息を殺し、鼻を覆い、扉を開ける。
「ぐはぁぁぁぁ!」
目から侵入してくる刺激臭。
発声と共に嗅いでしまった。
「ぬぁぁぁぁぁ!」
「目が~。目が~!」
「くっさ!」
朝からうるさい我が家。
向かうはゴミの墓場。
ゴミステーション。
この日がやっと訪れた。
燃えるゴミの日!!
3日前。
「鳥の胸肉、キッチンで解凍しておくから、仕事に行く前に冷蔵庫にいれてね~」
「了解」
当日の夕方。
「鶏肉が・・・」
妻からのLINEだった。
冷蔵庫に入れ忘れた私。
帰宅してみれば、食卓に鶏肉は並んでいなかった。
「鶏、どうした?」
「ご臨終だった」
「あけてみた?」
「開ける気もしなかった」
2日前。
キッチンから漂う、異臭。
始めは原因に気付かなかった。
間違いなくキッチンからの異臭。
突き止めるまでにそう時間はかからなかった。
燃えるゴミ。
臭う。
近づけば近づくほど。
臭い!!!!
突き止めるまでにそう時間はかからなかった。
燃えるゴミ。
臭う。
近づけば近づくほど。
臭い!!!!
あの「鶏肉」の発酵が進みに進んで、くさや以上の香りを放出していた。
『臭い物には蓋をしろ』
ゴミ袋、3重封印の儀式。
それでも、匂いの粒子はゴミ袋を通過してキッチンからリビングを汚染していった。
1日前。
最初に帰宅したのは妻。
リビングは・・・
くさやだったらしい。
いくら換気扇を回しても腐乱臭は外へ出て行ってくれない。
外に放出したところで、公害だっただろう。
そして、我が家も我慢の臨界域。
そして、我が家も我慢の臨界域。
風呂上り。
3重封印したゴミ袋ごと、バスルームで換気扇の元、厳重封印。
無事にキッチンとリビングから異臭を除去した。
そして、燃えるゴミの日の本日。
バスルームはやはり汚染されていた。
『換気扇無効耐性』を持った爆弾はバスルームを支配していた。
バスルームはやはり汚染されていた。
『換気扇無効耐性』を持った爆弾はバスルームを支配していた。
バスルームからくさやを、いや、爆発間近の爆弾を墓場へと運ぶ。
慎重に慎重を重ねて、袋が破れないように墓場へと積み上げた。
「そうっと」グリーンのネットをかけ、鳥獣の脅威から爆弾を守る。
帰宅。
墓場に爆弾の姿は無かった。
多分火葬されただろう。
袋中は満ち満ちたガスのリソース。
ごみ収集車の荒っぽい動作で爆発していなければいいのだけど。
あ。
残り香・・・
目に来る~~~~~!!!!
慎重に慎重を重ねて、袋が破れないように墓場へと積み上げた。
「そうっと」グリーンのネットをかけ、鳥獣の脅威から爆弾を守る。
帰宅。
墓場に爆弾の姿は無かった。
多分火葬されただろう。
袋中は満ち満ちたガスのリソース。
ごみ収集車の荒っぽい動作で爆発していなければいいのだけど。
あ。
残り香・・・
目に来る~~~~~!!!!
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