2016年9月6日火曜日

98日目:蟲の住む家

築4年の我が家。
まだ新しい。
うん、ローンレンジャー真っ只中。


視界の端で何かが落下するのが見えた。

「ぼつん」

確実に硬い物が落ちた音が聞こえた。

でもなぁ。

気のせいか、
一度、妻の頭に当たって落ちたように見えた・・・


そこにいたのは。

体長2cmほど、尻尾っていうの?角っていうの?ケツに立派な3本がツンツンしているコオロギ。

「おぉ!でけー。アポロが見たら興奮するな」
「だね♪」

アポロ。
以前紹介した、義弟のペット。
ヒョウモントカゲモドキ。
アポロはコオロギが大好物。

「ってか、どっから入ってきた?しかも天井から落下とか・・・」
「おうちってムシのおうちなんじゃない♪」

いやいや。
そんな天真爛漫な笑顔で「ムシのおうち」なんて言われても全く嬉しくない。

逆に建築基準が気になる。

昨年は、天井にムカデ、今年も玄関にムカデ。
そして本日はコオロギ。

茶色い系のムシ。
しかも大物ばかり。

本当に「蟲のおうち」だ。


ランランララランランラン・・・♪
かるーく捕まえて逃がそうと。

噛まれた。

手のひら。
コオロギって噛むのね。
痛くなかったけど、ちょっとびっくりして思わずぶん投げた。

「こいつ噛むよ!」
「見たい!見たい!歯ぁ見たい!」

もう、無視。

また噛まれるのが怖くて、ティッシュで優しく包んで外へ逃がした。

外で元気良く美声を轟かせて欲しい。


家の中で立派なコオロギと遭遇。

響きはかなり田舎。
いや、本当に田舎なのかもしれない。

どんだけ~♪

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