2016年9月3日土曜日

95日目:家族で桃鉄してみた

桃鉄。

桃太郎電鉄シリーズは、鉄道会社の運営をモチーフにしたボードゲーム形式のコンピュータゲーム・テレビゲームシリーズであり『桃太郎伝説』の派生シリーズである。ハドソンの看板商品の一つ。
メディア誌などでは多くの場合「桃鉄」(ももてつ)と略して表記されているが、初期の作品の説明書などや一部ユーザー間にて現在も「桃電」(ももでん)と呼ばれ、同中心開発スタッフの別シリーズであるRPG『桃太郎伝説』と混同されている場合がある(第1作目のパッケージには「桃鉄と呼ぼう!」と書かれており、カセットのラベルに至っては「桃鉄」の2文字しか書かれていない)。

ルールは単純。
最初に目的地の駅がルーレットで決められる。
プレイヤーは順番にサイコロを振り、出た目の数だけ汽車を進め目的地を目指す。
ルート上であれば、どの方向に進むのもプレイヤーの自由。
移動数は単純に汽車を進めた数なので、移動できる数が多い場合、環状線のルートを何周もして移動数を消費するなどもできる。駅がすごろくのマス目となっており、移動後止まった駅に応じて持ち金が増減する・カードが貰える・物件が買えるといったイベントが発生する。プレイヤー全員の行動が終わると1か月が経過となり次の月に移る。本シリーズでの1年は4月から始まり、3月までの12ターンとなっており、3月終了時には「決算」となり、物件の収益金や途中経過の発表が行われる。


家族で携帯を弄っていた。

「つまんねー。ゲームするなら家族でゲームをややろう!」

私の一言でパーティーゲームの定番とも言える桃鉄を買いに走った。

中古屋でPS3用の桃鉄を探す。
売っていない。
携帯で調べる。
そもそも、PS3用の桃鉄自体が存在していなかった。
更には、2012年を最後に発売が終了していた。

諦めかけたその時。
流石グーグル先生とも言える、情報をキャッチ。
PS3用の販売はないが、PS用の「桃鉄5」と「桃鉄7」がPS3でプレイできるらしい。

情報を持ってオタクのメッカ「マンガ倉庫」へ駆け込んだ。

流石メッカ。
レトロコーナーで見つけた。
1997年式の「桃鉄7」。

これ、学生時代かなりやった奴。
即行購入しいざプレイ。


プレイヤーは4名。
私、妻、ムスメ、激弱の赤鬼。
手始めに、プレイ年数を5年で開始。

スゴロクだけにムスメも直ぐにルールを覚えた。
妻の快調なゴールから始まり、私の奇跡のホールインワン、ムスメの「○進むカード」のゴールインと各自2回づつゴールを決める。

例年の決算では、妻が1位を独占し、ムスメと私が接戦を繰り広げる。

運ゲーだけに、レベル等の強弱がないし、ルールが単純だから「桃鉄」は面白い。
しかも、地名や名産品を覚えるメリットがある。
鉄道ファンなら、○○線などの路線すらここから始まるという。

すごい「桃鉄」。

順調にボンビーは激弱の赤鬼についていた。

4年に入ったころ、
「キングが出ないとつまらないね」
の一言が発端となった。

残り5ヶ月。
ムスメにボンビーが憑いた。

そして遂に、奴が正体を表した。

「キ~~~~~~~ング、ボンビーーーーー!」

「イヤーーーーーーー!」
泣き叫ぶムスメ。

「え?そこ泣くところ?」
「こわーーーーーい!」

妻の背中に隠れながら画面を見ている。
どこが怖いのかよく分からない。

寧ろ怖いのはキングのやり口だ。
デビルの召喚、カードのぶっ飛ばし、物件の勝手譲渡売却・・・
数知れない悪行の記憶が蘇る。

残り2ヶ月。
ラストゴール「大阪」まで、プレイヤー3名は残り10数マス。

オレンジカードで急行するも、届かずゲーム終了。


結果発表。
1位:妻。
堂々たる1位。なんか腹が立つ。中盤チートだった。おめでとう。

2位:ムスメ。
ラスト、ボンビーの悪行から逃げ切り、泣きながらのプレイに感動した!

3位:赤鬼。

4位:私。

何故か赤鬼に負けたよ。

オレンジカードを買いすぎたかな。
ムスメはキングが出たことをずっと口にしているが、私は私で赤鬼に負けたこと自体恥ずかしすぎる。


盛り上がった3時間。
ドット絵に疲れた3時間。

でも、ゲームはみんなでした方がやっぱり楽しい。

桃鉄、PS3で復活しないかな。

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