昼寝からの寝起きで思いたった16時45分。
準備が出来て出発した17時05分。
久しぶりの温泉に少しだけテンションが上がる。
向かった先は近所の温泉。
子供の頃から来ているところ。
一昔前まではムスメは男性のお風呂へ入っていたが、今では女性の暖簾をくぐる。
大人になったなぁ。
と思う瞬間でもある。
1人。
メガネを外して湯気で曇ったテルマエを歩く。
全く見えない事が幸いなのか、知り合いに声をかける必要もなく気楽でいられる時間。
シカトではありません。
見えていないだけだから。
上がり湯で体を温める。
はずが、無駄に熱い。
上がり湯が熱い。
外気温はそんなに低くない。
体もそんなに冷たくない。
やけどするかと思うぐらい、無駄に上がり湯が熱い。
上がり湯は諦めて体を洗いに行く。
温めのシャワーで石鹸だけで、頭から泡立てていく。
もう、シャンプーとか面倒なんだよ。
でも、顔だけはしっかり洗顔を使う。
オッサンになりきれない、ジェントルマンを勝手に気取りながら洗い終え、向かうは『ドリーム浴』。
『ドリーム浴』と命名された、寝そべりながらブクブクされる場所。
ここの温泉にきたら、決まってここから入る。
習慣化された行動。
グデグデしたいところから入っていく。
湯船に浸かりながら、くだらない空想の世界に浸りたいだけなのかもしれない。
(あぁ、足の爪に気泡が入って、垢を取ってくれないかなぁ)
(ケツノアナに気泡が当たると変な気分に・・・)
(このナマコが、あぁ・・・そうなるのね)
下らないことを考えて、ひとまず温まる。
後。
大好きな『薬草風呂』へ。
本当に薬草かどうかは不明。
しかし、香りがかなり漢方薬の香り。
そして、温い。
匂いフェチとしては好きなところ。
長時間居たいところ。
1順目。
おじいさん3人とギュウギュウで浸かる。
(無心になれ)
太極拳で覚えた呼吸法で一人の世界に入っていく。
目を閉じて視界には誰も映させない。
流れるお湯の音、おじいさんの呼吸音、薬草の香り。
たまに滴ってくる自分の汗。
音と香りだけを楽しんで、1順目を終える。
一度白湯で流し、座って汗を噴き出していく。
ここでも太極拳の呼吸を使う。
太極拳の呼吸は良い。
横隔膜を最大限に使うから、腹筋も鍛えられる。
気も静められる。
汗が出終えたのと体のほてりが軽く抜けた事を確認し、白湯で流してから2順目の薬草風呂へ。
今度は誰も居ない。
湯船の淵で仁王立ちして、芳醇な漢方の香りを吸う。
「ふぅぅぅぅぅぅ・・・」
「こんばんは~」
背後から突然おばさんの声。
(はい?)
無下に振り向けずそのまま、
「あ、こんばんは~」
「新しい薬草と入れ替えるね」
「ありがとうございます」
後を向いたまま、大した背中ではないけれど、背中で語る。
濁った湯に逃げ込み、おばさんの薬草交換作業を観察。
内心、お湯が濁ってて良かった。
入れ替えた薬草箱からは、強烈な漢方の香り。
(素敵だ。本当に草とかだ)
薬草風呂を3順し温泉を満喫した。
湯上り、卵肌。
そして、漢方臭い。
(親父臭より漢方の匂いの方がまだいいよな)
そう言い聞かせながら、今も手の甲を嗅いでみる。
うん、まだ匂う。
久しぶりの温泉に少しだけテンションが上がる。
向かった先は近所の温泉。
子供の頃から来ているところ。
一昔前まではムスメは男性のお風呂へ入っていたが、今では女性の暖簾をくぐる。
大人になったなぁ。
と思う瞬間でもある。
1人。
メガネを外して湯気で曇ったテルマエを歩く。
全く見えない事が幸いなのか、知り合いに声をかける必要もなく気楽でいられる時間。
シカトではありません。
見えていないだけだから。
上がり湯で体を温める。
はずが、無駄に熱い。
上がり湯が熱い。
外気温はそんなに低くない。
体もそんなに冷たくない。
やけどするかと思うぐらい、無駄に上がり湯が熱い。
上がり湯は諦めて体を洗いに行く。
温めのシャワーで石鹸だけで、頭から泡立てていく。
もう、シャンプーとか面倒なんだよ。
でも、顔だけはしっかり洗顔を使う。
オッサンになりきれない、ジェントルマンを勝手に気取りながら洗い終え、向かうは『ドリーム浴』。
『ドリーム浴』と命名された、寝そべりながらブクブクされる場所。
ここの温泉にきたら、決まってここから入る。
習慣化された行動。
グデグデしたいところから入っていく。
湯船に浸かりながら、くだらない空想の世界に浸りたいだけなのかもしれない。
(あぁ、足の爪に気泡が入って、垢を取ってくれないかなぁ)
(ケツノアナに気泡が当たると変な気分に・・・)
(このナマコが、あぁ・・・そうなるのね)
下らないことを考えて、ひとまず温まる。
後。
大好きな『薬草風呂』へ。
本当に薬草かどうかは不明。
しかし、香りがかなり漢方薬の香り。
そして、温い。
匂いフェチとしては好きなところ。
長時間居たいところ。
1順目。
おじいさん3人とギュウギュウで浸かる。
(無心になれ)
太極拳で覚えた呼吸法で一人の世界に入っていく。
目を閉じて視界には誰も映させない。
流れるお湯の音、おじいさんの呼吸音、薬草の香り。
たまに滴ってくる自分の汗。
音と香りだけを楽しんで、1順目を終える。
一度白湯で流し、座って汗を噴き出していく。
ここでも太極拳の呼吸を使う。
太極拳の呼吸は良い。
横隔膜を最大限に使うから、腹筋も鍛えられる。
気も静められる。
汗が出終えたのと体のほてりが軽く抜けた事を確認し、白湯で流してから2順目の薬草風呂へ。
今度は誰も居ない。
湯船の淵で仁王立ちして、芳醇な漢方の香りを吸う。
「ふぅぅぅぅぅぅ・・・」
「こんばんは~」
背後から突然おばさんの声。
(はい?)
無下に振り向けずそのまま、
「あ、こんばんは~」
「新しい薬草と入れ替えるね」
「ありがとうございます」
後を向いたまま、大した背中ではないけれど、背中で語る。
濁った湯に逃げ込み、おばさんの薬草交換作業を観察。
内心、お湯が濁ってて良かった。
入れ替えた薬草箱からは、強烈な漢方の香り。
(素敵だ。本当に草とかだ)
薬草風呂を3順し温泉を満喫した。
湯上り、卵肌。
そして、漢方臭い。
(親父臭より漢方の匂いの方がまだいいよな)
そう言い聞かせながら、今も手の甲を嗅いでみる。
うん、まだ匂う。
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