2016年9月24日土曜日

116日目:届いたランドセル

私の小学生の時のランドセル。
当時の金額で1万そこらだったらしい。

だからなのだろう。
すぐにぼろくなった。
すぐに型崩れした。
合皮なんてものではない。
ビニールだ。


来年、ムスメが小学生へ入学する為ランドセルの話題になった時に聞いた初耳の話。
この話を聞いたのは5月中旬。
親父から直接聞いた。

うまく納得できたのは当時使用していたから。
劣等感の塊のランドセル。

アイロンの火で表面が融けるわ、染みは残るわ。
黒だよ。
黒なのに染みが残るって何?

ランドセルコンプレックス。

ランドセル自体が1万そこらで売っていた、どこで入手できたのかにも疑問点が多すぎる。

この話はクロ歴史。


ムスメにはそういう思いはさせまいと4月中旬から動き始めた。

噂では秋には人気のあるランドセルは売り切れて、入手不可だと聞いていた。
それから、泣く泣く本命ではないランドセルを購入すると話を聞いた。

何事も初動のスピード感重視な私。

今は「セイバン」の時代。
6年間しっかりもつ。
20歳になった時にランドセルで、カードホルダーや写真立て等のリメイクが出来る。
と、ネットで専らの評判。

勿論、「鹿児島 ランドセル」でも検索。
2chでも検索。
それでも「セイバン」有利な話。

取りかかったのは「セイバン」のパンフレット取り寄せ。

すぐに届いたパンフレット。

入っていたのは、生地着きのパンフレット。
生地の丈夫さを確認する為に、爪で掻く。
生半可な力では傷がつかなかった。
凄く頑丈。しかも自動修復機能つきか・・・

その中でムスメの目を引いた物が、普通の赤のガチャガチャしないランドセル。
赤だと思いきや「カーマインレッド」。
クラスは「ロイヤル」。
ミスチルだったら好きだろうな的な、大人向けの限定ランドセル。

高い・・・
値段が私の6倍以上・・・


「モデルロイヤル・レジオ カーマインレッド」。
あれから約3ヶ月の本日、やっと届いた。

御開帳。

綺麗。
耽美。
気品。
尊厳。

伊達ではない。
大人が見て「すげー」と言わざるを得ない出来。

自慢できる一品だった。

限定品だから同じ物とは滅多にお目にかかれない代物。

「同じランドセルからってる人がいたら、直ぐにお友達になれるかもね♪」

期待を膨らませるムスメの言葉。

それ以上の感謝の言葉いらないよ。
私も来年が楽しみだ。

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