2016年6月10日金曜日

10日目:弟よ

はい、今日のお客様。
弟。

先週からの依頼があって、学資保険の申し込み試算とがん保険の見直しを受け賜る。


うん~。
弟。
なかなかがめつい性格。事、お金には小さい頃からずば抜けてがめつい。
だから下手な試算はできない。
まぁ、普通に下手な試算はしないけど。
自分の事の様に考えるから、試算するのは楽しいし面白い。
が、たまに頭が痛い。
悩ましい時もある。


「年収の2割を保険に。」
を念頭に職業から大体の収入を予測。

全保険の内容を教えてもらえば大体、試算・見直しは出来る。
弟は、全保険がうちの会社だから、余裕。


さてと。
学資はこれでっと。
大学まで卒業予定なら約300万円が必要となる。らしい。
しかし、2人の子供を300万円づつ積み立てることは、普通の一般社員に対しては酷。
そして学資で2人分の保険料を払うことは、かなり家計を圧迫する。
学資の保険料は払込をしなくなれば、満期から貰える保険金から支払うべく保険料を差し引かれてしまう。なので、完済しなければ大損してしまう。
まぁ、今のマイナス金利下で貯金しても0.002%の利息しか付かないから、学資はそれなりに得。
何より、もし保険契約者が死んだときの保険料払込免除特則は、本当に万が一の場合の重要な資産だ。万が一なんて起こらない事が一番嬉しいんだけどね。

2人分なら安牌の所、120~240万円がラインだろう。
年収からして、180万円コースが妥当だろうなぁ。

次はがん保険っと。
10数年前にかけているが、今のがん保険と内容が全く違う。
特約からなにから。
10年前に「先進医療」特約に入っていても、今の「先進医療」特約とは保障される内容が全く違う。

ふーむ。
保険は1度解約してしまうと保険料が高くなる。
理由は、年齢が上がるからだ。
そしたら、前の分を残しつつ、先進医療特約の変更と、がんと診断診断された時の「診断給付金」を1年に1回、何度でも受け取れるタイプを追加。っと。

およ?
合計金額が現在かけているやつより安くなった。
そして、内容が厚くなった。
こいつは使える。
これは決まりだな。


後は、医療もついでに見てみるか。

は?
これは酷い。
さすが10数年前の保険。
10数年前の医療は88種類の病気、手術しか保障されていない。
現在約1,000種まで保障されている。何がどうやって1,000種とかになったかは知らないけど。多分、適当に病名、手術名が増えているだけなんだろうけど。

あー。
これは損してる。

どれどれ。
今の保険に特約をプラスしてみる。
先進医療と通院保障をっと。
あぁ、イマイチ、中途半端だなぁ。

だったら。
かけ直し。
今の保険をやめて、新しい保険に加入しなおす方向で見直しにかかる。
前述した通り、年齢が上がると保険料も高くなる。
けれど、加入している物自体が微妙なら、新しく新規で試算してみる。

補償はかなり厚く、通院も入院1日するだけで10日分の入院給付金が出る方へシフト。
でも、月600円上昇かぁ。年間8,000円が家計を奪うのか・・・
ってことは、終身でかけ続ければで約30万ほど。
差が出るなぁ。

それを、良しと思うか悪しと思うかは本人次第。
病気、怪我全くしないよ。って言うなら、そのままでもいいと思うけど。
でも、終身で30万円、言えば葬式代ぐらいしか変わらないんなら、かけなおして損は無い。
かなぁ。

俺なら、かけなおすのは間違いないライン。
だって、年間で飲みに行く回数を2回減らせば元は取れるんだから。
それに、飲みに行かなくなる=健康推進にも繋がる。


さて、弟よ。
今日ぐらいに試算表が届くだろう。

兄貴の会心の一撃を確認してごらん。

強制はしないさ。
だって、俺、数字はとらなくて社員だから。

万が一に備えて。
って所が、俺の役目。
お守りなんだから。

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