2016年11月21日月曜日

174日目:感覚を失うとき

昨日の幼児ガーデンサッカーにて、叫びすぎた。

「声、良く響いてたよ~」
妻談。

あぁ。
やってしまった。
つい力が入りすぎて、センターラインで観戦していた妻の処まで響いていたらしい。

今気付くと恥ずかしい話。


先ほど、ムスメを園に迎えに行った。

担任の先生から昨日の観戦の礼を言われる。
更に。

「子供達に昨日の感想を聞いてみたら、楽しかった、悔しかった、次の試合は頑張る。という意見が多く、中でも『悔しかった』が一番多かった意見でした。手紙を書く子供達の中には字が書けない子供達もいるけれど、頑張って字を書いて、『れんしゅう、よろしくおねがいします』と書いた子供もいました。まだ傷が癒えていない子供も1人居て・・・」

キーパーだ。
本当に悔しかったんだ。

悔しさを引きずる程、やりがい、今までの練習を頑張っていた事を伺える。

私、幼稚園時代にこんな体験をしたかな・・・
してないよな・・・

こいつら良い体験してるよ。


全然話は変わるけど、3週間ほど前から鼻が詰まっていない。
鼻血が出てから、詰まっていない。
点鼻薬が終わっても、詰まっていない。


けれど、左の鼻の嗅覚が全くない。
匂いがしない。
匂いをかげない。
かいでも匂いがしない。
だからかげない。

右の鼻は利いている。

今、片方しか『匂い』という感覚が働いてない。

それってどんな感じなの?

匂いフェチな私からすれば、『匂い』の無い世界はつまらない。

片方の鼻の嗅覚はあっても、薄くでしか感じられない。
ご飯を食べても、一番風呂に入っても、パセリやパクチーの香りが強烈だと周囲の人が言っても、全く分からない。

(石鹸の香りかな・・・?)
(パクチーかな・・・?)

ぐらいしか感じられない。


耳、鼻、第6感。
これだけは良かった。

目が悪いから、耳と鼻と第6感である直感が育ったんだと思う。

ここから、鼻の機能が無くなった。
治るのかな・・・

残るは耳と第6感だけ。

最近、耳鳴りの激しい波に襲われるから、耳もやられるんだろうか・・・


怖い。
何も感じられない世界に堕ちていくのが怖い。

昨日の子供たちみたいに感情を顕にできなくなることが怖い。

『嗅覚』と『聴覚』は記憶で再生される。
と思う。

今、この瞬間、時間の匂いと音。
私は、しっかり感じられていない。
多分、『再生』、つまり『思い出』としても残らないんだと思う。

現存しているのに残虐な世界が来るのか・・・

怖い・・・

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