29日目：第3章～クリスタルの間 後編～

先に第6章までいきましたが・・・
第3章後半、結果の時間。


先月5月22日。
ボス名：FP3級。
ボスの具体的形態は、学科及び保険顧客実技を受験。

互いに6割取れば合格ライン。

試験自体は・・・

地雷原。
ミミックなのか、宝箱なのか・・・
スライムなのか、ニフレルなのか・・・
どれが正解でどれがブラフか・・・

正解は代襲相続ではなかった。みたい。
回答からして普通法廷相続だった。みたい。
代襲相続に引っ掛けられた。みたい。
問題を深読みしすぎて、得意な相続で関連問題を全ミス。

そんな感じで、バッカン、バッカン地雷を踏んでった。
爆発が爆発を呼んで大爆発。
そして周囲を囲まれて相続は爆死。


悪まで、5月22日の受験後に誤爆覚悟で自己採点してみた。

学科：44/60→クリア。
実技：30/50→クリア。
悪まで自己採点。

学科は問題ないだろう。
でも、実技が超ギリ。ってかビタで6割。
あぁ、得意と鷹を括っていた相続を取っていれば完璧だった。のに・・・

だから、「悪まで」自己採点の結果が怖い。
結果が出るまでが怖い。
けれど、待ち遠しかった1ヵ月。
さっぱりしたかった1ヶ月。


結果の時。

落ちるか。
落ちないか。

怖いもの見たさ。
発表の時間ビタ10時で結果発表サイトを見る。

学科：合格。
実技：合格。

点数が出ないのは知っていた。
「合格」の二文字しか出ない。
受験番号を何度入れても、「合格」の文字しか出ない。

うん。納得できない。
納得していいのか分からない。
結果が安易に「合格」だけってのに不安だけが残る。

4回ぐらい操作を繰り返して、サイトに入りなおして・・・
調べる事を諦めた。

そして、小さくガッツポーズ。

悪までここは会社の中。

（やった～～～～～～～～～）

FP3級取ったり！

あまりの嬉しさに即行社長に報告。
隣で忙しくしている社長に満面の笑顔で報告。
あぁ、社長は3つ年上だから話し易い。
話しやすくて良いのかは分からないけど、何故か俺の立場は社長の相談役。
社長の頭はキレッキレ。
頼もしい限りのキレッキレ。
そして引き出しが多い。

「社長！3級合格しました！」
「おめ」

（うわっ。短かっ）

うん分かってる。
当然って分かってる。
忙しいのは分かってる。
ってか、社長は資格に興味ないの知ってる。
実力勝負って分かってる。

でも、俺は・・・
かなり嬉しかったんだから！

転職先、「ライフコンサルタント」のレールに今のところ「ノーコンクリア」でどっぷり乗っかってる。


そして見えてきた俺のユニークスキル。

「ワンチャンキラー」

チャンスは一度しかない。
訳じゃないけど、全てワンチャンだと今年から思い始めた。
まぁ、無理だったらコンテニューする訳だし。
心構えとして、ワンチャン一発クリアをモットーとし始めた。


もう一つ思えたこと。
ゲームって意外とPDCAが出来ないと上位に立てない。
それと同じ事が社会で通用する事に気付いた。

リアルも仕事も勉強も。
全てはゲームと同じ。
なるべく、ノーコン。
無理ならコンテニュー。
粘り強く分析して、ちまちま勝ちを取る。
それでいいじゃないか。

って。

多分、これが俺のクリスタル。
心の中の大事な。
小さな輝きを秘めた素敵なクリスタル。


次は、来月7月末。
ボス名：損保大学課程専門コース。

バカでしょ。
今更大学だよ。
でも、今のうちにできる限り詰め込む。
取れる資格は全て掻っ攫う。

また、地道なレレ（レベル）上げが始まる。