投げた海老煎をキャッチする腕前は、まるで空挺だった。

鴎達を後に、実家に戻ってきた。


夜ご飯を共に済ませ、帰る間際。

泣き出した。

「さーびーしーいー」

それもそうだと思う。

濃い2泊3日の小旅行。
それでも、ここに書ききれない事がたくさん有りすぎた。
SNSとかいじる暇も無い、楽しい時間だけが過ぎて行った。

これに悲しみを覚えたんだろう。

「また遊びに行こうね」
お袋がムスメを抱きながら伝える。

別れを告げ、家に戻ってきても泣き止まず、過呼吸まで行くかと思った矢先。
自分で呼吸を整えだした。
最終的には涙を止め、

「いつ遊びに行ける?」

真顔で聞いてきた。

下手な嘘は吐いたらいけない場面。
しっかり予定を思い出し、「パパは行けないが」と前置きをして30日と約束する。

笑顔が戻り、いつもなムスメに戻った。
ムスメは自制し、また一つ大人に変身した瞬間だった。


この2泊3日で、また成長をしたムスメ。
明日からは「ムスメ」ではなく「娘」と書こう。
それぐらい情緒、精神、外見含め、「良い女」になってきた。

2016年12月23日金曜日

206日目:テンボース!

来たよ。
ハウステンボス。

ザベステンボス。


感想は、あさって…


取り敢えず、今日の行程は。

3時半起床。
4時出発。
高速を快速で、8時半にハウステンボス隣接のホテルに到着。
9時ハウステンボス入り。
自転車、歩きまくって、クッソ楽しんで22時40分ホテルへ。


リゾートスパなるテルマエに浸かり、再びビール!


感想はあさって。

取り敢えず、クリスマスに過ごす旅行は色んな意味で凄いと知った。

特にバンジー!

一度はした方がいい!

一度は自力で落ちた方がいい!

一度とは言わず機会が有れば、またしたい!

2016年12月22日木曜日

205日目:更新落ち

11月末。
先輩が出向期間の任期を終え、無事に卒業をしていった。
晴れ晴れとした笑顔で挨拶を終える。

12月末。
私、クビになるかと思ったら、なんとなく生き残った。

同月末。
別の先輩が出向期間中、数字を取れずに年内でクビとなる。
この話を本人から聞いた。

弱肉強食。

弱い物は潰され、強い物だけが生き残る。
残酷な数字の世界に唖然としながら先輩の話を聞いていた。


3年間の出向予定だった。
それが1年3ヵ月で除隊。

1年居ただけでも凄いと思う。

「もう限界だったよ。ラストは酷かったよ~。数字が後から後から追いかけてきて怖かった。それから解放されると思うと少し嬉しい。けれどなんか悔しいな」
複雑な表情を浮かべながら淡々と語ってくれた。
清清しさは微塵も感じられない。

「でもさ、私達と今の人たちって制度が違って更に大変になってるんでしょ?」
「らしいですね。ガチ新規しか受け付けないって」
「更新が挙積にならないって厳しいね~」
「ですね~。きっと、俺は1年もいませんよ笑」
「大丈夫っしょ。だって、相談しやすいし」
「はぁ。数字を取る営業って型じゃないんですから、無理ですって。単なる相談役みたいな」
「それがkoot君のいい所だって」
「わかんないわ~」

自分の良さは自分では評価しかねる。
自分のスタイルが良いのか、悪いのか。
私には分からない。


私は1年間の出向。
短期決戦。
今年の8月から出向し始めたから来年の7月末が卒業となる。
上手く行けばの卒業。

多分、無理。
人生そんなに甘くない。

それに数字。
私は狙わない。って決めてるから。

特に死亡、医療、ガン保険などの『生保』と呼ばれる類の物たち。

私は失礼な奴だから、遠慮なしに手取り収入から、固定支出まで全て聞く。
それを踏まえた上で、家計改善も含めてフルコンサルをする。

家の中を除くようなお金の領域まで他人が話すかどうか・・・
当然、全く見知らぬ人なら話したくないだろう。
私だって、下手に話したくない。

だから、無理にコンサルはしない。

求められたらする。
がっつりする。家計改善、無駄遣い禁止令まで発動させて、その家庭を安泰の老後を過ごせるように導く。


そういう体だから、多分生き残れない。

更新落ちしたら、先輩みたいに複雑な気持ちになるのかな。

「私、こういう所でつまづくつもりもなかったんだけど、ましてやこの業界で働いて、出向までするなんて、最初は全く思ってなかったのに・・・なんか変な気分」
最後の言葉。

そうだよな。
人生何が起こるか分からないから不安なんだよ。

2016年12月21日水曜日

204日目:当事

太陽の中心が冬至点を通過し、北半球では一年中で昼がいちばん短く、夜がいちばん長くなる。

貴方は、しっかりゆず湯に浸かりましたか?


眼を閉じて、風呂一杯に広がった柚子の香りを一息に吸う。

「はぁ~、なんだったんだあれは・・・」

昨年は、柚子湯の柚子をムスメとボロボロに破壊し、浴槽を壊しかけた。
今年は、一人。
妻もムスメも入った後で、一人日中の出来事を思い返す。

嗅覚を失いかけていたが、ここ最近は調子がいい。
手のひら大の柚子を掴んで軽く絞る。

やっぱり柚子だ。
柑橘の爽やかな香りが鼻を通り抜ける。

「はぁ~、爽やかかな、爽やかかな」
「でも、あれはないだろう」

ぶつくさと独り言が増える一人の風呂。


日中の光が少ない本日。
お客様の所へ年末の挨拶回りをしていた。

1軒目を終え、2軒目に走ろうとするとき。

上がった・・・
滅多にない。
バッテリーあがりだ。

「なんでこんなときに、あがってんだよ!」

焦りと裏腹に車はいう事を聞いてはくれなかった。

仕方なく、レスキューを呼んだ。
30分待ち。

運転席を倒して寝るしかない。
暇だから。
こういう時にこそ、自分リチャージ。

窓を開けられない車内は冬至でも暑いことを知る。
汗が・・・
そして、こういう時に限って眠れない。

頭に掲げていた腕が痺れ始めた頃にレスキューがきた。

そして、すぐにジャンピング。
即行でエンジン始動。

やっぱりバッテリーだった。

「予兆はありましたか?」
「ありました」

ありましたって言った自分にウケた。
笑ってはいけない所で笑ってしまった。
最近、もたついてたから『来る』って思ってたけど、朝ではなくて昼に来るとは。1時間以上走らせて、たった10分放置しただけでバッテリーが上がるとは予想だにしていなかった。
保険屋が予想外の出来事に遭う。
ツボだった。

そういう余計な事を考えていたら、「ありました」の言葉が面白すぎて、
「ジャンピング道具買うかなぁ」
とかレスキューさんと話してしまった。

勿論買わない。

ノリだ。


エンジンはつけたままで挨拶回りを済ませ、バジェさんに電話を入れる。

「バッテリーの安いお店知らない?」
「うちにあるよー」
「いくー」

さすが、バジェさん。
颯爽と交換して、洗車までして頂いた。
今回もありがとうござました。


柚子が眼に染みる。
恥ずかしい一日を思い出してしまう。

「普通上がるか~」
「時間がないってのに~」
「あ~災難だわ~」

ぶつくさ・・・

独りの夜は長い。

2016年12月20日火曜日

203日目:歯磨き

5歳、年長組みのムスメ。

来年から小学校なのだが・・・


異常に歯磨きが遅い。
しかも、できていない。

毎日の様に怒られるムスメ。

よく持つなぁ・・・

私ならそれに耐えられるメンタルがないから、ある意味関心してしまう。


スピード感っていつから覚えるのだろう。

時間をかけて、かけて、かけて、30分。
歯ブラシを加えたままで、全く駄目。
これは痛々しいほど時間の無駄。

教え方が分からない。
伝え方が分からない。

その30分。

超無駄だと伝えるも伝わらない。


『時間の概念』。
どうやって教えたらいいんだろう・・・

2016年12月19日月曜日

202日目:自分を検索してみた

今週末の最大の予定。
今年最大かもしれない。
ハウステンボスに行く。
そこで現在コラボしているのが、「銀魂」。

楽しみだから、
『ハウステンボス 銀魂』
で検索してみた。

そしたら、過去の日記を発見・・・
上から11件目・・・

(うそん・・・)

こういうの、自分で見つけると結構恥ずかしい。
勿論、読まない。


ついでに自分の本当の名前をグーグル先生で検索してみた。

私の名前はかなり珍しい。
過去5年以上前に検索した時は私しかいなかった。
ほら、務めていると、どれだけ自分の情報が漏えいされているか確認したりしない?
その時の記事は・・・過去の栄光。陸上だった。

今検索してみたら・・・
おぉ、知らない人が出てきた。
やった。同姓同名がいるってなんか嬉しい。

ってか、同じ県内在住だという事に気付いた?!
他に同姓同名は見つからない。
日本で2人だけの同姓同名。
それが同県に二人もいるって、ある意味で人口密度が高い。
というか、奇跡。


そして、もう一つの自分の名前を検索してみた。
エセ小説家の方。

あーーーーーー。

一番上ーーーー。

出過ぎーーーー。

やめてーーーー。

恥ずかしーーーー。


自分で自分の名前を検索する事は、自分で自分を弄るように破廉恥で、これ以上の放置&羞恥プレイはない気がした。

2016年12月18日日曜日

201日目:たかがゲーム。だとは思わないほうがいい。

ほら、ソシャゲってさ、知らない人を同行ってできたりするじゃない。
ゲームをする人は分かると思う。

私も知らない人を同行させたりする時ある。
でも、フレンドの申請とか極力しない方。
できればギルドの人達でフレンドとか済ませたい派。


見ず知らずの人からフレンド申請が来る。
私の場合、『許可』せず速攻で『拒否』。
だと思ってる。
ってか、そうしている。

大体、私以外のメンバーでも『拒否』のパターンが多い。


ユーザー情報に一言コメントが入力できる。
これはフレンドでなくても誰でも閲覧可能な情報だ。

大概のコメントは、
「よろしくお願いします」
「ギルイベ(ギルドイベント)がんばろう!」
とか。
まぁ、そんな挨拶文的な情報。


そんなところに・・・
唐突にやってきた・・・

「現在フレ申請中のkootさん、うちの○○ギルドへきませんか」

(は、い・・・?)

一言コメントに私宛へのコメントが・・・
こういう申請はさすがに無下に対処出来ない。


勿論、知らない人。
それに、どんなギルドかも分からない。
今のギルドから出る気もさらさら無い。
けれど、一応情報収集してみた。


そこは現在5本指に入り、前回のイベントでは2本指に入るギルド。
ガチで世界屈指のギルドだった。
更にフレンド申請、「現在フレ申請中のkootさん、うちの○○ギルドへきませんか」を送ってきたのは、そこのマスター(リーダー・団長)だった。

例えて言うなら、石油王からの精鋭50人の中で、超高給取りで働かないか?
という、勧誘。


もう、恐れ多くて、対応の仕方にパニくる。

「どうしよー!!!」
取り合えず、現在所属ギルドへ、上手な断り方を聞く。

流石だとしか言いようが無い様な、充てにならない回答ばかり。
最終手段。

「『kootはマスターのサブアカです』で行こう笑」

まぁ、ないわな。
マスターのサブアカだなんて、私も恥ずかしい。


馬鹿げた作戦から5時間・・・
相変わらず投げられた申請は取り消しになっていない。
このもどかしい状況が嫌いな私。

相手は、世界を股に駆ける長。勿論、私が所属している所も世界30位くらいの大規模なギルド。例えるなら、日本の自動車会社の精鋭50人の中の私はトップクラス。

誠意を尽くした言葉で悪意無く断りの了承を得る術が最善手としか思えなくなり、意を決して個人チャットにて直接交渉に出た。


結果は・・・
「残念です。kootさんはギルド愛に満ちているのですね。私の交渉が例え上手くても引き抜けません笑。直接お返事してくれてありがとうございます」

話が通じる人で直接連絡を取って良かった。


たかが、ゲーム。されど、ゲーム。
ゲームでも人格、性格が分かる。
今年リアルの仕事も含めて4度目のスカウト・・・
もう今年のスカウトはコリゴリだわ。

2016年12月17日土曜日

200日目:ムスメの最後の発表会

私が小学校の頃使っていた鍵盤ハーモニカ。
私の後、3つ離れた弟が更に使った。

そして、約30年弱の時を越えムスメが使っている。

長子だから新しいの買えばいいよ。

そういう考えもあるかもしれない。

けれど、どうしても使って知って欲しかった。

『物を大事にする事がどれだけ大変で、大切な事か』を。


ムスメの園での発表会は本日で終わった。

最後の最後まで、写真とビデオの両刀で真剣に見ることが出来なかったことが心苦しい。


ムスメは3歳で園に入りそれから4年。
1年目、泣いて泣いて仕方が無かった。
2年目、泣かずに舞台で笑顔を振りまいた。
3年目、笑顔と共に力強さが加わった。
4年目、最後の年、情を入れた演技に色気を増していた。

あれから4年か・・・


最後の演奏。
あの鍵盤ハーモニカが響いた。

時間と共に紡がれて行った音色には深みがあり、ムスメの演奏で更に熟していった。

「来年には卒園」
という言葉が頭を過ぎると、成長を見られることが何よりも嬉しく切なくなる事が、時の流れだと激感してしまった。

まだまだ。
これから健やかに成長していき、徐々に自分の音を響かせていって欲しい。
切なる願いを抱いた。

2016年12月16日金曜日

199日目:年末で困るもの

1:髪の毛。
薄毛じゃない。ただ髪の毛が細いだけ。更に猫っ毛な私。
冬は寒いから伸ばしたい。
でも、髪の毛が目にかかってくるとうっとおしい。
だから・・・仕方なく切った。

仕事関係なし!の、勢いでいつものお店でカットしてもらった。

私、やったよ。
やったった。
やってしまったよ。

ツーブロック入れてもらった。
悪までも自分らしく。そして、お洒落に。
ってか、今時、ツーブロックがお洒落なのかは不明・・・
13年の付き合いのお姉さんに任せたから、多分大丈夫。多分、メガネに似合っているはず。

スッキリ~を手に入れた替わりに失った。
後ろ髪がなくて・・・

寒い!
寒すぎるよ!!!


2:バチバチ。

しっかり水分は摂ってる。
水分と関係があるのかはわからないけれど、電気が走る・・・
静電気。
静かじゃない静電気。
これは雷だよ!
マジでビビル。

「ぬぁーーーーー!」
どこに触ってもビリビリくるのが怖い。

こんな私がガソリンスタンドに行くのは危険だから、極力給油しないようエコ運転を心がける・・・

痛いんだよ!!!


3:クリスマスツリー。
代々我が家ではクリスマスツリーを置かない。

幼少期。
「こんなゴミすぐに使わなくなるから買わない」
と、親に反対され、うちにはツリーを飾らなくなった。
そして今も。
ムスメには辛いだろうがクリスマスツリーを飾らない。

「ほら、園においてあるでしょ」
で誤魔化している。
いつかは人並みに揃えないと間違いなくトラウマになる。
がんばれ、私。


4:年賀状。
某店員の橋元君お勧めのプリンターは流石に早い。
3家族分、270枚の内、170枚を2時間弱でプリントアウトしきった。
170枚は私の実家、妻の実家分。

そして、今・・・

「あーーーー!妻の実家分の宛名入れしてねー!!!」
「あーーーー!うちの年賀状まだ刷ってねーーーー!!!」

デザインすらも決まっていない我が家の年賀状。

あーーーーー!!!!
年末ってなんでこんなに訳が分からないくらい忙しいんだ!!!!
誰だよ、『年末』とかっていう単位を作ったのは・・・
アインシュタインだな!!!
2進法の12進法とか次元作るから時間に追われるんだよ!!!


いくらあっても足りない時間と空間。
私は間違いなく欲張りだ。
したいことがありすぎる!!!!

2016年12月15日木曜日

198日目:虹の素

雨の隙間を縫った虹を見かけた。

(あの虹の端には確か」・・・)


物理科だった私。
虹は光の屈折で出来ている。
カップルが寄り添う夕日も光の屈折。
虹色に輝く玉虫や、パワーストーンであったりするサンキャッチャーの類。

落ちる夕日を眺めては、大気中の埃や水分の量が大体分かったり。
飛行機雲を眺めては、今から、明日の天気が分かったり。

こういう類の『光』の原理、『波』の原理とかを知ってしまうと、『物理』を学ぶということは、ロマンの欠片さえも失う事だと思う。


「あのさぁ、虹の根元って知ってる?」
「根元とか無いでしょ」
「いや、あるんだって」
「なにが?」
「虹の端、両端に、はげたオッサンが虹色のビーム出し合って交信してるって。知らんかったん?」
「マジでか?」
「当たり前の話」
「覚えとく!」


ふとくだらない話を思い出した。

『狐の嫁入り』は剥げたオッサンが交信している真っ最中。
邪魔してはならない。

あの、虹の端の根元。
あそこには何かを伝えたい、夢を魅せてくれるオッサンがいる。

このことを、ムスメに話した。

「マジで?!じゃぁ剥げたオッサンに会いに行ってみよう♪」

辿り着くはずも無い旅が始まりそうだ・・・
それもまた楽しいわ。

2016年12月14日水曜日

197日目:銀杏

真昼でも太陽の南中は低く、ビル街の陰りは路地を暗く覆っている。
反して、銀杏の山吹色の葉は散り積もり、時折の北風で陽の光を浴びて右往左往舞っている。

缶コーヒー片手にハンドルを持ちながら、乾いた灰色の世界で揺れる鮮やかな色に見とれてしまった。


私もこんな風に躍らせれているのだろうか。
自身、それほど煌びやかではないのは分かっている。でも、せめてを思うのは自由でありたい。


道路の端で留まろうにも風に煽られ、流されていく。
2枚が1枚引き裂かれそうになった、または1枚が2枚に重なった葉は何処に行くのだろう。
ずっとそこにいられず、最終的には人為的に回収、それとも、川や海、山へ没するのだろうか。
色彩と逆の一面を持つ銀杏の葉に、なんとなくの侘しさを感じてしまった。


車の窓を開け、寒風を車内に取り込み気付けする。

うっし。
走るか。

青信号と共に山吹を散らして走る。
私も走り続けるしか行き場がないのかもしれない。

2016年12月13日火曜日

196日目:雨時々霧、後に晴れ。

快速で薩摩半島を縦断した。

久しぶりの長距離ドライブでテンションが上がっていたところを、興ざめさせるような出かけの雨。


昨夕の事。
久しぶりにムスメを迎えに行き、お風呂が沸くまでギターを弾く。
暇だから。
久しぶりのストレス発散。

『酸欠少女さユり』さんの『るーららるーらーるららるーらー』をYou Tubeでテレビに映しながら弾き鳴らす。

気持ち。
「うおぉぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁ!」
この曲、ガーーーーって掻き鳴らせるからかなりストレス発散ができる。

1周目。

スッキリ。

気持ち。
アンコール。

2周目。
始めようと・・・
気付けば、ムスメがギターを担いでいた。
「パパ、一緒にやる♪」
「おけ!」

ジャンジャンジャンジャンジャンジャーン・・・

私の気持ち。
「うおぉぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁ!」
ストレスの発散。

ムスメの姿。
S.yairiの小型ギターをオープンコードで激しく掻き鳴らす。
ムスメの姿から察する、ムスメの気持ち。
「うおぉぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁ!」
詩の解放。

頭を揺らしながら、腕を激しく振り回し、全身でギターを鳴らしている。


ムスメの音は遠く、私のギターでは及ばない。
使い方が、弾き方が、心から出していた。

云わば、ムスメの『叫び』。
だ。


そんな昨夕の出来事を思い出しながら、ドライブしていく。
ムスメと弾いた『るーららるーらーるららるーらー』、1曲のみのエンドレスリピート。

早く、コードを覚えてくれないかな。
そうすれば、すぐに私を越えて飛び立つだろうに。

2016年12月12日月曜日

195日目:無力だと思った

本日、ギルド内のメンバーが手術。
ゲームの中の知らない人。
でも、仲間だと思ってる。
私達は本当に強い。
リアル禁句のゲームの世界でも、絆は強い方だと思う。

手術内容は、多分、心臓バイパス手術と思われる。


「最後にならないよう頑張ってきます。
それでも駄目だった時は除隊お願いします。
マスター、kootさんありがとうございました」

彼女(彼?)からのギルドへ、マスターへ、私宛へのチャットだった。


結果はまだ分からない。
どういう状況なのかも分からない。


約半年の「ゲーム」の中だけの繋がり。
でも、ギルド数は優に数万あるうちの37位のこのギルドはこのままでは終わらない。
みんなが勇気付ける。

「早い帰りをお待ちしてます」
「勝って下さい」
「祈る事しかできません」
他・・・


「最後とか言わないで下さい!
必ず、大丈夫!
絶対、大丈夫!」

私は、『必ず』、『絶対』という言葉は、根拠が無いから使いたくない。
けれど、もうどうしようもなく、情に溺れてしまい言ってしまった。

本当に祈るしかない。
きっと天は見ている。
信じたい。

「帰ってきました!」
の言葉を早く聞きたい。

この無力感は一体、何・・・
過去形の言葉が嫌に気になる。

2016年12月11日日曜日

194日目:本日のムスメ名言

大掃除2日目。

「パパ、何か言う事あるでしょ」
「うん?」
「ほら、私、がんばったでしょ」
「あぁ、お掃除ありがとう」
あたりまえでしょ


掃除をしながら。
「何聞きながら掃除しようか?」
「なんでも♪」
「任せるよ」
「そしたらパパの好きなバンプで♪」
「ナイス!」
掃除にリズムが乗る♪


どん兵衛のCMを見て。
「おー、ネウロイやな」
ネウロイ:ブレイブウィッチーズに出てくる、突如出現した異形の敵。
あれはUFOだよ!
「おぉ、さすが!」
妻、キョトン。


お風呂で。
「パパ、英語喋って」
「うん~、そしたら、何か怖いものが徐々にやってくるシーン・・・
オウマイガ・・・オゥ・・・ガーッ・・・ノー・・・ノーー・・・ノーーー!!!」
「ぎゃはははははは!!!」
「では日本語で・・・おい、来るなよ・・・マジでか・・・やめて・・・おぃ・・・やめ・・・やめて・・・やめろーーーーー!!!」
「ぎゃはははははは!!!!パパ超ウケルんですけど!
ガツンっ。
笑いすぎてひっくり返り、浴槽で頭を強打したムスメ。

そのリアクションもさすがです。

2016年12月10日土曜日

193日目:大掃除

大掃除1日目。

二日に分けて屋内、屋外で計画を立てた。
本日、屋内を中心に進めた。

私、高所、水周り。
妻、窓、サンルーム。
ムスメ、フローリング。

各自、ポジション分けを行い没頭する。
昨年は「そうじ」の「そ」さえも知らなかったムスメが今年から参戦を自分から申し出た。


まずは、メダカの水槽の水換えから始める。
6匹のニートメダカ達は元気すぎた。
移し変えのときに、3匹が手元から撥ねて行った。キッチンで横たわる2匹を見つけ、慌てて拾いに掛かる。これがなかなか掴めない。どう触っていいのかわからない。最悪つぶしかねそうになる。
意を決して割り箸でやさしく挟む。
功を奏して救出できたが、残り一匹が見つからず数分が経った。

やばい。また虐殺・・・

かと思ったとき不思議な光景を見た。

今朝飲んだコーヒーの残り。
その中を平然と泳ぐメダカを。

「何、有意義にカフェイン中毒してんだー!!!」
メダカに余すことなくツッコミつつ救出。

6匹のニートメダカ達が洗われた綺麗な水槽で泳ぐ姿は幸せそうに映る。
ゲドックスもしてください。


次に取りかかったのはリビングのフローリング。
ここはムスメの担当だ。

「布巾を持って駆け抜けろ」
「したことないよ」
「テレビでみたことあるでしょ?」
「あぁ、あれね。やってみる♪」

床の目地に沿って走る。

とととととっと。

まぁ、そこまで広くは無い我が家だから直ぐに終着してしまう。

「これさ、滑るね。でも楽しい♪パパもする?」
「いや、パパは外で絨毯を叩いてくるから」

布団叩きを片手に、スリッパを履いて外に出る。

『撫でる様に叩く』
これは兵長からの教えだ。
実践してみても払っている気にしかならない。つまらない。何をするにしても面白みが無いと興じない。
フルスイングしてみた。
「バシーーーーーン!」
会心の当たりは、音で近所に響いていく。埃も朝日に照らされて舞い立つのが良く見える。
(これだよ、これ)
あまりの快感から、フルスイングを繰り返した。

時折、庭から床を往復するムスメを見てみた。

嬉しそうに手を振るムスメ。

距離3m・・・

手を振るには近すぎるだろ・・・

窓を開け一言。
「パパも床拭きしてみる?」
「いや、どう見てもパパは絨毯を叩いてるでしょ」
「そだね」

そっけない。味気ない返答が悔しかった。
(しょうがねぇ)

「うおぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」
布団叩きを振り回し残像を描くように絨毯を滅多する。

「おぉ!!!!!パパすごっ!」
「だろ・・・これがパパだ・・・」

息切れしてた。


屋内に入ると床はピカピカに磨かれていた。
新品に負けず劣らずのフローリングに寝転ぶと爽快だった。

「上出来、上出来」
「でしょ。あ、はい、パパ」

手紙と一緒にチョコレート・・・?を渡された。

『おつかれさま』

の一言が手紙に書かれていた。

年長さんが『おつかれさま』っていう言葉の使いどころを知ってるのかよ?!
ツッコミ半分、嬉しさ半分でありがたくチョコレートを食べる。
甘い。美味い。

「お前もお疲れ様」
初めての大掃除を満足気に疲れきったムスメの笑顔はチョコレートより嬉しい。

これが、大掃除。
『おつかれさま』
の使いどころ、ナイスだよ!!!!

2016年12月9日金曜日

192日目:フローラル

寂しがり屋のムスメは昨夜も同じ床で就寝。
先に布団にはいった私。

隣で、
「はやく布団を・・・」
といったように身を震わすムスメ。

(はいはい)

布団を二人でかぶり就寝。


かと思ったら、入口のドアが開いていたのが気になったらしくムスメは布団から出た。

『人の頭の上は通るな』

我が家の教えでもあり、共通の教えだと思う。

そうでありながらも、ムスメは半ば強引に、私の頭をまたいだ。

「こら!!!」

と言いかけたその時。


ブッ。
間違いなく私の目の前のムスメのお尻が声を上げた。

(は?屁?)

「ごめん、おならした!」
屁だった。

我が家ルール。
『おならをしたら宣告する』
臭い時に逃げるため。

それをまさに宣言した。

「頭の上でおならかよ?!」
逃げられず、怒れず、思わずツッコム。

「ごめん」
「もう、頭の上も通るなよー」
「はーい」
「おならも顔の前でするのは禁止」
「はーい」


妻の顔に屁を浴びせたことはあるが、浴びせられたことはない。
誰にもくらわせられた事は無い。
ただ、ムスメを除く。

危険なので真似しないでください。
しかし、ムスメの香りは・・・
フローラル♪(親バカ)

2016年12月8日木曜日

191日目:箱

「先生はずっと先生だよ」

高校時代の先生が先日話していたことを思い出した。


ふと、事務所で教師の話となる。

この話を上司にしてみた。

「確かに。順当に行けば、7歳から小学校に通い、中学校、高校を卒業後、大学へ進む。大学を卒業後、先生となって、早期退職なら55歳、普通にいけば60歳で退職。先生はずっと学校から出られないんだよ」

そりゃぁそうだ。

先生はずっと先生であって、ずっと学校という『箱』の中にいる。

「退職後、塾の会長とかになる人もいるらしい。先生はずっと先生でいるしかないんだよ。それしか、生き方がないから」
先日、現校長先生と話している中で聞いた言葉。

それ以外の生き方・・・
ないのかな。


確かに。
『先生』という職業が天職な人もいるだろう。
だから、大学を卒業後先生一本で行く方もいらっしゃるのだろう。
教職員免許を持っている人で、過去に教鞭をとった、今は別の仕事についている。そういう人もいる。

自分が先生に向いていないから?
多分、向いていないから。
寧ろ、将来を考えると、閉塞的空間、学校という『箱』の中で半世紀を費やすのが勿体無いとも考えての結論で、教職を辞めたのだろうか。
その勿体無い免許はどうなるのだろうか・・・


無論、私には教職は向いていないだろう。
半世紀も同じ事ができない。
歴史は走っていって、技術も変わり、道徳も変わる。
それに対応できるだけの器量ももっていない。

『箱』がなんなのか。
知りたい気もした。
それは本当に『箱』なのか。
紙なのか、鉄なのか、ガラスなのか。

ぶち壊して、中から出てみればいいじゃない。

そう簡単にいかないからその人にとっては『箱』なんだろう。


かと言っても私も『箱』の中の一人の人間。
教職とは別の『箱』。

私は『箱』という一社会で大人しくしていられそうもない。
否が応でもぶち壊すだろう。
そんなものは、時間と意志でどうにでもなる。

柔軟な発想、強靭な信念、曰くは経験値の豊富さ。
膨大な情報、全てを一人生で得られない事は事実。
せめて人であるなら、人の話を実体験として心に留めて置きたい。
それが、糧になる。


何を言いたいかって。
自分の話をするより、人の話を聞いていた方が、引き出させた方が勝ち組になる。
そう思った。

2016年12月7日水曜日

190日目:果報は寝て待った

天は見てない様で見ていた。


寝てた。
犬は常に寝てる。

でも、降りてきた。

You're firedされそうな宣告を受けて10日目。
何気なく目標を達成した。
正確には達成させてもらった。

おこぼれ、頂きました。

バッター、ローアウトコースのボールを踏み込んでピッチャーの右方向へ返したーー!
ピッチャー、しぶとく左足を出して、かろうじて打球の勢いを殺す!!
セカンドが飛び込む!
右手で掴み取りそのまま1塁送球!!!!
ランナーっ・・・
アーーーーーーーウット!!!!

いぶし銀のセカンド、社長のナイスフォローーーー!!


首が残った・・・
残っただけではなく、更に増えた・・・?
ケルベロス状態。
首が3つのギリシャ神話の犬の怪物。
冥界神ハーデスの飼い犬であるケルベロスの暴走は収まらない。


嬉しいような悲しいような。
また、自分の意思とは違った生活が3ヵ月間続く。
更新が3ヶ月ごとに来るから。

邪神の飼い犬になるくらいなら、次はクビになろう。
ろくろっ首並になが~い首で宙ぶらりんにならないくらいの、重力に負けないくらいの長さでいいから。

どっちにしても人じゃないdeath。

2016年12月6日火曜日

189日目:カレーを飲んでるときに

まさにその時、

「え~?私は女型の巨人役~♪」


カレーは食べ物ではなく飲み物だと思っている。

咀嚼回数が減るから、ほぼ飲むに等しい。


まさにその時、

「ミカサはさやちゃん♪」

「何が?」

「巨人ごっこ~♪」

は・・・・・・
あ・・・・・・?!
あ゛ーーーー?!

『進撃の巨人』が「ごっこ」遊びでリニューアル!

なんだよ!その遊びは?!

ってか、ムスメもサヤちゃんってそんなに運動神経、スペックが高い方とはいえないでしょ。

「たまにね、サシャになって、みんなサシャになりたいって言うんだよ~♪」

ぐはぁーーーー!!!!

食い辛抱キャラの人気がハンパねぇ・・・


カレーは食べ物ではなく飲み物。
咀嚼回数無し、飲む!

まさにその時、

「巨人ごっこって、と~っても面白いんだよ~♪」

ブシャー。

しそうになった。

遊び方は聞かないでおこう…

2016年12月5日月曜日

188日目:李陵読了

著:中島敦
作:李陵

読了。
すこぶる面白さだった。

人間にはふさわしい事件しか起こらない。
見てない様で天は見ている。

数奇的「運命」という事実を感じる作品だった。


私は、漢書や人物書には全くもって興味が無い。
そう、根拠という物が薄いからだ。

しかし、司馬遷登場以来、見方が変わった。
司馬遷にも見方次第で意見が異なることは知っている。

漢書からの抜粋であっても、司馬遷に対する刑の重さに対する描写の中で、中島敦の激しい憤りを感じる箇所が著しく多い。
多分に、司馬遷に敬意を持っていたのだろう。


「李陵」に関しては資料不足の中でも心中の筆力に圧倒された。
蘇武との関係はまさに、「運命」に相対する二人の男の価値観の違いをまざまざと感じる。


「運命」か・・・
確かに私も数奇な運命で今の所以がある。

ムスメの体調不良により、病院に連れて行き、寝かしつけその間に「李陵」の読書。
中耳炎だった。

悪質な中耳炎には何度も対応しているが、今月、師走の月曜日に限って仕事を休まなくてはならなかったのは、痛恨の悲劇だと思った。
クビ寸前だから。

しかし、今日、このように本を読む時間を「くれた」ムスメに感謝しよう。
私にとっては、もう数字なんてどうでもいいやの一言に尽きる。

これも、「運命」だろうと受け止める覚悟があるのだから。
肩の荷が落ちた気がする。

2016年12月4日日曜日

187日目:土日の過ごし方

2016年12月3日

ムスメ、初の習い事である陶芸教室に通う。

今回は轆轤回しや粘土細工ではなく、クリスマスにちなんで、折り紙を切り合わせたレリーフの作成。
参加者は、小学4年生の男の子1人とムスメの計二人だった。

私は案件があり30分遅刻して見に行った。

黙々と楽しそうに星や葉っぱなどをはさみで切り進めるムスメ。
それらを自分らしく画板に貼り付けし、デザインしていく。

「大人では出てこない、素敵な発想を持つムスメさんですね」

先生の言葉が、ここの教室に通わせてよかったと思われるものだった。

可能性の一端が、手先の器用さ、更にデザイン力。
これを磨く為に、また集中力を育てる為の教室。

私達親の出番は全く無く、素敵なムスメらしいレリーフが完成した。

レリーフの完成後、今年最後の教室ということもあり、宝探しゲームが始まった。

クイズラリー的なもので、キーワードを並べると答えが見つかるゲーム。
ムスメは掛け算や漢字が読めないので、男の子に必死について館周辺を走り回った。

「宝探し、楽し~♪」

プレゼントでお菓子の詰め合わせを貰い帰路。

「パパもさぁ、クイズ作っておうちの周りに置いて行ってよ」
早速、宝探しに嵌った模様。
「おーけー。でも、意外とクイズを作るのも大変なんだよ」

多分、この宝探しは年明けになるだろう・・・


私、今は営業。
それまで内勤を10年勤めている為、紳士コートなる類の物は持っていない。
陶芸からの帰り道、紳士コートを探し回る。

形的にブラックやネイビーが主流のトレンチコートを狙う。
しかし、ブラックやネイビーは一般的過ぎて私の個性が出ない。
社会人として、スーツやコートにも個性は出しても良いと思っている。出来れば金髪で仕事がしたいのが本音。
多分に、ここ端っこの地ではNGなのかも知れないが・・・

狙った色はキャメル。
大人綺麗目で派手すぎず、カジュアルにも使える。

これがなかなか形、デザインの揃った物が見つからない。
しかも、キャメルはあまり置いていない。
しかし、今年の流行はキャメルだと店員さんから情報を得た。流行に反した物の無さ・・・
尚更、NGの予感が漂う。

前日の金曜日。
多分そうだろうと、社長に確認はしておいた。

「すいません。コートってキャメルでもいいですか?」
自分だけが気にしていても始まらず、大人として恥ずかしいと思う質問でもあったが、一応確認だけはしておく。
「別になんでもいいよ」
そうだよね。3つしか歳が変わらないから、別にどうでもいい話なんだと思う。

まぁ。いいや。
私は、私だ。

トレンチではなくステンコートのキャメルを購入し、札を取ってもらい着て帰る。
こういう所は子供っぽい。

渋い・・・
マジでカッコイイ・・・

自分で自分を褒める帰路だった。


その夜。
友達の兄と、指しで飲む。
兄とは家族ぐるみのお付き合いをさせて頂いてもらっている。
まだ、独身な2つ年上の兄。

場所は、学生時代に初めて知り合った、古びた居酒屋「銀次」。

約4ヶ月ぶりに会い、ビールで語り合う。

オッサンの会話は。

意外と兄は「まど☆マギ」が好きだった。
聖おにいさんのキャストについて語る。
仕事の話、PSW(精神保健福祉士)の資格取得者であり、互いの仕事の情報交換を行う。
そして、一番に盛り上がったのは「水曜どうでしょう?」だった。
やはり、水どう?好きに悪い人はいない。

そのままの足で、マンガ倉庫でデート的な展開になっていった。
アルコールが入り、メッカに足を踏み込むと自制心に歯止めが利かず、フラフラと物色してしまう。
特に私が着て行った「Barbour」のオイリージャケットの中古を二人で眺め、品定めをする。
深夜11時。
オッサンが古着をウロチョロ。
「Barbour」の前で私の「Barbour」と見比べ、メンテナンスについて語り合う。

そして、クレーンゲームで一松の枕を兄に取ってもらい満足気に兄宅へお泊りとなる。

初の兄宅。
最初目に飛び込んできた、蓋式ゴミ箱の上に炊飯器が置いてあった事に爆笑する。
「これあけられないよー」
「自炊してないでしょ」
「ルームの真ん中にライター落ちてるし」
「ってか、布団が二つ並んでるって、普段どっちで寝てんの?!それとも彼女がとか」
書くとキリが無い。
ツッコミどころ満載の部屋を取り合えずツッコミ倒して、再度乾杯する。

友達、兄からしたら弟へ電話するも流石に0時。
出ない。
当たり前に出ない。
兄とのツーショット写メをLINEで送っておく。

話し込み3時。
勝手にお風呂を借りて床に就く。


2016年12月4日。

「キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン」
近隣の学校の鐘で目が覚めた。

10時だった・・・

合計4Lのビールは流石にダメージが残る。
兄が買ってくれたオランジーナ ホリデーミックスウィズベリーは室温に戻り、開けると炭酸のパンチも少なくなっていた。それでも、若干の二日酔いが残る私には、気持ちアルコールが抜ける感覚を覚えた。

そのまま家に兄に送ってもらった。
楽しい一夜をありがとう、兄。


帰宅後早々に着替え、文豪の本を探しに行く。

有言実行。
太宰治:斜陽、人間失格、桜桃、その他7作の詰め合わせ
森鴎外:阿部一族、舞姫
泉鏡花:高野聖
織田作之助:夫婦善哉、五代友厚
中島敦:李陵、山月記
を購入。

中島敦から読み始めた。漢字が難しいが、筆力に圧倒される。知らなかった文豪だけに序盤から取り肌が立つ。


昨日からの疲れを癒す間も無く、ムスメの縄跳びを見せられる。
「20回飛べるんだから!」
仕方なく付き合う為、重い腰を上げて見に行った。

「いくよー!!!」

トン、タン、トン、タン、・・・

リズミカルに一発で20回を飛びきった。
信じられずにいつの間にか体が動きムスメとハイタッチしていた。

最近まではリズムさえ取れず、縄さえ上手く回せていなかったムスメ。
いつの間に、飛べるようになったんだ・・・

時間が濃く感じる。
そうして、日記が書けなかったと言う件。

2016年12月2日金曜日

185日目:4日間狂戦士(バーサーカー)

自分で言うのも恥ずかしいぐらい、スマホゲームが好き。
特にギルドランキングイベントとか、睡眠時間を削ってでも集中して嵌る。

思うに、数年ぶりに狂戦士化してみた。
ひたすら、同じクエストを周回するという、「飽きる」を通り越した鬼畜状態を4日間してみた。

今回がっつりプレイしたのは。
ソード・アート・オンライン-コードレジスタ-。


自分でもバカだと思った。
完全に狂ってた。
普通、スマホゲームとかって『ガチャ』があるじゃない。
キャラクターやアイテムが出る奴。
『ガチャ』を引くためにゲームをしている人もいるだろうけど、その『ガチャ』を引くための石(チケット)的な物で、スタミナを回復し続け、ひたすらに身を粉にしながら周回した。
勝ちパターンを見つけたら高速周回する。

朝一から周回し始めて、仕事して、帰ってきて夜更かし。
クエスト・・・
クエスト・・・
クエスト・・・
5、6時間はぶっ通す・・・

ガチャ用の石もとろとろ溶かしていく。

リアル体力も削った。

眠い。
でも、やる・・・

4日間、時間にして96時間。
内、計36時間ほどゲームで稼動。
睡眠時間が計20時間ほど。
勤務時間40時間ほど。

大の大人がガチでやったら、メシの時間後は直ぐに取りかかる。
この、根性だけは認めて欲しい。


結果。
10,000位以内が入賞。

私・・・
265位。

200位切れなった・・・

一桁のランカー達は私の6倍ほどのポイントだった。
単純計算しても4日間、時間にして96時間という枠を越えた異次元レベルのプレイスタイル。
間違いなく、彼らは運営側の人間か、ニートか、ゲーム攻略サイトの方か、ビーターか・・・
いつ寝てるのかも不明・・・

訳がわからないよ byきゅうべぇ。


でも、まんざら悪くも無い。
やりきった感がハンパない。
一生懸命は負けてもスッキリする。

それに、ギルド数も数万ある内、私の所属するギルドは37位。
3度連続50位以内に入るプチな攻略組で今回、初めてギルド内トップを取った。

取りに行った。
今年最後のイベントだったから、思い出に。
と。

今、ギルドチャットでも騒いでる。
ゲームを通して知り合った顔の知らない、素性の知らない人達。
それでも、お互いを称え合い、今のギルドが大好きだという方たち。
みんなゲームが好きで、何よりSAOが好きな人達。
下は中学生から上は20歳以上のお子様を持つだろうお父さん方。
笑えるでしょ。
大人でもがっつりゲームしてるんだよ。

「いつかはオフ会しようよ!リアルでも友達になれる!」
を合言葉に、スマホ越し、チャット越しで祝杯を上げている。


でも、多分、もうこんなプレイできない。
リアル体力が持たないから。
眠い。
寝たい。
ゆくっり焼酎飲んで寝たい。

更にツケが来た。

ムスメと遊んでいなかったら、ムスメの「パパ、ポイっ」感がハンパない。

明日からはちゃんと遊ぶから許してください。
バーサーカーは当分、封印します。

2016年12月1日木曜日

184日目:ちゃんと読んだ事がない本たち

「koot君はハウツー本好きなんでしょ。あんなの意味ないって」

二月ぐらい前に上司に言われた。


ハウツー本。
正確には「How to?」
仕事効率化とか会話術とか、パソコン関連の本とか。

好きという感情はなく、ただ、知っていれば便利だな。という体で読んでいたりする。

追加でライトノベル関連。
文芸ライトノベルなんてのも読んだりはする。

活字嫌いだったけれど、歳のせいにして読むことが好きになった。


「しょうもないんだけど、課金しちゃったよ」
上司のブツブツ独り言。

なんとなく食いついてみた。

「何にですか?」

「ん?」

食いつかれてかなり嬉しそうだった。

「ほら」
自慢気に出したのは「上手な手帳の書き方」

「ちょっ、この前ハウツー本は意味ないって言ってたじゃないですか!」

「いやー、つい買っちゃたよ。よく手帳を使いこなせてなさそうでさぁ」
「いやいやいやいや、買わない。文豪しか読まないって言ってたのは誰ですか笑?」
「ん~。さぁ笑」
「でも、私もハウツー本読みますけど、身になるものってなかなかないですよ」
「それよね~。大概、『ふ~ん』とか『当たり前でしょ』とかで終わるもんね。しかも、ほら」
中身を見せてくれた。

字がでかい。

そう、ハウツー本でよく売れる本はやたら字がデカイ。

「でかいよね~」
「読みきりですよね」
「多分1時間で終わるかも」
「はやっ。読み終わったら貸してもらえませんか?私も手帳の使い方が気になる」
「いいよ~。そう言えばさ、koot君は好きな作家さんとかいるの?」
「いるっちゃーいますけど、ラノベですよ」
「そうかぁ。文豪達の本とかは?」
「それが、さっぱり読んでなくて。太宰治とか読んでみたい気はするんですけど」
「人間失格かぁ。私のお勧めは森鴎外かな」
「森鴎外ですか・・・今度ちゃんと読んでみます」


森鴎外・・・
あぁ。
「舞姫」だ。
確か、
「トンネルを抜けると・・・」
って奴だ。
熱海の芸者の話。

名だたる文豪達の本は、教科書でしか読んだ事がない。
芥川龍之介や、人間失格の太宰治もそう。
夏目漱石も、国木田独歩、中島敦は見た事があるかな?ぐらいのレベル。

文豪本、最初から最後までちゃんと読んだ事がない。

読もう。
なんか読みたい。

文豪と呼ばれる方々の世界観を見たい、想像したい。

今年の年末年始の過ごし方。

酒飲んで、文豪の世界に浸かる。
最高に楽しそうだわ。

2016年11月30日水曜日

183日目:帯広ナンバーを見たら・・・

外回りをしていると、「わ」ナンバーを良く見る。

「わ」ナンバー。
レンタカー。


九州圏内ならなんとなく分かる。
熊本とか宮崎、福岡とか。
大分、長崎、佐賀を見るとちょっと遠いかな。
と感じる。

「わ」ナンバーでも、偏見で、山口を見ると少し車間距離を取りたくなる。
当たり屋が多いって聞くし。

名古屋を見ても、「でらぁ」離れてしまう。
なんとなく怖いから。
偏見すぎて申し訳ない。


出勤時、初めて見て興奮したのが帯広ナンバー。

(えっ?水どう?の収録?!)

水どう?
水曜どうでしょう?の略。
メンバーはやっぱり鈴井さん、大泉洋さん、藤村D、うれしー。
有名なのは「サイコロの旅」でしょう。
私が出会ったのは「サイコロの旅3」ぐらいからかな。

革ジャンが・・・


水どう?を好きな人はほんと好き。
水どう?を好きな人に悪い人は居ない。
とか勝手に思っている。


帯広が私を追い越していった。

(水どう?の収録だーーーー!!)

勝手に思い込み、追いかけた。

意外と早い。
飛ばす、飛ばす・・・
帯広という広大な敷地を走ってる感覚・・・
それとも、ファンを巻いてる・・・

後から追いかけてみると、水どう?ステッカーが見つからない。

信号機、並んで止めてみた。

(誰この人?)

運転者は1人。
全く知らない人。

(収録じゃなかったーーーー!!!)


遅刻しかけた。
気付けば、会社とは全く逆の方向へ走ってた。

収録じゃなくて一安心。

「外回りしてます!」
の電話1本で、収録見てただろうなぁ。

2016年11月29日火曜日

182日目:かとけんが

久しぶりに、ってかチラ見だったけど、地上波の話。


ムスメ、バカ殿が大好きなんだよ。
私は、志村けんさんとしての方が好きだけど、いつ見ても王道だと思えるのが「バカ殿」。
くだらないっちゃーくだらないんだけど、古今変わらずの面白さってやつ?
私もたまに爆笑してしまう。

毎回、大体流れとオチは一緒なのに笑ってしまうのはツボが浅いから?とか考える。
勿論、大概ムスメはツッコミをいれている。
そして、爆笑。


こいつ好きなんだなぁ。

かとけんで出てるの久しぶりに見た。
あ、「かとけん」って加藤茶さんと志村けんさんのふたりね。

加藤茶さんって脳梗塞で倒れたでしょ?
それが、テレビでコントしてんだよ。
けんちゃんに頭をガンガンドツカれながら牛乳の一気飲みとかしてんだよ。
飲んで、吐いて、吹いて、垂らしてた。
王道の牛乳コント。

加藤茶さんの芸人魂。
っていうの。
すげー。

内容は薄い。
ほぼほぼアドリブなんじゃねーかってぐらい、ぐだぐだ。
それでも見入ってしまった。

懐かしいじゃない、「かとちゃんけんちゃん」って。


そういうのを考えると、加藤茶さんや北野武さんにしても、事故や病気で一度壊れかけた人生だけれども、復活してから芸人であって、アーティストでもある。
もうご老体の方達が、今でも元気にテレビでクダラない事をしている所を見ると、何故か安堵する。

私も、やっぱりくだらない、ただ単純で一途なバカの方が、一生懸命出来る気がする。
その方が、私らしい。

うっし。
ランイベ、がんばろっと。

2016年11月28日月曜日

181日目:後2週間で「死の宣告」を食らう予告をされた時の言い訳

「You're fired」

あぁ、燃やされるよ。

まぁ、ガツガツしてないから当然と言えば当然。

まだ決定ではないけど、多分燃やされる。


ある意味で不思議現象は起きてはいる。

比較的取りやすいと言われる損害保険。
私、さっぱりダメ。
そこで燃やされそうになってる。

比較的難易度の高い生命保険。
余裕でクリアしてる。

担当教育官もこれには不思議そうに私を見つめる。

(さぁ?知らんがな。たまたま長期火災、車関係が運悪く満期までまだ先、またはセコムだったりするからじゃん。無理してひっくり返さないし)
とか、損保においては考えてる。
取り敢えず、今、時期ではない。と。

逆に生保は、簡単。
というか、証券を見せてくれれば、有識者だと思われている人でもけっこう騙されている。
つまりぼったくられている。または、超過保険、つまり保険のかけすぎの人が多い。
どんだけ保険会社にお金払ってんのよ。
しかも生涯で考えたら、数百万単位でぼったくられてたり。
それに、そこまで心配せんでいいやろ。
自分がお亡くなりになったら、奥さん左団扇で生活しちゃうよ。
みたいな。

だって、保険ってある意味博打だよ。

当たるか当たらないか。

当たっても、公的補助で最低限の生活は出来る訳だし、ちょっと補う、子供の為に少しだけ増す。家計に負担をかけない程度でちょっとだけ補償する。
そういう提案しか、私はしない。

だって、今の家計を圧迫してもしょうがないでしょ。
ぼったくられてるのを救済するのが正義だよ。

私は数字を取るために保険業界に入った訳ではない。
みんなのお守りになりたくて入ったのだから。


勉強がしたいために行ってるけど、なんかいまいちと感じる点は多くも有り、他社比較のしやすい事務所だと、
「それは綺麗ごとにすぎないよ」
とも思えたりする。

でも、いざ数字が足りなくて「You're fired」と燃やされそうになると、なんだか悔しい。
「こんちくしょう!!!」
と、しがみ付きたくなるのは、男の性なのか、私の性格なのか。

自分の意思とは異なる、正反対である数字の世界が恨めしい。

まぁ、参った。

後、2週間で300かぁ・・・
惜しいなぁ・・・
ネタがねぇ・・・
厳しいなぁ・・・

「死の宣告」をされたら宣言します。
その時は、みんなで笑って祝杯をあげてください。

2016年11月27日日曜日

180日目:リアクションがでかいときの、気持ちのやり場

最近のムスメ。

出川哲郎並にリアクションがでかい。

なんて言っていいか分からないけど、無駄にでかすぎて面倒。
な時が多い気がする。


さっきも。

「パパー!虫がーー!!!」

洗面所から走ってくる。

「あぁ、虫ね。虫くらいいるんじゃない」

行って見てみると蚊ほどの羽虫。
洗面所に留ったからそのまま流した。
よくするやり方。

悩む。
リアクションの意味が分からない。
見てもらいたい症候群なのか・・・?
かまってちゃんなのか・・・?


十分すぎるほど一緒に遊んでいる。

昨日は、スナイパー特訓からの竹馬特訓。
今時、竹馬だよ。
君は乗れる?

私は乗れる。
久しぶりすぎたけど、なんとか歩ける。

ムスメもあと一息の所まで来ている。

「そんなの余裕だって」
豪語した妻は・・・
挫折した。

本日はUNOで遊ぶ。
王道のカードゲーム。

ルールから説明して、最終的に大人同等のレベルで回せるようになった。


十分遊んでいる。

なのにリアクションがでかい。

更に、何故か鼻歌が聞こえる。

「ちゃらららんらんらんらー、たったらー♪」
FFの「勝利のファンファーレ」。

やっぱり何に勝利したのか分からない・・・
そのリアクションは誰に教わった・・・?

一応釈明しておきます。
リアクションの大きさについて、私は一切関与していません。

一体誰が・・・
何の為に・・・

謎は深まるばかり。

2016年11月26日土曜日

179日目:TASTY

やっと新エアコンがきた。

橋元君お勧めのパナ。
お掃除機能付き、掃除したゴミは外へ勝手に排出。
こんなギミックが製造中止とわ。

移設工事合わせて4時間。

見積もりから、設置してくれた方々に感謝。


労いを込めて缶コーヒーを買いに近所の自販機へ。

(3人だから、3本買えばいいか)
(400円でちょっといいのが3本買えるか)

400円持って自販機へ。


はぁ?!

驚愕した。

いつのまに缶コーヒーが130円になってんのよ!!

「伝説のコク・・・」とか書いてるけど、TASTYが130円ってぼっただろ!

伝説いれて120円→130円に値上げ・・・

うそん?!

TASTYはTASTYでしょ。
昔からある永遠のTASTYでしょ。


自販機こえ~。

最近、自販機行ってないから130円に値上げしてるのさえ知らなかった。

ってか、TASTYは伝説なのか。

TASTYはTASTYの為のTASTYによるTASTY。
だと思ってた。

2016年11月25日金曜日

178日目:さよなら佐藤さん

昨夜の、「ムスメの体温を奪おう作戦」。

寝床についてみると、ムスメの姿はなかった・・・

自分の部屋で寝たらしい。

(どーなってんだこれ~~~~?!)
と一人で呟いて、寂しいからふて寝した。

ミッション失敗に終わる。


全然話は変わるけど、自家用車を売ることになった。

社用車を自由に使っていいとのお達しが出たおかげだ。

私のもう一台の愛車。

パジェロミニ。
色、ホワイト。
型式H53A。
初度登録平成13年6月。
走行距離113千キロ。

記録だけ見るとぼろい。
でも、傷はないし、見た目も悪くない。
その上ターボ付いてるし、良く走る。
燃費改ざん前の車両だけど、ターボだから燃費はスカスカ、ガンガン上り坂を走ってくれるだけでもかなり良い。

7年前ぐらい。
YAMAHAのSR400を手放して、20万円でこのパジェロミニを購入。

そんなコイツを買い取ってくれそうな所を探した。


あった。

なんと3~4万円で買ってくれるそうな。

愛車が3万円・・・

廃車レベルのボロ車。
経年劣化を考えて、逆に3万円で買ってくれる所に驚きを隠せない。
廃車代取られるかと思った。

でも、愛車が3万円・・・

なんか寂しい。


ルパン達ならどうする・・・

「仲間を売るような真似をするくらいなら喜んで死ぬ」
石川五右衛門なら共に売られよう。
ふんどしとは売られたくない。

「鉛が食いたきゃ、そういいな、お前の胃袋に、直接ごちそうしてやるからな」
次元大介なら挑発して単価上げてくれるかなぁ。
マグナムで捕まるかも。

「皆同じよ。誰にも居場所なんてないわ」
峰不二子なら同情して別々に蒸発してくれそう。
3万円も貰えずにいなくなる。

「男はよ、女に騙されるために生きてんだ」
ルパンならたった3万円でも女の為に使ってしまうだろう。
確かにはした金。でも3万円・・・

「奴はとんでもないものを盗んでいきました・・あなたの心です」
銭形警部なら・・・ダメだ。この台詞は合わない。
今度、また使おう。


あぁ。
愛車が3万円。

さようなら、パジェロミニーーーーーーー!!!!
ちなみに名前は、「佐藤」。
由来は、前の持ち主が「佐藤」さんだったらしい。車検証入れに名前がこびりついていた。

さようなら、佐藤さーーーーーーん!!!!

2016年11月24日木曜日

177日目:『触る』と『触れる』

関東で雪が猛威を奮っているってニュースを見た。
向日葵に積もる雪の幻想的光景も見た。
紅葉に積もる雪、季節の移り行く景色も見た。
紅白の出演者決定も見た。

冬が来た。
ここ、南国鹿児島も寒い。
それなりに寒い。
いや、寒い。
今期、初コートで出勤。

サマースーツを着てるから寒いのかもしれない。
サマースーツって意外と軽くて、伸縮が効いてて動きやすいから気に入ってるんだけど、さすがに今朝は下がスースーした。
さらばサマースーツ・・・かもしれない・・・

事務所でも、私の寒がりのせいでストーブ出ちゃったし、社長も私もコートを脱げないで震えている。

本格的に冬支度をしないとダメらしい。


昨晩も寒かった。

寝る際、あまりにも寒くて隣のムスメに触れる。

小さいお子様の体温は高い。
それを奪ってしまおう作戦。

手が体の一部に触れるだけでもほんわかしてあったかい。
ぬくもりが伝わってくる。

ひと肌恋しいこの季節。
ムスメの体温は良い塩梅で心から温めてくれる。


「触って寝るとあったかいよ~」
「触るなーーー!」

ムスメの冷たい一言。

「つれないなぁ。昨日はたまたまお尻だったんだよ」
「お尻はさわるなー!!」

妻のつめた~い一言。

「ごめん、表現が悪かった。触れてた」
「お尻には変わりないし、漢字で書くと一緒だから、それは無しで!!!」

妻の「もうやめてよ」の一言。

「いや、意味違うでしょ。『お尻を触る』だとちょっと変態チックだけど、『お尻に触れる』になると故意に当たった感じはしない。『接触』って言うと、故意も事故も含めて思いっきり当たってるけど、『触れる』は軽い、タッチ的な感じがする。だから、昨日は『お尻に触れた』んだ」
「なんか分かるけど、舟を編むのパクリでしょ」

妻の真相に直撃した一言。

「正解。ってことで、触れたんだよ」
「だーかーらー、触るな!!!」

ムスメの、「北極で白くまにでもなってろ」的な一言。


あぁ~。
寒い・・・

貴方は夏と冬はどちらが好きですか?

私は断然、冬が好き。

寒い時は着ればいいから。
夏は脱いでも暑い。皮はさすがに脱げないし。

今夜はお尻に触れないで、しっかり手を握って寝ようかな。
またもやムスメの体温を奪おう作戦。
ついでに心も奪ってしまおう作戦。

最終的にファザコンなムスメに仕立てよう作戦。

パンツァー・フォーーーー!!!

2016年11月23日水曜日

176日目:とある橋元君の薦め

「橋元君いるかな?」
「どうだろ?」
「いたら捕まえるから」
「もう止めなさいよ」
「いや、彼、なかなか良いよ。しっかり勉強してくれるし」

ここで言う「勉強」は値引きです。
私、最悪の場合でも消費税分は値引きます。

事前にネットで調べておいた現物を確認。

「あっちにもプリンターがあるよ~」
妻の声の方へ行きかけた時・・・

目が合った。

「橋元君!」
「kootさん、お久しぶりです」
「3週間ぶりだって」
「エアコン、どうですか?」
「今週来るから、感想聞いてくれる?」
「はい。で、今日は?」
「年賀状用のプリンターをポイント購入しに」
「あぁ~。あんまりプリンター詳しくないんですよ」
「おっけ」

広い店内。
そして日程。
偶然にも程がある、遭遇率。


10月末。

来年から小学生に行くムスメの為に、エアコンをとあるビ○クカメラに買いに行った。

そこで出会ったのが橋元君。

エアコンについて熱く語ってくれた。
メーカー、機種、私達の要望。
熱い男だった。

電化製品が大好きな私。
熱く語る橋元君。

「あぁ~これが噂の・・・」
「で、これと比較したら、そうなって・・・」
「なるほどね~」

約1時間、橋元君を捕まえて話しに話した。
なんとなく名刺交換もした。

そうして決まった、全てを詰め込んだ1台をリビング用にと検討。
最初からリビング用のエアコンをムスメの部屋に移転、リビング用のエアコンの購入予定だったから悪い話ではない。


最近、ネット通販が普通になっている。
大体ネット購入。
イメージが沸かない時は、ネットで調べて、現物を見て、ネットで買う。
これが私の買い物パターン。
現物確認はしておかないと、折角投資したお金も無駄になる。

橋元君の話だけを聞いて、家に帰ってネットで調べた。
人の前でネット検索をしながら話をするような無礼者ではないから、そういうことはしない。
しかも、話が熱いから。
詳しいから。

話を家に持ち帰り、口コミの確認、自分達が必要としているの機能の比較、最重要任務であるお値段の比較。
ただ、大物家電類になると設置費や運搬費で大型量販店の方が安い場合もある。


11月上旬。
アポナシでビ○クカメラに行き偶然、橋元君と再会した。
そして、購入。

現物はまだ届いて居ない。

決めては。
まずは金額。
これは、ネット通販が圧倒的に安い。しかし、設置費が入っていないから当たり前。誰もタダで設置してくれる人も居ないし、さすがにエアコンの設置は私でも無理。ガスパイプが怖いから。

次に、ネットでは無い人間とのやりとり。
橋元君の説明が熱かった。
分かりやすかった。
パナソニック推しの橋元君だったが、どのメーカーも均等に教えてくれた。
でも買ったのはパナソニック。これは我が家の要望が入っていたから。


そして、本日。
エアコンで溜まったポイントで年末に役立つプリンターの購入に走った。
年賀状とたまに写真印刷でしか使わないプリンター。
勿論、ビ○クカメラ。

での、またもや橋元君を捕獲。

「お勧めのメーカーは?」
「Canonですね」
「だね。俺もCanon目当てにきた。どれがいいかな~?」
「どんな感じで利用します?」
「年賀状と、たまに写真印刷程度だよ」
「だったら、この辺りですね。解像度も9600dpiぐらいがいいかと」
「だね。あっちのは?」
「最近出たばかりの奴です」
「う~ん、予算オーバーだなぁ。ポイントオーバーだわ笑」
「でしたら、これとかどうです?」
「Wifi環境下なら携帯からでも印刷できるんだ?へ~。あ、直で携帯からはいかないんだね。でも、9600dpiなら写真もいけるか・・・」
「ですね~」
「だったら、これで決まり。で、後、追加でインクカートリッジもお願い」
「通常と増量がありますが?」
「増量で」
「はい!設定は・・・できそうですね」
「勿論」

即行だった。

橋元君は会話中に在庫の確認までしてくれた。
勿論値引きも。

何よりも、橋元君に任せておけば大丈夫。

この安心感が大事。


「また12月にくるね~」
「何かありますっけ?」
「クリスマスだから、おもちゃ売り場に居てよ」
「えぇぇ!フレッツ光を売らないといけないのに・・・」
「どんまい。うちはしっかりフレッツだからゴメンね笑」
「わかりました。ありがとうございました!」
「ありがとう。またね~」

買い物は、人を見て買う。


帰ってきてセットアップし、早速試し印刷。
8年使っていたEPSONが嘘の様に雑く感じる・・・

綺麗。
早い。
携帯からも勿論可能。

すげーよ、橋元チョイス!!!!!!
任せてよかった!!!!!

2016年11月22日火曜日

175日目:おっぱい

よくあるよ。
間違って言う事。

最近あったのは、というか、今日言ってしまった事。

「ワコールのブラ」

間違って、

「ワコールのブラが・・・」

って、スバルの偶像さんに話してしまった。


さっき、思い出して、

「ワコーズのレックスです!車の点滴セットです!」

ってメールした。

あるよ。
言い間違い。
半分冗談、半分本気のヒフティーヒフティー。


でもさぁ。

「おっぱい」

今までのLINEの流れを断ち切った、プロの女性漫画家の一言。

「ごめん、間違った」

って、言われても、いやいやいやいやいや・・・
とかなる。

便乗して、

「おぉ!」

となる男性陣(私を含め)。
いや、特に私・・・かも・・・

「アップ」
が正解だったらしい。

ほんとかな・・・
どうやったら、「アップ」が「おっぱい」になるのか知りたい。


男性が言う冗談の下ネタと、女性の突如発言する下ネタの重みが違う。

誤爆ってこえ~~~。
冗談の言い過ぎで、知らないうちに誤爆してるかも。

2016年11月21日月曜日

174日目:感覚を失うとき

昨日の幼児ガーデンサッカーにて、叫びすぎた。

「声、良く響いてたよ~」
妻談。

あぁ。
やってしまった。
つい力が入りすぎて、センターラインで観戦していた妻の処まで響いていたらしい。

今気付くと恥ずかしい話。


先ほど、ムスメを園に迎えに行った。

担任の先生から昨日の観戦の礼を言われる。
更に。

「子供達に昨日の感想を聞いてみたら、楽しかった、悔しかった、次の試合は頑張る。という意見が多く、中でも『悔しかった』が一番多かった意見でした。手紙を書く子供達の中には字が書けない子供達もいるけれど、頑張って字を書いて、『れんしゅう、よろしくおねがいします』と書いた子供もいました。まだ傷が癒えていない子供も1人居て・・・」

キーパーだ。
本当に悔しかったんだ。

悔しさを引きずる程、やりがい、今までの練習を頑張っていた事を伺える。

私、幼稚園時代にこんな体験をしたかな・・・
してないよな・・・

こいつら良い体験してるよ。


全然話は変わるけど、3週間ほど前から鼻が詰まっていない。
鼻血が出てから、詰まっていない。
点鼻薬が終わっても、詰まっていない。


けれど、左の鼻の嗅覚が全くない。
匂いがしない。
匂いをかげない。
かいでも匂いがしない。
だからかげない。

右の鼻は利いている。

今、片方しか『匂い』という感覚が働いてない。

それってどんな感じなの?

匂いフェチな私からすれば、『匂い』の無い世界はつまらない。

片方の鼻の嗅覚はあっても、薄くでしか感じられない。
ご飯を食べても、一番風呂に入っても、パセリやパクチーの香りが強烈だと周囲の人が言っても、全く分からない。

(石鹸の香りかな・・・?)
(パクチーかな・・・?)

ぐらいしか感じられない。


耳、鼻、第6感。
これだけは良かった。

目が悪いから、耳と鼻と第6感である直感が育ったんだと思う。

ここから、鼻の機能が無くなった。
治るのかな・・・

残るは耳と第6感だけ。

最近、耳鳴りの激しい波に襲われるから、耳もやられるんだろうか・・・


怖い。
何も感じられない世界に堕ちていくのが怖い。

昨日の子供たちみたいに感情を顕にできなくなることが怖い。

『嗅覚』と『聴覚』は記憶で再生される。
と思う。

今、この瞬間、時間の匂いと音。
私は、しっかり感じられていない。
多分、『再生』、つまり『思い出』としても残らないんだと思う。

現存しているのに残虐な世界が来るのか・・・

怖い・・・

2016年11月20日日曜日

173日目:他人の子の涙に涙

第32回 鹿児島県幼児ガーデンサッカー大会。

ルールは。
8人制。
6人の登録で試合可能。
前後半8分。
オフサイド無し。
正々堂々。
以上。

今年、年長組になったムスメは晴れて左サイドバックでスタメン入りとなった。


金曜日。

「ご無沙汰してます」
体育の先生からだった。

「今年はいけると思ったんですけど、クジ運が悪く、3戦のうち2戦が強豪と当たるんですよ・・・しかも9人登録したんですけど生憎7人しか参加が出来なくて、年少組の兄弟をいれようかと思ってるんですが」

「完全にネタ構成ですね。仕方がないですので当日楽しみましょうよ」

しかし、9人で登録。
内、7人で試合する事となった。

兄弟構成も出来なかった。

弟を実家に置いてくるという荒技に出た保護者。

「落ち着きが無いから、じっくり試合を見れないから」

確かに。


構成は前から1FW、2MF、3DF。
悪くない。
団子にもならず、ポジション移動できると聞いている。

私も反則技に出る。

前線の指示は先生の声が届くから大丈夫。

だから、キーパーを含めたバックラインの指示をゴール横から吠える。


何故保護者の私が教師でもないのにここまでするかって?
当たり前に、昨年の年長組み時代からサッカーを見ているから。
そして、今年の年長には昨年は居なかったエース級のストライカーが2人もいる。

勝てる可能性が高い。

勝ち星味わってもらいたい。


1試合目。
早くも強豪の内、1チームと対戦。

押されるばかりで、常に相手チームのシュートが止まない。
しかし、キーパーのファインセーブが連発。

拮抗を破ったのは後半。

前線でボールを奪ってそのまま流し込んだ。
エースの内の1人。
さすがエースだ。

そのまま試合終了。

1-0で勝った。

「おっしゃーーーーーー!!!!」

湧き上がる子供達。

「マジで勝ったよ!!!」

盛り上がる保護者達。

キーパーの肩を叩いた。
「お疲れさん。ナイスキープ」
「でしょ」

エースの頭を撫でる。
汗だくだった。
「ナイッシュー」
「見た?!入ったよ」

心から嬉しそうだった。


2試合目。

少し時間があったから、個別に携帯の画面をグラウンドに見立てて作戦を説明していく。

まずはエース2人。

「お前は運動量が多いから、そのまま走り回ってボール取って、シュートを打ちまくれ」
「はーん」

「で、お前は、ゴール前でしょ。だから、自分のチームがやばそう、ボールが真ん中の線より後にある時は、真ん中の○の線まで戻っておいで。ボールが真ん中の線より前にある時は、相手キーパーの前で張ってろ。そこは必ず、ボールが来るから」
「ボール来るの?」
「来るよ。これは経験だ」

エース二人にフットサルの基本作戦を伝えた。

次にムスメを含めたバックライン3人。

「自分達が攻めている時は、真ん中線の少し後まで上がっていいよ」
「出ていいの?」
「大丈夫。今日のセンターバックとキーパーは調子が良いから、いけ!」
「わかった」


試合開始。

また、キーパーの横から指示を出していく。

上がるか下がるか。
ボールを見ろ。
特にキーパーには、集中、ボールから目を離すな。

2試合目はパレードだった。

5-0。
完勝。

見事に伝えた作戦が嵌った。

前線の二人が2点叩き出した。
みんな点数が入るたびに、保護者の所をランニングタッチしていく。

(どこで覚えたんだ)

とか思いながら、遠目で喜んでいた。

「キーパー、やったな!後、1勝すれば優勝もあるかもよ」
「おぉぉぉぉぉぉ!!!」


3試合目。

小雨の後。
子供達の顔には疲労の後が。

ラストの試合が強豪と当たると辛いのは分かる。

ここでもゴール横から声賭けをしていく。

前半半ば、左サイドから押し込まれて、失点。
直後、またもや左サイドから押し込まれ、尚且つキーパーのキャッチミスで失点。

「まだまだ、時間あるから走れーーーー!!!」

子供達に、午前中の元気は見えなかった。
疲れだ・・・

後半、正面から強烈なミドルシュートで失点。

「今のはしょうがない。次々ーーーーー!」

後半ラストプレー。

エースのフリーキックがそのまま決まり1点返すも3-1で負けた。


挨拶。

子供達の顔はやはり疲れきっていた。

「ありがとうございました!」
無理して大声で挨拶をする子供達。
保護者から拍手で労う。


試合を終えたキーパーが手袋を外しながら泣いていた。

「どうした?」
「く や し い・・・」
「そっか、悔しいよな。またがんばろっか」
「・・・」

正直、悔しかった。
力で見たら勝てたゲーム。

所々のミスが痛かった。
特にムスメの左サイドバック・・・

実はムスメ。
サッカーが苦手。
ボールが来ても、人が来ても避ける。
穴の左サイドだった。

そこをつかれた2失点は私も悔しくて涙を浮かべてしまった。

キーパーも自分のミスを理解しているからこその涙。

幼少期、スポーツで悔し涙なんて浮かべた事がない。
だから、羨ましく思えた。


記念撮影。
魂が抜けた子供達の顔に、笑顔は無かった。

この子達はもっと強くなるはず。
それが、この記念撮影の顔に残っている。

悔しさがにじみ出ていた。

来年の2月がラストゲーム。
今度は全勝させてあげたい。

2016年11月19日土曜日

172日目:ろくろ回してきた

ちょっと、付き合いで。
ちょっと、陶芸家に憧れて。
ちょっと、ろくろ回してきた。
そう、茶碗とか湯飲みとか回しながら作る轆轤。

陶芸(ろくろ)初体験。


お姉さんが基本の形を軽く作っていく。
ムスメ:コップ。
妻:茶碗。
私:茶碗。

ポイントは2つ。
1:手を合わせ、親指を交差させ固定し、肘を膝に固定して、粘土の底から、人差し指から薬指までの三本を使って、優しく伸ばしていく。
2:粘土がひっかかるなって感じたらお湯に手をつけてすべりを良くする。
3:ペダルで轆轤のスピードが変わる。

説明は意外とざっくばらん。
まぁ、体験だから。


個人で入っていく。
自分の世界へ。

只管に集中。

イメージは陶芸家「沈壽官」。

集中・・・
集中・・・
集中・・・
指先に・・・
固定して・・・
優しく・・・

回る轆轤の台の粘土が、止まって見える。
結構早く回っていたが、集中してよく見てみると、いびつなところ、筋の後。
私の脳が加速しているのか。
指の感覚で各場所の厚みまで分かる。

勘がつかめたら欲が出る。
ここを・・・こうして・・・こうやると・・・

ぐにゃぁ~。

あ゛っ・・・

よくある光景。
轆轤でミスり、ぐにゃった粘土がグルンっグルンっ回っている。


「できた~♪」
右で真剣にまわしていたムスメ。

コイツは初めての陶芸なのか・・・?
粘土で遊びすぎだから・・・?

それ、上手すぎるだろ!!

陶芸のお姉さんも、
「この中で一番うまいね~。大人は欲が出るからぐにゃってなるんだよ」

へぇ~~~。
欲・・・確かに出した。
結果、ぐにゃった。

ぐにゃった私。
ぐにゃってないけれど、修正された妻。

一から作り初めた私。

「まだぁ~~~?」
終わって暇そうなムスメ。

「あぁ、今、やり直してるから・・・」

再度、1人の世界に旅立つ。


出来上がりまで1~2週間。
焼きあがったら届けてくれる。

出来上がりが楽しみだ。

そして、陶芸体験が月に2度できるらしい。
陶芸だけではなく、絵描きや、アイスの棒で竹とんぼつくりとか開催する。と。

筋の良かったムスメに聞いてみた。

「やってみる?陶芸」
「うん♪」

決まった。

月2回の習い事。
ムスメの人生初の習い事。

陶芸。

来月から通うことに決定。

渋い。
渋すぎる。


「習い事、何してるの?」
「うん?陶芸だよ♪」
「はっ?」
「だーかーらー、とうげい!」
「何それ?」
「轆轤を回して、粘土で造形して好きな物を作るの♪」
「へぇ~~」

へぇ~~って言う、同級生との会話になるかもしれないという、想像が耐えない。

それでいいんだよ。
我が道を進むが良し。

2016年11月18日金曜日

171日目:久保帯人先生のメッセージ

昨日のTwitter見た?

BLEACHの久保帯人先生のメッセージ。
ムスメが主人公:黒崎一護が大好きで、見てた。
私も好き。
今でも好きって。
うちで男の子か産まれたら名前を「一護」にしようと思ってた。

そのぐらい響きのいい名前。


前置きは置いといて。
先生のTwitter画像を丸パクリします。
悪意は全くありません。
ご了承ください。



泣きました。
言葉になりません。

ただ、ただ、見つかって欲しいと祈りばかりです。

2016年11月17日木曜日

170日目:写ってるって思ってた?

恩師の還暦祝いで、家族や自分の近況写真とメッセージを散りばめた色紙を贈ろうと計画。

こういうのいいよね。

貰った人も嬉しいし、丹精込めて美人の薬剤師さんが作成してくれる。

幹事としても、みんなでアイデアを出し合って、計画が進んでいくと「仲間」って響きが頼もしくなる。


幹事としての心得。

1 纏める。
2 ディスられても盛り上げる。
3 辿り着くまでの過程もあわせ、幸せな時間を共有する。

これは、普通の飲み会を含め、結婚式の2次会の幹事とか散々やってきた結果、そう心得ている。
たまに厳しい事も言うけれど、クオリティも大事にしたいのだ。
だから、今回の写真とメッセージの件は幹事としても、協力してくれる美人な薬剤師さんの為に早々に送らなければいけない。


しかし・・・

私。

写真に写っていない。

約700枚。

時間にして1年半分。

私が家族と写っている写真がない・・・

携帯も、カメラも。

集合写真なら写ってた。
友達の親や、祖父母の米寿祝いとか。
そういう、集合なら写ってた。

今、必要としているのは家族や自分の近況写真。

それが、全くない・・・

昨夜、2時間探した。

ない。

あるのは、金髪時代。
ムスメとコスプレして写った背中姿・・・

これが家族写真・・・とは言えない。

そして今、私が亡くなったら、これが遺影かよ・・・


撮り過ぎ要注意。
自分が悲しくなる。

パパあるあるの惨事だよ。

2016年11月16日水曜日

169日目:新型パワーゲート

車のパワーウィンドーってボタン押したら、

うぃ~ん

って、窓開くじゃない?

それ、パワーウィンドーじゃないでしょ。
って思ってる。

パワーウィンドーって手動で、手回しで窓を開けるのを「パワーウィンドー」だと思ってる。


だって、パワーだよ。
誰が力入れてんの?
機械が力入れて、パワーなの?
そこは人力の方がパワー使うでしょ。
機械<人力
の方が労力高いよ。
人力で、
「うぉぉぉりゃ~~~~!」
って、逞しく窓を開けた方がパワー出てるでしょ。


だから、
パワーウィンドーは、私の中では手動を意味します。
ボタン押して窓を開けるのは、機械式窓開閉機を意味します。


そして今日、新しいパワーウィンドーの進化版を発見した。

というか、勝手になった。
仕事用の社用車の機械式窓開閉機が壊れた。

仕方が無いから、どこに行ってもドア半開きで、

「ありがとうございました~♪」

ってしてきた。

「新型パワーゲート」の誕生です。

2016年11月15日火曜日

168日目:ウルトラスーパームーンもどき

昨夜。

「パパ~、日記、まだぁ~?」
「んー。まだかも。今日のは腹が立った話を聞いたから、ちょっと力入ってる」
「早く終わらせて、絵本読んで」
「わかった」

カチカチカチカチ…

「おばけの…」

1人で読み始めたムスメ。


ふむふむ。
音読がなかなか上手になってるなぁ。

急に音読が止み、背後に気配を感じる。

「パパ~、歯磨きしたぁ?」
「ん?まだだよ」

背中越しで答える。

早くしないと虫歯になるよ」
「わかった。急ぐね」

カチカチカチカチ…

「パパ~、まだぁ?」
「まーだ」
数分しか経ってないから、無理すぎる。

「眠いから寝るね。ママー!絵本読んでー!!」


しまった…

ここ数日、東京に行ったりとかしてムスメと触れ合ってなかった。
甘えてたのかなぁ。
かなりのパパ大好きっ子だし。

放っておけないや。

今日は絵本を読んで、ギュウギュウしながら寝ようっと。


68年ぶりのウルトラスーパームーン。
昨日は雨だったから今日見た。
『もどき』だけど、家族で感動した。

でかい。
ウサギが餅つきしてた。

次の「ウルトラ」までは生きてないだろうから、見られて良かったのかもしれない。
これも、思い出なり。

っと。

2016年11月14日月曜日

167日目:本当に起きている(現在進行形)詐欺保険の話

今回書くのは、先週からうちの事務所で話題になってる本当にある、現在進行形の話。

保険が好きとか嫌いとかではなくて、こういう「詐欺保険」って言うのがあることを知ってほしい。


積み立て式死亡保険ってあるよね。

例えば。
普通に死んだら1,000万円支払います。
これに「積み立て式」ってのが加わると。
保険を解約したときに一定の期間を過ぎていたら、今まで払っていた保険料の130%で解約返戻金があります。

こういうのを積み立て式死亡保険って言う。

まぁ、私はこんな無茶苦茶高い保険は扱わないけど。

年間保険料30万円らしい。
そんなお金あったら「今」の為に使うわ。


どういう話術でそういう保険に入りたくなるのかは、分からない。

うちの事務所のお客さんではないけど、相談がきた。


71歳男性。
65歳時に積み立て式死亡保険1,000万円に加入したらしい。
今から後3年後。
この積み立て式死亡保険が「失効」になると。
保険料を毎年30万円も納めてるのに、「失効」になると。

失効。
保険の効果が無効。
なくなるって事。


ここだけ切り取って話を聞いても、プロでも意味が分からない。
なぜ失効になるのか。
65歳加入で74歳で失効という保険自体が存在しないから。

よくよく聞いてみると。

65歳時。
保険に加入する為に、400万円を借りたらしい。
どこからかりたか?
保険会社から。
1,000万円の死亡保険金から400万円を借りたらしい。

え?
そんなことできるの?

できる。
保険金貸付っていう。

だったら、この方が今、お亡くなりになったら1,000-400だから600万円の保険金が支払われるのか?
ここが落としどころだった。


お金を借りるという行為には「利子」というものが存在する。
銀行、郵便局、農協も然り。

実は、この男性。
家に生命保険の証券がないらしい。

意味する事は・・・
証券を「担保」に400万円を借りた事を意味する。
保険に入るために、死亡保険金から400万円を保険会社から借りて、証券を「担保」にされているみたい。
担保って?
まぁ、人質みたいな。

時代劇でよくあるでしょ。
「あの借用書さえなければ・・・」
必殺仕事人とかで。

そう。
この男性。
人質に証券を保険会社に没収されている。
多分その証券の裏に真相が書いてある。

内容はこう。

「保険金貸付400万円。年利5.75%で返済。保険金無き場合失効とす」

これは計算した。
400万円のお金を借りた利子が5.75%。
これが大体毎年支払っている30万円。

ただ、これは保険料ではない。
支払っていたのは「利子」なり。
だったら、保険料って払ってるの?
「保険金無き場合失効とす」
これは、保険金貸付を利用として、保険料の支払いが無い場合、死亡保険金から引いて行きますよ。

推測するに当たり、3年後保険の失効ということは、死亡保険金は既に600万円を切り、今現在130万円程度しか残っていない計算になる。
保険の価値、130万円。
毎年30万円払ってて、130万円。

更に。
元本はまったく返せていない状況。
400万円の借金。ってこと。

毎年、定額で支払っていれば、失効するはずがない。
これに元本が含まれていれば。
の話。
通常の住宅ローンはしっかり元本+利子の計算で定額になっている。


ちょっと難しい話かもしれないけど、要約すると。

65歳で400万円を保険会社から借りて1,000万円の死亡保険に加入した。
毎年30万円の「保険料」を支払っていたのではなく、「利子」を払っていた。
74歳で、借りた元本400万の借金と共に保険が消えていく。

最低もサイテー。

どんな詐欺よ。

って、どんだけ金持ってんだよ!


今度、うちのボスが出向くらしい。
間違いなく、雷が鳴る・・・
落ちるのは、この男性に・・・

アーメン。


私、こんな商売せんよ。
うちの基本。
保険に入ってもらっても収入のMAX20%で抑える。

しかも、あんな悪どい手口、よぅせんわ!!!!

当たり前に、上手すぎる話には裏がある。
お金で解決できる物て、今回は保険の話でしたけど、等価交換以上の法則はマジないからな。

もう、ほんま、ありえん話。

だから、保険屋言うと嫌われんねん。
騙されとー人を知ってるから、見てるからだわ。
騙されてる人を見て、信用できる人を探しといた方がええよ。

私は、FPやっちゅーねん!!
人の命と財産に軽々しく詐欺れる奴の心中を逆に教えて欲しいわ。

そして、そいつに説教したる。


という、何故か後半は関西弁になるという驚愕且つ悍ましい話でした。
意味分からんかったら聞いてな~。

ほな。

2016年11月13日日曜日

166日目:宴の終わりに

2016年11月12日。
165日目。

初めて日記を書けなかった。


書くより幸せな時間を過ごした。

東京の街にやってきた。
相変わらず狭い空気が苦しくさせる。

外回り用の鞄に換えの下着とシャツ類だけを放り込み1泊2日の小旅行。
軽装備にジャケットで乗り込んだ。

ジャケットはミスチョイスだったらしい。
思った以上に暑かった。

127日目の日記「贈る言葉」を叫ぶ為に、親友と再会する為に。


挙式。

赤坂。
綺麗な街並み。
豪華。
テレビで見るのと大差ない素敵を詰め込んだ光景だった。

氷川神社。
肌で分かる荘厳明確な社。

そこで挙げる式。
新郎、新婦。
恰好良かった。

そして、どうでもいい事に気付いてしまった。

何故か新郎の身長が伸びていることに。

「あいつ、あんな身長高かったん?」
「いや、伸びたんちゃう」
「どうやって?」
「『ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ。ターラッタラター、ターラッタラター、ライザップ』のおかげやろ」
「うそん」
「こう回りながら、『ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ。ターラッタラター、ターラッタラター、ライザップ』ってしたら、あんなん伸びるんちゃうん」
「そう言えばあいつ、猫背にも程があったしな」
「それプラスでライザップやったら、伸びんで」
「やってみようかな」
「やったらあそこまで伸びるんだったらやろかな」
「ちょ、今やってみー」
「『ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ。ターラッタラター、ターラッタラター、ライザップ』」
「伸びんへんなぁ」

鹿児島出身の私、プラス関西出身の3名。
合計4人の大人が鎮守な空気をぶち壊し、爆笑を必死で押さえ込む。

この時点で、腹筋が割れ、顎が軋み始めた。


披露宴。

前日にLINEで新郎からお知らせが来ていた。
「披露宴開始後30分ぐらいからスピーチお願い」
「多分、引くから」

新郎新婦の代表挨拶から始まり待機。
乾杯を挟んで、待った。
飲んで、待った。
笑いすぎて、飲んだ。
飲んで、笑って、待って、1時間経過。
私達のテーブルだけ、テンションが明らかにおかしい事に気づく。

最大7、8年以来の再会なのに、いつも通り。

「そう、kootおかしいんやって」
「ん?」
「俺ら会うのって5年ぶりやろ」
「あぁ」
「羽田で待っとってん、第一ターミナルと第二ターミナルと別れててん。そいでな、道が分からん言うから、俺が第一ターミナルで待っとくからこっち来てって連絡して、来た時の第一声がな『カレー臭がめっちゃするな』って。どう考えてもおかしいやろ!そこは『めっちゃ久しぶり』とか言うのかと思てんけど、そこで『カレー臭』とか出す?」
「いや、だってカレー臭かったし。久しぶりって言っても久しぶりの雰囲気でもなかったし」
「せやけど、そこは空気読めって」
「そこの空気を読んで『カレー臭』やってん」
「あほやろ」
「あほやな」

私はこの関西人3人に囲まれて最大4年間しか過ごしていない。
それなのに・・・
なんだろうこの『普通』という空気感。
そして、関西弁が移っていく。鹿児島弁と関西弁が混じって、昔へと戻っていく。


やっとスピーチがきた。
ほぼ、日記のまんま。
だからと言って練習もしていない。
棒読みでもなく、感情が入りすぎてアドリブを詰め込みすぎたスピーチは会場と一体化してしまった。
申し訳なく長かった。

「長すぎ」
「力入りすぎた」
「よぉ、お疲れさん」

カチン。

「お前、いつの間に、よぅあんなん喋れるなったん」
「わからん。なるように喋っただけよ」
「なるか」
「俺なら100譲ってもせんわ」
「頼まれたらやりつくすだけだって」
「そこがkootだから新郎も頼んだんだろうな」
「あぁ、なるほど」
「なんかわかるわ」


披露宴後の4人で2次会。

思い出話もあれば、真面目に仕事、政治の話もして。

35歳の私達は20代の時と変わらない。
20代で思い描いていた35歳とはまるで違う。

「多分、俺ら50歳で再会してもこのまんまなんやろなぁ」
「かわらんな」
「50歳でこのテンションはアカンな」
「アカンな」

笑いすぎて顎が砕けたかと思った。
言葉で会って、空気で会う。

書き綴れない幸せな時間は凄まじい勢いで過ぎて行った。


2016年11月13日。
東京から帰省。

東京。
日本の中心であって、再会の場所であり、また思い出の一部として刻まれた。

今回の挙式にて数十年後にも語り継がれるであろう名言が生まれた。

籍を入れた7月11日に纏わる新郎の一言。
奈々ちゃん、つまでも緒にいようね」
全員で寒気を感じた。

「あいつ、こんなん言う奴やったっけ?」
「いや、あいつは偽者や」
「違う挙式に来てもうてん」
「別人やろ」

追加で生まれた迷言。
「ろっぽーんーぎーで、すーしーとピーザをたーべーに」
芸能人ぶったら、こうなる私達。

いつまでも変わらない単純な馬鹿達。

2016年11月11日金曜日

164日目:ポッキーと紅

中国、独身の日。
売上高がハンパない。

日本でもアメリカらしくブラックマンデーを導入したいって意見が多いようだけど、中国には勝てないよねぇ。
財布の紐も硬いし。

プレステ4が半額で!
って販売されても躊躇した上に買わないだろうなぁ。

1万円ポッキリで!
って言われても買わないだろうなぁ。

2,000円切らないと財布は開けないよ。


せっかく、11月11日だからポッキーのデザート。

たまに食べるポッキーって上手い。


そして、久しぶりに見る『紅の豚』が面白い。

かっこよすぎ。

しぶすぎ。

あまりにも良すぎるから、100インチのシアターにしてみた。


マジ。
すげー。

今更ながらにして、『紅の豚』の深みがよく分かる。

これは、大画面で見るべきだ。

「飛べねぇ豚は、ただの豚だ」

渋すぎる。

そして、ムスメは寝た。

大人向けのジブリは通用しないのか・・・


あ、起きた。
爆笑してる笑

2016年11月10日木曜日

163日目:ナビって勘なんじゃないのって思った瞬間

久しぶりにナビの無い車に乗った。


バック駐車するのが超怖いの。
今までどれだけバックモニターに頼ってたかよく分かる。

後方確認してても不安だから、もうね、勘だよ、勘。
こんなんでよく免許持ててるよね。

そして、ナビが無くて迷子った。
また全然違うところに行ってしまった。
体感してしまうと実は方向音痴だったらしい。


全然話が変わるけど、外回りの途中、買い物でイオンに行ってみた。
初めて行くイオンは方向音痴の私にとってはハードルが高いと思ってた。

本日の外気温17度。
小雨交じりで肌寒かった。

外駐車場から店舗に入ると体が温まるんだわ。
すると、どうしてもトイレに行きたくなる。
気温差に敏感だからトイレが近い。

トイレ、トイレ・・・
探さなくても目の前にあった。

でも、そこのトイレは・・・
ブラジャー売り場の前にあるんだよ。

ものすっごく行きにくい。

普通に用を足したいのに、なんだろ、
『スーツ姿の男性がブラコーナーの前で、アソコを抑えながらトイレに駆け込んだ』
ってなったら、間違いなくアウトライン。
理性警報が、
(今行くな!!)
って鳴り止まない。

当たり前に何もないけど、周りからそういう目で見られたら、特に女性から見られたら嫌だから取り合えず我慢して先を急いだ。


目的地までトイレを我慢して一直線で辿り着くことが出来た。
方向音痴はどこに行ったんだろう。
しかも、その頃には、トイレに行きたい衝動は収まってる訳。

そして、同じ道を辿って駐車場に入る瞬間。

デジャブった。

外気温が顔に触れたとき、もよおしてくる・・
しかも、そこがまたブラコーナーの前・・・

(さっき上の階でしときゃよかった~)
って思ったときには遅かったりする。

『さっきのスーツ姿の男性がブラコーナーを引き返して、走ってトイレに行った』
って、警察フラグ確定じゃない。
フラグ立ちしたら単なる変態じゃない・・・なんとなく。
なってはならないと、トイレを振り切って15分も我慢して事務所に戻ったよ。


思った。
私のナビ。

どうでもいい所、本能でのみ有効。
らしい。

いや、その前にブラコーナーを駐車場入り口に置かないで欲しい。
トイレの場所といい、男性陣は目のやり場と周囲の目線に困るはず。

2016年11月9日水曜日

162日目:トランプのキングとクイーン

うそん。

トランプさん勝っちゃったよ・・・

ヒラリーさん油断しすぎでしょ・・・


誰か。
教えて。


日本の保守ってどうなるの。
自国を護るってトランプさんが言ってるから、沖縄の米軍基地とかなくなって、自衛隊とか解散して軍隊を編成しないといけなくなるのかな。
憲法とか改正の改正とかくるかな。

日本株価って更に下落するかな。
マイナス金利に更に後押しして、暴落するかな。
対クイーンさん用に準備していたのに、日銀も急遽会合するよね。
もう、投資信託とか有り得ないわ。

円高も進んで90円台まで、また行きそうな予感もするし。
だからって海外に旅行するたって、どこに行こう・・・
日本人って標的にされるだろうし、どこも危ないんじゃない。

あ。
トランプさん、メキシコに万里の長城作るんでしょ。
メキシコの資金で。
マジで怖いよ。

しかも、核爆弾のスイッチもトランプさん押せるんでしょ。

「この国ダメ」

の、キングの一声で、国が無くなるんだろうか。
日本嫌いらしいし・・・
マジでこえ~。
シェルター作ろうかな。


で、誰が得するの。

TPPも抜けるんでしょ。
中国はクイーンでもキングでも良かったんだろうから、一番得してるのは中国なんだろうか。
北は・・・ディスられるよね。

EUはアウトオブ眼中でしょ。
露は・・・冷戦くるかな。
日本・・・躍らせれたのかな。


ってか、そもそも論。
米が世界を護ってきましたっておかしくない。
調和してきただけでしょ。
潰してきただけでしょ。
内国が荒れてるだけに、キング大塔ってのもかなりわかる気がする。

自分の身は自分で護る時代。
自分の国は自分で護れるのかなぁ。

私?
護る義務はあるだろうけど、護る事ができるとは限らないような。


どこに逃げよう。
来世は北極で白くまにでもなりたいな。
でも、その頃には北極も溶けてるか・・・

どこに逃げよう。
逃げるのも止めようかな。
そうだ、戦おう。

来世はスーパーサイヤ人でお願いします。

2016年11月8日火曜日

161日目:マンデリンからの妄想

「私はマンデリンしか飲まないよ」

ふ~ん。

マンデリン。

酸味は控えめで、深いコクとほろ苦さのバランスが絶妙。
個性的なテイストと独特な後味が楽しめるエキゾチックな味わいが特徴。
日本人好み。

だったかなぁ。

上司の一言で、珈琲うんちくを妄想する。

「麗若き20歳の時からず~っとマンデリンだよ。他の種類の珈琲に浮気したことありません」

なんか分かる~。
美味しいところで飲めば嵌るのは間違いないなぁ。
いい喫茶店知ってそうだなぁ。


私の推し豆はエチオピア・モカ。

世界最高の香りを誇ると言われ、フルーティーな香りと酸味が強いのが特徴。
とくにアビシニア高原のものが有名で、ジャスミンのような香りと例えられる。

他の珈琲に比べ、苦味が少なく、コクや甘みはやや控えめ。

アビシニア高原ってどこだっけ?
確か、昼と夜との温度差が厳しいところ。だったような。イメージ、雲海とかできるような所。
そこはうる覚えだけど、淹れたての香りが凄まじい。
軽い湯気の上昇気流に混じって、鼻腔を柑橘系に近い香りが刺激する。
後味は香りとあいまって、爽やかに去っていく。

エスプレッソとも相性が良くて、クリームと添えると、芳醇なモカが出来上がる。


う~ん。

美味しい珈琲が飲みたくなる会話。

「水出し珈琲も試したけどおいしくできなかった。後はハワイ・コナも試したけどおいしくできなかった」

あ~。
分かる~。

私も水出しを試したけど、喫茶店で出るような水出し珈琲は一度も作れなかった。
今は挫折してやってない。

ハワイ・コナかぁ。
世界で最高の珈琲のひとつといわれ、日本ではブルーマウンテン、キリマンジャロと並んで「世界三大珈琲」と称される。
その豊かな香り、まろやかな口当り、そしてすっきりした味わいは、1度飲んだら忘れられないという方が多く、日本人が好きな味。

珈琲で日本人が好きな味って、ボディ、所謂コクが深いのが好きで、酸味より苦みを愛する傾向にあるんだって。マンデリン然り。

でも、納得いかないのは、ブルーマウンテンとキリマンジャロ。
これは、産地によって当たり外れが大きく出る。
大体が外れ。
労働環境もアレだけど。
それは、生豆から問題がある。
腐れ豆を始め、不生育、粒の大きさが不ぞろいからなどが上げられる。
それをピッキングして手で除いていくけれど、それでも焙煎された豆に注意すべき豆がある。
空洞豆や、欠けた豆。

これらをまとめて淹れると雑味が半端ない。
市販の豆でも一度はピッキングすることをお勧めします。

水出し珈琲も然りだけど、問題は日本の『水』なんだよ。
『水』が珈琲に合ってない。
だから、ハワイ現地で飲んでおいしかったから、同じものを買ってきて日本で淹れてみたけど美味しくないって話の問題は『水』なんだよ。


美味しい珈琲の淹れ方かぁ。
あるっちゃぁ、ある。
基本は『の』の字で湯を注ぐ。

香りを高めたければ79度の湯を注ぐ。
苦いのが好きな人は88度。
って簡単に書いてみたけど、それってどうやって調べるの?
温度計刺すの?
刺さないよ。
湯を沸かして5分間沸騰させる。
火からおろして30秒で大体92度付近。
火からおろして45秒で85度付近。
温めておいたポットに移し替えたらの話。
冷たいポットに沸騰した湯を移すと一気に85度まで下がる。

温度だけではなくて、抽出速度、ロースト加減、挽き具合。
一挙手一投足で味は変わる。
ローストや挽き具合に合った淹れ方ってのも大事だけど、「それアカンやろ!」ってのも試してみると面白い。

みたいな、うんちくが仕事中の脳内で争闘する。


こうやって考えてみると、珈琲の概念は深い。
深すぎて面白い。
珈琲は生き物だから。
個人的に『コーヒー』って書くより、ハードボイルドに『珈琲』って書きたいし。

美味しいい珈琲の淹れ方かぁ。

飲んでもらう人にどれだけ愛情を注げるか。
ホッと一息つける、至極の間まで頂いて欲しい。
あの人が幸せになれますように。
と願いながら淹れる。

とか、マンデリンからマスターの妄想は止まりません。

2016年11月7日月曜日

160日目:俺流 鼻血の止め方

昨日。

洗面所にて、いつものように顔を洗う。

「ふーーーーーん」
鼻をかんだ。
いつもの通り。

「ぶしゃーーーー!!!」

勢いよく鮮血が飛び散った。
いつも通りではない。

上を向いても下を向いても、深紅の血が止まらない。
仕方がないから、あまりやりたくないけれど、ティッシュを詰めて止血。
自然に止めた方がいいらしいんだけど、止まらなかった。
だからティッシュ。


そんなに鼻血とかでない。
ってか、年に1度出るか出ないかぐらい、鼻の血管は太い。はず。
そして、出たら止まらない。

血小板が不足してるんだろうか。

出血したら止まらない。

こういう病気って確かあったはず。
なんとかって。

「血が薄い」、「血が軽い」ってよく聞く言葉だと思うけど、血は重い方。
比重があるって感じ。
なんの比重かは分からないけど、とにかく血は重い。
「軽い」って言われて献血を断られたことがないから。

病気でもないはず。
血の検査ってこの前、「入院せぇ」って言われた時にしたから多分大丈夫。

だったら、免疫低下かなぁ。

免疫が弱くなったら出るタイプ。
思いつく節はある。
確かに弱くなってる。
疲れが抜け切れないんだよ。
元々ガッチガチの前線ファイターやモンクではなくて、演算師や僧侶系の後方支援役だから、今、前線に出てると、たまらなく疲れる。

仕事を選んだのはお前でしょ。

うん、そうなんだけど、仕方がないからさ。


でさ。

こういうときに限って、お出かけの予定とかあったりする。

ティッシュで取り敢えず止血して、出ない事を確認して人ごみに突入してみた。

普通に買い物なんだけど、クリ○ラの街頭営業でバルーンを作ってたりするんだよ。
こういうのって、この前ムスメが風船を貰えなくて不遇だなぁって思ってたから、遠慮せずに風船を貰いに行くんだよ。頑張って。
クリ○ラの話とかどうでも良くて、
「いやぁ~、サイズ的にキッチンに入らないなぁ」
とか言って誤魔化して、早く風船でキティーちゃんを作ってくれって願うの。

こういう時に限って出ちゃうんだよ。
鼻血が。
朝の続きで。

ツーーーー。

って、鼻の奥で蔦ってくるのを感じるの。

出さまいと、
スーーー!!!スーーー!!!スーーー!!!
吸うの。
必死で。

クリ○ラさんが風船キティーちゃんを作ってる所を、ムスメがガン見してて、そういうムスメを見ているお父さんが鼻血を出してたら、すっげーやばくない?

私は変態だと思う。

「やばいよ、こいつ」って思われたくなくて、必死で、
スーーー!!!スーーー!!!スーーー!!!
する。

クリ○ラさん、早く終わらせてって、
スーーー!!!スーーー!!!スーーー!!!
する。

「こちら、普通の水なんですが、これをろ過して水やお湯を作るんですね。この塩素の臭いを嗅いでみませんか?」

いや、私、
スーーー!!!スーーー!!!スーーー!!!
しています。

「あぁ、鼻が利かないんですね」

鼻が利かないんじゃなくて・・・
ごめん、話をしている余裕もないぐらい、スーーー!!!スーーー!!!スーーー!!!しとかないと、出る。

そこら辺の酸素を吸い尽くしているんじゃないかってぐらいスーーー!!!スーーー!!!スーーー!!!待ちしてやっとできた。
風船キティーちゃん。
完成度は・・・誰これ?
キティちゃんになりきれない、ピンクの白くまみたいな異世界動物。
こんなものの為にって思ったけど、ムスメは嬉しそうだからスーーー!!!スーーー!!!スーーー!!!しておく。

スーーー!!!スーーー!!!スーーー!!!して、血を飲み込み続けて止血した。
これが、本当の止血だ。
と思ってる。
嗅覚は麻痺するけど、血は止まる。
血さえ止まれば、変態にはならない。


また、今朝出た。

お馴染みになるかもしれない洗面所で。

辺りは鮮血帝が治めていただろう、内乱状態。
鼻血という帝王の非法は止められない。
とめどなく出続ける。
ティッシュという英雄を探す時間も勿体無い。
スーーー!!!スーーー!!!スーーー!!!しながら着替えて、車を運転した。
そうして、また止血完了。

暴君の抑え方。
取り敢えず、スーーー!!!スーーー!!!スーーー!!!
血の重力と己の吸引力の持久戦。
と、思ってる。

2016年11月6日日曜日

159日目:秘密基地

「パパ~小さい頃、秘密基地作った事ある?」

「あるよ」

「どんなの?」

「そうだね~」


年長組みから小学校低学年時。

秘密基地作りに没頭した記憶がある。

田舎だったから、場所は家から数百メートル。

小藪の中に板と段ボールを敷き詰めて生えいている竹薮で囲い、落ちていたサッカーボールや野球ボールで飾りつけ、入り口は人の目線が入らないような簡素な秘密基地を作った。

秘密基地。
なんとなく、男の子のロマンだと思う。
作って友達とコソコソっと語らう場所、かくれんぼの隠れ場所。
そういう所だった。

ある時。
そんな秘密基地にエロ本が落ちていて、他人の侵入に気付きそこは利用しなくなった。


「秘密基地のコンセプトは?」

「虫が来なくて、フワフワなところ」

「外にはないねぇ。蜘蛛とかムカデとか平気で出るから。フワフワってことは絨毯とか敷くんでしょ?ちょっとないねぇ」

「えぇー。それでも作りたい」

「だったらまずは家の周辺に秘密基地作りに最適の場所を探すしかないね」

とは言った物の、今の時代そう簡単に他人の領地を侵す行為はご法度。
子供に教授しても咎められるのは親だ。

時代は30年前とは違う。

男のロマンである秘密基地をムスメが作りたいというなら、私のロマンも込めて作りたい。
しかし、場所の選定は高難易度の重要案件。

悩んだ。

相談した妻から助論が出た。

「自分のベッドの下の空間に作れば?」
ベッド下に畳み1畳程、高さ子供の身長より低いぐらいのスペースがあった。
他人に咎められず、虫も出ず(家蜘蛛はでるかも)、モフモフ絨毯も容易だ。

逆転サヨナラ満塁ホームランの案だった。

早速、作業に取り掛かる。
園で使用していた昼寝用の敷布団を敷き、モフモフの毛布をかけて地面を成らす。
そこにカピバラのぬいぐるみ、ハートのクッションを飾り女の子らしさを出して行く。
入り口を大型のキティーちゃん、テディーベアで隠し秘密基地らしくレクチャーしていった。


完成した。

大人1人、子供1人でも入れる秘密基地。
床がフワフワなだけに、ハートのクッションを抱いて転がるとつい寝てしまいそうになる。
ファンシーな空間に男のロマンは一切無しの、乙女の秘密の花園。

数時間、ムスメは1人で満喫していた。

ちょっと羨ましい。
『秘密』にはならないけれど、自分の部屋の中に秘密基地があるなんて。
ガンプラ、ミニ四駆、エアガン類の小物を飾り、パソコン、プロジェクターに5.1chサラウンド、冷蔵庫を完備。
男のロマンを詰めた引きこもり秘密基地にちょっと憧れる。

2016年11月5日土曜日

158日目:お泊り保育②

「早くいこうよ~。もうすぐ時間だよ」

「いや、まだ早いって。バス帰ってきてないでしょ」

妻は朝からソワソワしている。


昨夜。

「寂しいね~」

「だね」

「○○君ちのお母さんから『煩いのがいなくて寂しいね』ってLINEが来たよさ」

「あそこ、2番目いたでしょ?それでも寂しいのかぁ・・・?」

「男の子だったらお母さんが、女の子だったらお父さんが寂しいんだよ」

「異性だからかぁ」

「ほらkootも寂しいでしょ」

「にしてもチョコ食べきれないわ」

「でたでた、強がりが」

「ふん」


一夜。

新海監督の『秒速5メートル』を観る。
今の「君の名は」の新海監督の代表作。
名作と言えば、名作。
こういう劇場版のリアルっぽい、綺麗なアニメをムスメがあまり見たがらない。
だからこそ、普段出来ない事を、見れないものを観た。

甘酸っぱさから、女々しさに感想が変化していった。
うん~。
複雑な感情の渦。

集中して見れたからだろうか。
妙に重かった。


「お泊りどうだった?」

「楽しかったよ」
口数が少ない。
昼なのに眠そうなムスメ。

昨夜は一番に寝たらしい。
体力ないもんな。

それでも、まだ眠いらしい。

「ほら、これ。どう?」

眠気を抑えて見せてくれたのは自作のキーホルダー。

描かれていた物は、「殺せんせー」。
何故にお泊り保育で「殺せんせー」を描くんだ・・・
っていう疑問は浮いてくるが、クオリティが高いすぎる。
画のレベルは親を超えている。

「すげーな、マジで」
「上手すぎじゃね」

褒めようとムスメの顔をよーく見てみる。

お?
少し顔変わったかな。
一夜でこうもかわるもんか・・・
あぁ、違うか。
目の下にクマが出来てるわ・・・

最初に寝ていた割にはしっかり眠れてなかったんだね。
クマを作って帰ってくるなんて、ちょっとは大人になったかな。

2016年11月4日金曜日

157日目:お泊り保育①

昨夜の就寝前。

「パパ~」

「どしたぁ?」

「わたしがいなくても泣かないでね?」

(は?死の宣告?ってそんな先の事はわからないだろうし・・・あぁ・・・)

「明日からお泊り保育だから?」

「そう。だから、泣かないでよ!」

肩を撫で下ろした。

この減らず口め。
「逆でしょ。パパとママが居ないからって泣くのはそっちかもよ」

「まぁ、ないとは言えないけどさ、大丈夫♪」

「それか、友達と楽しすぎて眠れないとか」

「それはあるね♪」

相当楽しみらしい、そして、何故か心配されている本日からの「お泊り保育」。


しょうがないなぁ。

布団に忍び込んでムスメの手を握ってみた。
寝ているはずなのに、握り返してきた。

なんだ、寂しいのはムスメも私もじゃないか。

手を繋いだまま寝る。

「へ~」
妻の寝言が聞こえた。

何に「へ~」ボタンを押したんだろう。
考えていたら、そのまま落ちていた。


今朝。

「パパ起きてよ!パーパ!ルンバがなんかおかしいんだって!!」

布団をひっぺがえされ、寒々とした寝室で目覚めた。
目の前にはお泊りの準備万端といった格好のムスメが立っていた。

「んぁぁぁ、もう着替え終わってるの?はや。もう行くの?」

「そうだよ。ってかルンバが変なんだって」

「はぁ~、はいはい。それより靴下履きなぁ」

「わかってるって♪」

相変わらず、昨晩のままのテンションの高さ。

妻の支度も終わり、本日からの「お泊り保育」へのいってらっしゃいの挨拶。

「先生の言うことは聞けよ~」
「わかってる!」

「いってきま~す♪」
お互いのほっぺにキスをして挨拶を交わす。
これは我が家オリジナルのあいさつ。

玄関を開けば、冷たく乾いた空気が室内に入ってくる。
体感温度は8度ぐらいだろう。

天気も良好。
ムスメの背中が眩しく映る。

爽やかな門出で良かった。


いってらっしゃい。

さて、本日の晩御飯はこっそりチョコレートパーティーでもすっかな。
バレたら、ムスメに怒られるかなぁ。
あ、ルンバを直しとかないと、ムスメにまた文句言われるかもなぁ。
そっちが先か。

そろそろ、寝る時間かな?
いや、枕投げを知ってるからそう簡単には寝ないだろうしなぁ。
アニメちっくな枕投げとかやるんだろうか。
でも、友達んちにお泊りしても平気で寝てるしなぁ。
まぁ、まだ寝ないよな。
怪談話してたらウケるんだけど。

居ない事が気になる。
想像してしまう。
これが家族なんだろうなぁ。

2016年11月3日木曜日

156日目:見る側よりも見せる側だったりする?

おはら祭りのステージって初めて見た。
もっと詳しく言えば、初めて5レンジャーって言うの、今はヒーロー戦隊って言うの、なんとか『ジャー』シリーズのステージショーを観に行った。

ムスメも観たい訳じゃなくて、なんとか「ジャー」の次のバルーンショーが見たかったから。
私は、バルーンショーの次の「薩摩剣士隼人」を見たかったから。

その継いでって感じで獣王ジャーショーを「私」以外で見に行った。


席がね、開いてなかったんだよ。
獣王ジャーが始まる前から人が多くてブルーシートの座席が開いてなくて立ち見してた。
そしたらたまたま知り合いが居て、偶然近くが開いたから、妻とムスメだけをそこに座らせて、私だけ立ち見してた。

よく分からないんだけど、なんとか「ジャー」って人気あるんだね。
けっこう大きいお子様を肩車するお父さんも居たし。
親も大変だね。

声だけは聞こえてたけど、いい声ではないし、発声も上手くないし、あまり興味も無かったから出店に歩きしてみる。

ねぎ焼きを3人前と焼きそば2人前を買って、人盛りの中、適当な所に座って、ボーっとしながら食べる。

人ごみは嫌いだけど、
(妙に盛り上がってるね~。『子供達の声援で僕達は頑張れる』って言われても、下手だなぁ。俺なら九頭龍閃叩き込むのに)
って思いながら、ねぎ焼き1人前を食べ終えた。

足りないなぁ。
ねぎ焼き1人前、500円で空腹は満たされない。

ちなみに、残りのねぎ焼き2人前と焼きそば2人前は妻子と知り合いの分。

渡したいんだけど、ジャーショー開催中は、込みすぎて割って行く気にもなれない。
そのぐらい人が押し寄せてる。

どこがいいのか・・・
どこに興奮するのか・・・

青芝の上でボーっとしてたらジャーショーがようやく終わった。


次のバルーンショーまで5分。
人があまりばらけない。

(あぁ、もう・・・)

縫って行った。

「ちょっとすみません」

縫って縫って縫った。
辿り着いて、渡すだけ渡して退散。

座れそうもないし、腹も減ったし。

(そうだ、蕎麦食おう!)

蕎麦屋に並んで待つ。
携帯が鳴る。

「今どこ?ムスメがさ、獣王ジャーの黄色いのと握手がしたいって」
「知らんがな~。そこ行くまでに大変なのに。今、蕎麦に並んでるから無理~」

黄色いのと握手ってマジで。
どこが良かったんだろう。
分からん。

数分後また妻から電話。
「場所が開いたよ」
「まだ蕎麦待ちしてるから出来たらいく」


蕎麦を持って着席。
結局、黄色いのと握手は出来なかったらしい。

そして始まった、ムスメ待望のバルーンショー。
のはずが、バルーンショーよりも蕎麦に目が行くムスメ。
そして、奪取された。

「この風船欲しい人~」

蕎麦をつついてるムスメが欲しそうな顔しても貰える訳が無い。

「食うか、手を上げるか、どちらかにして」
そうして、蕎麦を奪還した。

伸びた蕎麦はまずかった。

「今回の目玉品、ドラえもん!約束してね。貰えなくても泣かないでね」
煽るお姉さん(?)。

「だってよ。気合いれてアピールだ」


威勢は良かった。
でも、貰えなかった。
そして、泣いたよ。
帰りたい・・・寸前までいった。
「泣くな」って言われてもこいつは負けず嫌いだから泣くんだよねぇ。

次の薩摩剣士隼人の的当てゲームでお菓子を3つ貰ってご機嫌だった。

隼人とは数年前、撮影だったらしくばったり神社で会ってツーショットを頂いた。
今回の目的はやっせんぼーだったりする。
ツンツンにも触ったし、プリモゼには触れなかったけれどポーズを取ってもらったから良し。
私も写真を撮れて機嫌が良い。

「パパ、おうちに帰ったらさ、エアガンする~♪」

「おぅ」


夕方、コルトガバメントが的の空き缶を鳴らす。

距離7m。
大人で構えられる人は大体8割は当たる。
それがコルトガバメントの最大の特徴。
これを子供に扱わせるときは要注意。
空き缶に穴が開く威力だから。
メガネはしっかり装備してね。

「けっこう当たってるね~」
「でしょ」

コーチとしての感想は・・・
コイツ、スナイパーになれる・・・

照準の合わせ方がイマイチ分かりにくいし、教え辛い。
何よりも集中力が必要。
それを難なくこなした。

ショーを見るより、実践タイプ・見せる側なんだろう。
ニュータイプなアムロ・レイ的な。

普通の子供は、
「こいつ動かない」
でも、ムスメは、
「こいつ、動くぞ」
で、勝利から始まるパターン。

そこから調子に乗って連敗して、
「二度もぶった。親父にもぶたれたことないのに!」
とは言わないだろうけど。
「僕はあの人に勝ちたい・・・」
とは言うだろうなぁ。

その時は、
「しっかりしろ!君は強い女の子じゃないか!」
とアムロ・レイの名言から全て打ち込んでみよう。

2016年11月2日水曜日

155日目:ずっと歌っている人が居る

「ティリッティ、ティーリーティ、ティリッティ、ティーリーティ
 きったぞ、きたぞ、アーラレちゃんー。
 キィーン、キンキン、キンキンキーン。
 テケテケ、テッテテーン。
 ゆーめのばくだん、うちあげろー。
 おーひさまニッカニッカ、ブタさんホーホケキョ。
 みんーな集まれ、ペンギン村に~。
 どーんなことが起こるかなぁ。
 それいけ、イシシシお楽しみ」

なんでかなぁ。

ムスメさ。

トイレで熱唱してんだよ。
すっごい気持ち良さ気に用を足してんだよ。


爽快なんだろうなぁ。

とか思ってたら、

「ハットリくんの歌唄って♪」

「え?世代じゃないし歌えないって」

「歌ってーーー!」

しょうがないから、you tubeで探して聞かせてみた。

「あー、こんな歌だったわ!」
思い出す私。

「へー」
興味薄なムスメ。


「パパがさ、子供の頃どんなの見てたの?」

「んー・・・」
「キン肉マンとか、ドラゴンボールとかガンダムとか、悪魔くんとか。あ、ナイトライダーは外せないなぁ」

「何それ?」

しょうがないから、you tubeで探して聞かせてみた。

キン肉マンは一緒に熱唱したよ。
すっごく懐かしい感じがしたけど、昔スロットで大負けしたこと思い出した。
筋肉バスターを食らった思い出は捨てたい。

「エロイームエッサイム、エロイームエッサイム
 さぁ、バランガ、バランガ、じゅもんを唱えよう」
これ、悪魔くんね。

ってか、意外と歌えるもんだよ。
ってか、アニメっ子だった事に気付いた・・・


一番食いつきが良かったのが、『ナイトライダー』。

ナイトライダー知ってる?

イケメンの主人公ナイトが事件を解決していくの。
真っ黒な車のフェンダーに赤いLEDが「フーン、フン」チラついてて話すの。
この車の装備が激しくて、ロケットミサイルやレーザー、対レーザー用バリアとか標準装備してるの。
自動運転は当たり前なの。
それから、当たり前にぶっ飛ぶの。
そして、当たり前に爆走するの。


「超、かっこいいね♪」

「テッテレ、テッテレ、テッテレ、テッテレ、テン・・・彼の名は『ナイトライダー』」
オープニング、古いよ。かなりの年代物のオープニングを見て興奮してるの。

更に結構新しめの動画見せてみたら、超興奮してるの。
これに共感するムスメってどうなんだろ。

今のSUBARUに赤色LEDを装備したいとは思ってたけど、ナビにナイトライダーのオープニングも入れてみようかなって思ってしまった。

車をディーラーに持って行った時に、スバルの偶像様が、

「kootさん、ナイトライダーのオープニングじゃないですか!?」

って気づいてくれたら、もっと嬉しいんだけど。


そんな感じで、ムスメが園の友達や先生にナイトライダーの話をしていたら、話を聞いてる人たちのリアクションを見てみたい。

「えぇ!ナイトライダー知ってるの?僕も知ってるよ!」
0%に近いな。
もしいたら、多分親友になれる。

「えぇ!ナイトライダー知ってるの?ってか、それ先生たちより上の世代だよ・・・」
よく御存じで。
私と友達になれそう。

「えぇ!ナイトライダー知ってるの?じゃぁ、今日の夕方のDVDはナイトライダーで♪」
マイナーなDVDを所有している園って惚れ惚れする。
子供と一緒に見たい。

だめだ。
ムスメの話す『ナイトライダー』話は間違いなく浮いている。

「テッテレ、テッテレ、テッテレ、テッテレ、テン・・・彼の名は『ナイトライダー』」

ご機嫌に真似してなかったらいいけど・・・

ムスメは何処でも歌っちゃうのが傷で、さっきはトイレ上がりに「忍たま乱太郎」を歌って出て来たよ。

2016年11月1日火曜日

154日目:日記はじめました

日記はじめました。


『かき氷 はじめました』
的に書いてみた。
昨日で1年間を書き綴ったから、

「もうお終いにしよう」

って、愛おしい日記さんに別れを告げようと思ったけど。

諦められなかった。

辞めるのを辞めた。

辞めるのもめんどくさくなった。


ほら、

「日記辞めました」

って、報告するのも面倒だし。

「日記辞めました」

って、日記に書くのも面倒だし。


だったら、

「日記はじめました」

の方が、ピンとも来ないし、いつも通りだと思ったから。


うん。
そんなこんなで、

「日記はじめました」

銀魂らしく、

「また終わらないの?」

みたいにゆる~く、長~く、ダラダラと。


いつも通りの、

「この前の話、ちょっと吹いたわwww」

ぐらいのテイで、テキトーにユートピア目指して出発しま~す。


注意:いつ終わるか分かりません。

2016年10月31日月曜日

153日目:366日目

「ハッピーハロウィン♪」

買い物に行くとハロウィンの飾りが「いらっしゃい」ってしてくれる。

でもさぁ、野菜コーナーに行くと愕然としちゃう。
葉物系、特に今から旬な白菜とかキャベツ、春菊とか。

高すぎない?

ホントにハッピーハロウィンって言っていいのか分からなくなる。
そもそも、
「ハッピーハロウィン」って何??
もう今日も終わるから、当分言わないけどさ。
調べないしさ。

今年の、
「ハッピーハロウィン♪」
の響きに疑問符が点いてしまうのは私だけかな。


ってか、ハロウィンパーティーってしたことある?
貰ってきたお菓子を広げてみんなで食べるパーティー。

私?
ないないないない。
お菓子を貰いに行った事さえないし、仮装もしたことがないから。

いまや、バレンタインを抜いて、クリスマスの次に興行収入のある一大イベント。
それがハロウィンって、どゆこと?

魔女や幽霊やゾンビの恰好ではなくて、マリオとかアリスとかアナ雪のコスプレってどゆこと?
コスプレって嬉しいけれど、そこの境界線越えちゃうってどゆこと?
東急ハンズに行ったらレジの人が囚人服着てるってどゆこと?

さすがに東急ハンズさんにはツッコミ入れといたよ。

「何盗んだんですか?お金ですか?」
「いや、これは・・・」
「あ、あぁ、分かってますって。盗んだ物は彼の下心ですね」
って。


お兄さんはそういうの納得しないなぁ。
ハロウィンだろうがクリスマスだろうが、リア充は駆逐していきたいなぁ。

そう、こういうリアルに対する反発精神が始まりだったかなぁ。

続かないと思ってた日記。

2015年11月1日。
「リアルニート侍の日常」を書き始めて、今日で366日目。
毎日書いて366話。
くだらない事を書いて366話。
ストックとか無くて366話。
ノンフィクションを書いて366話。
今年はうるう年だから366話。

私、何を書いてきたんだろう。
著者として、366話分覚えているかと言えば・・・
あぁ、なんか覚えてるわ。

自分の為になったかな?
人の為になったかな?
それはないか。


でも、知らないところで話題で上がっているらしい。
ブログを通じて友達の輪が繋がっていく。

それって、かなり嬉しい。
書いている側からしたら、かなり至福の話。

そう思うと書き続けて良かった。
かな。
下らない事ばかりだったけど。

さぁて、明日からどうするかなぁ。
今日で終わりにするか、思い立ったときに書くか。
今日で終わりにしたら気分的にモヤモヤするし、思い立ったときに書くって間違いなく書かなくなる気がする。

こういう日記って、FP(Financial Planner)でもNP(No Plan)だったりする。

2016年10月30日日曜日

152日目:温泉でも

そうだ温泉に行こう!

昼寝からの寝起きで思いたった16時45分。
準備が出来て出発した17時05分。

久しぶりの温泉に少しだけテンションが上がる。


向かった先は近所の温泉。
子供の頃から来ているところ。

一昔前まではムスメは男性のお風呂へ入っていたが、今では女性の暖簾をくぐる。

大人になったなぁ。
と思う瞬間でもある。


1人。
メガネを外して湯気で曇ったテルマエを歩く。

全く見えない事が幸いなのか、知り合いに声をかける必要もなく気楽でいられる時間。
シカトではありません。
見えていないだけだから。

上がり湯で体を温める。
はずが、無駄に熱い。
上がり湯が熱い。
外気温はそんなに低くない。
体もそんなに冷たくない。
やけどするかと思うぐらい、無駄に上がり湯が熱い。

上がり湯は諦めて体を洗いに行く。

温めのシャワーで石鹸だけで、頭から泡立てていく。
もう、シャンプーとか面倒なんだよ。
でも、顔だけはしっかり洗顔を使う。
オッサンになりきれない、ジェントルマンを勝手に気取りながら洗い終え、向かうは『ドリーム浴』。

『ドリーム浴』と命名された、寝そべりながらブクブクされる場所。
ここの温泉にきたら、決まってここから入る。
習慣化された行動。
グデグデしたいところから入っていく。
湯船に浸かりながら、くだらない空想の世界に浸りたいだけなのかもしれない。

(あぁ、足の爪に気泡が入って、垢を取ってくれないかなぁ)
(ケツノアナに気泡が当たると変な気分に・・・)
(このナマコが、あぁ・・・そうなるのね)

下らないことを考えて、ひとまず温まる。

後。

大好きな『薬草風呂』へ。

本当に薬草かどうかは不明。
しかし、香りがかなり漢方薬の香り。
そして、温い。
匂いフェチとしては好きなところ。
長時間居たいところ。

1順目。
おじいさん3人とギュウギュウで浸かる。

(無心になれ)

太極拳で覚えた呼吸法で一人の世界に入っていく。
目を閉じて視界には誰も映させない。
流れるお湯の音、おじいさんの呼吸音、薬草の香り。
たまに滴ってくる自分の汗。
音と香りだけを楽しんで、1順目を終える。

一度白湯で流し、座って汗を噴き出していく。
ここでも太極拳の呼吸を使う。

太極拳の呼吸は良い。
横隔膜を最大限に使うから、腹筋も鍛えられる。
気も静められる。

汗が出終えたのと体のほてりが軽く抜けた事を確認し、白湯で流してから2順目の薬草風呂へ。

今度は誰も居ない。
湯船の淵で仁王立ちして、芳醇な漢方の香りを吸う。

「ふぅぅぅぅぅぅ・・・」

「こんばんは~」
背後から突然おばさんの声。

(はい?)
無下に振り向けずそのまま、
「あ、こんばんは~」
「新しい薬草と入れ替えるね」
「ありがとうございます」
後を向いたまま、大した背中ではないけれど、背中で語る。

濁った湯に逃げ込み、おばさんの薬草交換作業を観察。
内心、お湯が濁ってて良かった。

入れ替えた薬草箱からは、強烈な漢方の香り。

(素敵だ。本当に草とかだ)


薬草風呂を3順し温泉を満喫した。

湯上り、卵肌。
そして、漢方臭い。

(親父臭より漢方の匂いの方がまだいいよな)

そう言い聞かせながら、今も手の甲を嗅いでみる。
うん、まだ匂う。

2016年10月29日土曜日

151日目:Trick or treat

お祭りとは意味を知ってやるのと、知らずにやるのとは大違い。

Halloween。
もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事。
キリスト教とは関係の無いものと認識しておいた方が良い。

宗教で戦争が起きる世の中だから。


ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は夏の終わりを意味し、冬の始まりでもあり、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていた。
時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。

これに因み、31日の夜、カボチャをくりぬいた中に蝋燭を立てて『ジャック・オー・ランタン』を作り、魔女やお化けに仮装した子供たちが近くの家を1軒ずつ訪ねては、
「トリック・オア・トリート」
と唱える。

お菓子をくれないと悪戯するよ。

家庭では、カボチャのお菓子を作り、子供たちはもらったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティを開いたりする。
お菓子がもらえなかった場合は報復の悪戯をしても良い。


と、まぁ、分かりやすくムスメに説明しても、理解に苦しんでいるようだ。

何よりも自分の『キキ』の姿に惚れ惚れしている。

そして私も・・・

「銀時」の久しぶりの登場。


もうすぐ19時。
時間だ。

さぁ、子供達。
行くよ!

トリック・アンド・トリート!!

お酒をくれたら一緒に飲もう。

2016年10月28日金曜日

150日目:32年ぶりのV

カープファンになって25年。

本拠地マツダスタジアムで2勝。
アウェイ、サッポロドームで3敗。

クライマックスシリーズにガブリ寄る毎日。

今年のメンバーでセ・パ制覇を成遂げられないと、半世紀は見られないと思う。
そんな気がする、広島カープ。


毎年の様に鯉幟のシーズンが終わると大体Bクラス付近を行ったりきたりする毎シーズン。
2015年、柱となる黒田博樹投手が帰ってきてから安定感が増したような。

25年前。
カープファンになったきっかけの優勝を迎えたときのメンバー。

山本浩二監督
1番 セカンド 正田 耕三
2番 センター 前田 智徳
3番 ショート 野村 謙二郎
4番 レフト 西田 真二
5番 ライト 山崎 隆造
6番 ファースト 小早川 毅彦
7番 サード 江藤 智
8番 キャッチャー 達川 光男

ピッチャー。
先発 佐々岡 真司
先発 北別府 学
先発 川口 和久
中継ぎ 石貫 宏臣
中継ぎ 川端 順
抑え 大野 豊

思い出すだけで熱いよ!

今のメンバーより熱いよ!

そんな気がする。


第3戦。
黒田戦で押し負けた事がきっかけだろうか。

第4戦。
PERFECT FUMAN中田で打たれ、大谷で逆転。

第5戦。
サヨナラ満塁ホームラン。

あ゛----。

思い出すだけで悔しい。


お願いします。
どうか一生物の優勝を!

明日も応援します!

この一打に闘志燃やして 勝利の地へ駆け抜けろ
広島!広島!ひ!ろ!し!ま!

2016年10月27日木曜日

149日目:リンクスタート

私。
ダウン。

知っての通り季節の変わり目に弱い。

そして、ムスメもダウン。

なんだかなぁ(阿藤快さん)

ムスメと私は何故かリンクしている。

親子だなぁ。
と、思う瞬間。

季節の変わり目に弱い時~。
モノマネしていないのに、「今の銀さん?」って二人で気付いた時~。
お祭りが好きすぎてテンション上げてたら、風邪引いて参加できなくなった時~。

夕日が沈む時~(一応いれておきます)


ムスメを迎えに行く。

園に入るには門で名前を言わないといけない。

「虹組み、『トリック オア トリート kootです」
「は、は~い笑」

ハロウィン前だから冗談入れて言ってみた。
先生には有名だから『名前』で言っても入れる。
顔パスでも入れるけど、ここは敢えて。
靴が1足しか無かったから、ムスメだと判断して言ってみた。

中に入ればやっぱり1人だった。
「寂しい思いをしただろうに。」など、思う余地なし。

先生と仲良くお絵かき中。

描いていた物は・・・

ハロウィンのかぼちゃのオバケ。

「今、ちょうど、ハロウィンのお絵描きしてました笑」
ほぉぉぉぉ・・・
リンクしすぎだよ・・・


親子だなぁ。
と、思う瞬間。

二人でお風呂。
湯船で30を数える私。

「今の白くまさんのモノマネ?」
「そう」
「似てたよ♪」
「やっぱり」
「それもいいね♪」
「ソロモン王・・・」
「もういいから!」

しつこいほど、モノマネをしてアピールする私。
それに乗りツッコミをしてくれるムスメ。

気付きから、しっかりボケ3つ目でツッコミを入れてくれる所は、しっかり教育した甲斐がある。
まぁ、何を教育してるのかは想像にお任せします。


「そう、それ。ツッコミで決まる」
「しつこいわ!」

やりすぎると本気で怒られる。
これは注意。