更に深く踏み込む。
冷静と情熱の間。
保て。
私。
仕事だ。
私が、行った事のない世界へ。
神の聖地。
女子高。
禁断の地。
女子高。
秘密の花園。
女子高。
なんたる素晴らしき御仕事を、神はお授けになったのでしょう。
女子高の深淵を、未知なる原石とのご対面を楽しみにして。
初陣。
対面場所は体育館。
あぁ・・・
胸が高鳴る。
ブラ・・・の色を・・・
落ち着け、自分。
ここは眼鏡クールを演じなければ。
ん?
やけに体操服姿のJKが多い。
これは・・・
まさか・・・
パラダイス接待が・・・!
待ち受けていなかった。
単なるクラスマッチだった。
しかも、バレー大会。
しかも、超汗臭いの。
点数入るたんびにジャンプして喜んでるの。
(いやいや、まだマッチポイントじゃないし・・・)
秘かにツッコム。
これが、女子高か・・・
油断しすぎた。
シックスチェックを怠ってしまった。
いや、12時、正面から完全に標的化されていた。
「こんにちは。」
すれ違うたびに挨拶をされる。
礼儀正しさ良し。
だから返す。
「こんにちは!」
「こんにちは。」
「こんにちは!」
「こんにちはー。」
「こんにちは!」
「こんにちは。」
「こんちは!」
・・・
茂三さん出演の「よしもと新嬉劇」状態。
未知との遭遇どころではない。
女子高は、やっぱり男子禁制だ。
秘密は秘密のままが神秘的。
つづく。
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