2016年11月3日木曜日

156日目:見る側よりも見せる側だったりする?

おはら祭りのステージって初めて見た。
もっと詳しく言えば、初めて5レンジャーって言うの、今はヒーロー戦隊って言うの、なんとか『ジャー』シリーズのステージショーを観に行った。

ムスメも観たい訳じゃなくて、なんとか「ジャー」の次のバルーンショーが見たかったから。
私は、バルーンショーの次の「薩摩剣士隼人」を見たかったから。

その継いでって感じで獣王ジャーショーを「私」以外で見に行った。


席がね、開いてなかったんだよ。
獣王ジャーが始まる前から人が多くてブルーシートの座席が開いてなくて立ち見してた。
そしたらたまたま知り合いが居て、偶然近くが開いたから、妻とムスメだけをそこに座らせて、私だけ立ち見してた。

よく分からないんだけど、なんとか「ジャー」って人気あるんだね。
けっこう大きいお子様を肩車するお父さんも居たし。
親も大変だね。

声だけは聞こえてたけど、いい声ではないし、発声も上手くないし、あまり興味も無かったから出店に歩きしてみる。

ねぎ焼きを3人前と焼きそば2人前を買って、人盛りの中、適当な所に座って、ボーっとしながら食べる。

人ごみは嫌いだけど、
(妙に盛り上がってるね~。『子供達の声援で僕達は頑張れる』って言われても、下手だなぁ。俺なら九頭龍閃叩き込むのに)
って思いながら、ねぎ焼き1人前を食べ終えた。

足りないなぁ。
ねぎ焼き1人前、500円で空腹は満たされない。

ちなみに、残りのねぎ焼き2人前と焼きそば2人前は妻子と知り合いの分。

渡したいんだけど、ジャーショー開催中は、込みすぎて割って行く気にもなれない。
そのぐらい人が押し寄せてる。

どこがいいのか・・・
どこに興奮するのか・・・

青芝の上でボーっとしてたらジャーショーがようやく終わった。


次のバルーンショーまで5分。
人があまりばらけない。

(あぁ、もう・・・)

縫って行った。

「ちょっとすみません」

縫って縫って縫った。
辿り着いて、渡すだけ渡して退散。

座れそうもないし、腹も減ったし。

(そうだ、蕎麦食おう!)

蕎麦屋に並んで待つ。
携帯が鳴る。

「今どこ?ムスメがさ、獣王ジャーの黄色いのと握手がしたいって」
「知らんがな~。そこ行くまでに大変なのに。今、蕎麦に並んでるから無理~」

黄色いのと握手ってマジで。
どこが良かったんだろう。
分からん。

数分後また妻から電話。
「場所が開いたよ」
「まだ蕎麦待ちしてるから出来たらいく」


蕎麦を持って着席。
結局、黄色いのと握手は出来なかったらしい。

そして始まった、ムスメ待望のバルーンショー。
のはずが、バルーンショーよりも蕎麦に目が行くムスメ。
そして、奪取された。

「この風船欲しい人~」

蕎麦をつついてるムスメが欲しそうな顔しても貰える訳が無い。

「食うか、手を上げるか、どちらかにして」
そうして、蕎麦を奪還した。

伸びた蕎麦はまずかった。

「今回の目玉品、ドラえもん!約束してね。貰えなくても泣かないでね」
煽るお姉さん(?)。

「だってよ。気合いれてアピールだ」


威勢は良かった。
でも、貰えなかった。
そして、泣いたよ。
帰りたい・・・寸前までいった。
「泣くな」って言われてもこいつは負けず嫌いだから泣くんだよねぇ。

次の薩摩剣士隼人の的当てゲームでお菓子を3つ貰ってご機嫌だった。

隼人とは数年前、撮影だったらしくばったり神社で会ってツーショットを頂いた。
今回の目的はやっせんぼーだったりする。
ツンツンにも触ったし、プリモゼには触れなかったけれどポーズを取ってもらったから良し。
私も写真を撮れて機嫌が良い。

「パパ、おうちに帰ったらさ、エアガンする~♪」

「おぅ」


夕方、コルトガバメントが的の空き缶を鳴らす。

距離7m。
大人で構えられる人は大体8割は当たる。
それがコルトガバメントの最大の特徴。
これを子供に扱わせるときは要注意。
空き缶に穴が開く威力だから。
メガネはしっかり装備してね。

「けっこう当たってるね~」
「でしょ」

コーチとしての感想は・・・
コイツ、スナイパーになれる・・・

照準の合わせ方がイマイチ分かりにくいし、教え辛い。
何よりも集中力が必要。
それを難なくこなした。

ショーを見るより、実践タイプ・見せる側なんだろう。
ニュータイプなアムロ・レイ的な。

普通の子供は、
「こいつ動かない」
でも、ムスメは、
「こいつ、動くぞ」
で、勝利から始まるパターン。

そこから調子に乗って連敗して、
「二度もぶった。親父にもぶたれたことないのに!」
とは言わないだろうけど。
「僕はあの人に勝ちたい・・・」
とは言うだろうなぁ。

その時は、
「しっかりしろ!君は強い女の子じゃないか!」
とアムロ・レイの名言から全て打ち込んでみよう。

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